ゴシップガール Gossip Girl シーズン3 http://www.gossipgirl-tv.jp/

第12話 バート再び The Debarted

脚本／Stephanie Savage
監督／Jason Ensler
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チャックの父親バートの命日。
22歳までに父親は利益を出していたという事で、チャックは父
を超えるためにも21歳までに利益を出したいと考える。
セリーナはネイトの制止を振り切り、議員のトリップと車で
出て行ってしまう。トリップはモーリーンと離婚する事を告げ、
セリーナの為ならば今の生活を破壊しても良いと語る。
しかし実際車で出ていったセリーナとトリップはラジオの音量
一つを巡って険悪なムードが流れていた。愛しているという
トリップに対して、もう全部壊れたのだとして、おしまいだと
語る。そんな二人が乗っている車の前に野生動物が飛び出して
来ると車はそれを避け損ねて自損事故を起こす。

12時間前。
チャックの前にブレアが朝食をもって現れる。
ブレアはチャックがこの日ナーバスになっている事を察して
いた。バートの一周忌だったのである。チャックは気にした様子
も見せず、これからユダヤ系移民の多い、ローワーイーストサ
イドの物件を見に行くという。ホテル経営も利益が出て来たので
次に進む時だという。ブレアは心配になり自分も一緒について
いくと語る。

リリーはセリーナが出て行って以降、ずっとクローゼットの服
を捜していた。ルーファスは何をしているのか?と問い、今日は
居住者たちのミーティングがあるだろうと告げる。リリーは
バーニャが洋服の寄付をしようと言っていたとし、キエフに
コートを寄付するのだという。ルーファスは君の出身地は
ミンスク出身なのにどうしたのか?と問い、セリーナが出て行って
以降態度がおかしいと指摘する。リリーは私がおかしいのではな
く、セリーナがティーンエイジャー版"リエルハンター"の
様に選挙活動を手伝ったジョン・エドワーズとの関係のように
セリーナは既婚の政治家と関係をしているのだという。ルーフ
ァスはセリーナを連れ戻そうと告げるが、リリーは、ルーファス
に対して変わりにミーティングに出て欲しいと頼む。私たち
には問題が多い家族だが、ルーファスの思いやりには感謝してい
るという。ミーティングはパークアベニューのオータムで行わ
れるとの事。

セリーナとトリップは逃避行の末、ナッソー郡にあるウィリア
ムの別荘に来ていた。トリップの元にバーニー・フラッグから
電話が鳴り、私を金融省委員会に加わらないかと打診してきた
のだという。モーリーンが動くのも時間の問題だとすると、
セリーナはトリップと一緒であれば破滅も構わず、二人一緒に
再出発すれば良いと語る。トリップは町で必需品を買ってくる
として家を出て行く。

ブレアとチャックがやってきた場所はニューヨークの中でも
貧民街だった。ホームレスが多く居住している場所で、チャック
は父親がしてきたようにナサケ容赦なくその土地を購入して、
再開発に使おうとしていたのである。ブレアは開発したら
ここの住民はどうなるのか?と問うと、今日はそんな事をする
よりも、帰って休むか、バートの墓参りに行こうと告げる。
今日はバートの命日でしょと。ブレアはチャックが金儲けに
しか関心がないという素振りをしているが、実際にはバートと
は違う事を告げる。

トリップの元には妻・モーリーンが電話してきて逢おうと
告げる。

ジェニーは未発売の新作バッグを手にして、カルメンやジェーン
の前に現れる。二人はそんなものが手に入れられるなんて流石
はジェニーだと尊敬の眼差しで彼女を見ていた。リリーのツテ
ではなく自分のツテで手に入れたというジェニー。そこに全く
同様の新作バッグを持ったかつてのジェニーの友人でクイーン
候補のソーヤーが現れる。ママがパリから買ってきてくれたも
のだという。ジェニーはそれを持って歩きたいのであれば通り
の向こうを歩きなさいとして圧力を掛ける。
ソーヤーはジェニーの前では必死に力を誇示しようとするが、
実際にはエリックとキラに頼まれて行動を起こしていた物だっ
た。ジェニーは意地悪クイーンを見せつけない限り、仲間を
引き連れないと知っているからだった。エリックたちは次なる
作戦の決行を行おうと考える。

ダンはネイトにオリビアから指摘されたバネッサの件で、自分が
バネッサの事を好きだというのを今更気がついたが、彼女は
2年生ポール・ホフマンにご執心だとし、今更遅いと嘆く。
ネイトは惚れた女のために戦うか忘れて次の恋に進むかだとして
告げる。そんなダンの元にバネッサと演劇部のウィラがやって
くると、ダンの事を週末の別荘に行くことに対して同行しないか?
と誘う。タセンは行けそうに無いとするが、ネイトはダンに
ウィラと近づくチャンスだとして、ダンの肩を後押しして参加
するよう言わせるのだった。
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■バートの一周忌

早くもそんな時期なんだね。
シーズン2の12話「素晴らしき嘘」のラストで、車の進路を
変えてたバートが事故で亡くなってしまったこと。
イチシーズンが一年が経過するアメリカならではのドラマの
中での時間感覚だけど、ちょうどシーズン3の12話の中で
バートの一周忌を演出していく。

バートの影に悩まされるチャック。
チャックは、バートならはこうしたのではないか?と考える機会
も多数で、それだけバートが金儲けに関しては偉大だった事が
伺える。

そんなチャックを見守るブレアも複雑なものが有るね。

■ジェニーとエリック

このエピソードは有る意味では今回のドラマの中ではカワイイ
ものだけど、ジェニーの場合、大使の息子のダミアンとクスリ
で金儲けしている現実が有り、それが発覚したときには、大変な
事態に陥りそう。
新作バッグを手に入れた金を何処から手に入れたのか?とエリック
は突っ込んでいたけど、こんな汚い金から出ているところが
何とも言えない。
休戦協定を結ぶもまだまだ懲りていないジェニー・
クイーンになって何が楽しいんだろうね。

■セリーナとトリップ

ネイトの制止を振り切りトリップとの道を選ぶも、トリップ
よりも妻・モーリーンの方に現在は風が吹いている。
何と言ってもセリーナの母・リリーとセリーナの父の不倫の
証拠の手紙を偶然ながら、スノーフレイク・パーティーの場で
手に入れてしまった為の物。

トリップの最低っぷりが伺えたけど、出て来た当初からトリップ
はあんまり好きじゃなかったので、別に驚きもしない。
ネイトが完全に良い人に見えて来る感じで、まさにセリーナは
ネイトと結ばれていくのが自然なのか。

トリップも事故で危ない状況のセリーナを置いて逃げてしまう
所などあまりに凄すぎるヤツだったな。

■無職ルーファス

自分を犠牲にして家族の為に活動しているルーファス。
同じ住民組合の女性・ホランドから、愛のために自己犠牲に
するのも最初のウチは大丈夫だけど、その内愛が冷めたときには
何が残るのか?と問われ、まさにそんな展開を踏襲している。
ただ正直ホランドと関係を持つほどの女性って感じにも見えない
し、リリーを超えるほどの人物ではないような感じだね。

■ダンとウェラとバネッサ

ウェラがまた美人さん。
ダンの目も贅沢になった感じで、Hの途中に辞めるというもの
凄い自制心の持ち主のダン。
バネッサに告白するも、過度のストレスを感じていると思って
も見ないことを話してしまうものなのだという。
映画「スピード」でサンドラブロックが、特異な状況で生まれた
恋心は長続きしないみたいなセリフを話していたけど、まさに
そんな状況になってしまうのか。

■バートの墓に居た女性は誰さ?

母が好きだったという黄色いバラを祀っていた女性。
ロケットの中にはバートの写真が入っていたし、一体誰なんだ
ろうか。

■リリーとセリーナの父

結局セリーナの父って誰なんだろうか。
未だにその姿を現さない彼。
リリーも金が有るからなのか、ホント色んな人と体の関係を
持ちまくっているね。男性も女性も同じ生き物だとしても、
ルーファスに対するリリーの態度はあまりに酷い物が有る。