ゴシップガール
Gossip Girl シーズン3

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第13話 ハート・ロケット Jenny, Full of Grace

脚本/Sara Goodman
監督/Tony Wharmby
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新しい挑戦をする事を決意したブレアとセリーナ。
少々の危険は人生に価値を与えると教わったジェニー。
二年前の仮面舞踏会の際にセリーナに気持ちを伝え損なったネ
イト。事故車にセリーナを置き去りにしたトリップを殴り飛ば
したネイト。

イギリスの小説家・チャールズ・ディケンズは、「最良の時代
であり最悪の時代でも有った」と語っていたが、今のこの暮ら
しにも当てはまるのか。
当てになる唯一のモノは、時が全てを変えるという事実だけで
有る。


セリーナはトリップと別れて、再びネイトとつきあう事にする。
入院していたセリーナを献身的にネイトが支えた格好だった。
セリーナはブレアに電話し、ネイトとの関係を相談する。
ブレアも現在ドロータ
バーニャと共に休暇していてもうすぐ
戻ってくると語る。セリーナは、祖父の元に居るネイトからは
毎晩のようにメールが来るとし、明日の
フランス大使の晩餐会
に一緒に行く事になっているという。ブレアは本物の恋をしたい
のであれば、ネイトとの関係を焦るべきではないとアドバイス
する。

一方ブレアは、チャックの荷物の中に見慣れない父親の写真入り
のロケットを見つける。

セリーナは町中で、
寄宿学校時代に知り有ったダミアンと偶然
再会する。学校を卒業したらベルギーの王子になると思っていた
とセリーナは彼の事を告げる。彼は寄宿学校時代ミスター
パーフェクトと呼ばれる程、学業でもスポーツでも優秀だったと
語る。彼も明日のフランス大使主催の晩餐会に行く事を知り
また逢おうと告げる。

ブレアはチャックが持って居るロケットについて尋ねるが、
チャックはその話題を避け、今日は
パリシャンホテルの件で
アンリ・ドゥリスとビジネスランチを取る事を告げる。
ドゥリスは上流社会たちの
秘密結社・ターブルエリテール
リーダーであり、ブレアはNYU支部を設立する為に彼に逢って
自分をアピールしたいと考えていた。チャックから紹介して
もらえると聞いて期待していた。しかしチャックは、ロケット
の件で、先日父・
バートの命日に墓参りしていた女性の事を
探偵のアンドリュー・タイラーに調べさせていた。ロケットを
作ったとする宝石店が判明したとメールが届く。

ルーファスは
リリーの浮気を知った為に家を離れるが、家族に
コロラドの両親の元に逢いに行くと話して出て行っていた。
リリーはルーファスの件をジェニーに尋ねる中、ダミアンが
ジェニーの元にやってくる。リリーは男の子と部屋で二人きり
になるのであれば、部屋のドアを開けて置いてと忠告するが、
ジェニーはHするならばホテルでするとし、自分たちはそういう
関係ではないと語る。ダミアンはジェニーの元にプレゼントと
称してドラッグを持ってくると、このドラッグをどうやって
フランス大使の晩餐会に持ち込むか相談に来る。

ルーファスはブルックリンの自宅に戻ってきていたが、リリー
からの電話は一切無視していた。

チャックは宝石店に行くと、ロケットを注文した人物について
店主に尋ねる。最初は顧客の情報は教えられないとするが、
なんとか説き伏せて話を聞く。するとエリザベス・フィッシャー
という人物から、蝶番の修理を依頼され、
イロコイホテル
配達するよう言われたという。

セリーナが帰宅すると家にネイトが居た。
明日帰宅すると思っていたセリーナはネイトが帰宅している
事に驚くと共に、大喜びする。ネイトはサプライズで顔見せ
したかっただけだとし、明日正式な初デートなので関係をゆっ
くり進めようと告げるが、二人は濃厚なキスをした後、男女の
関係に至る。

ネイトはダンと待ち合わせしていた喫茶店へ遅れてやって
くる。ダンはバネッサがこの喫茶店をよく利用している事を
知り、なんとか会えないかと考えていたが、彼女はダンが気持ち
を告白して以降、メールや電話にも一切出ない状態だった。
ダンはネイトにオレが関係を急ぎすぎたのだと告げ、
友達を恋人にする方法というサイトを色々と調べた結果、
友達の場合は会ったばかりの女性よりもゆっくりと関係を
進めるのが良い
ようだと告げる。そしてそれはネイトとセリーナ
の関係にも当てはまる事を告げる。

セリーナはブレアに逢う。
セリーナがネイトと関係を持った事を知って、クロックになった
わねと呟く。注目を浴びようとして消えていった木の靴の事だ
と告げ、もう少し気持ちを確かめる為にも、ネイトをジラして
確かめた方が良いと語る。しかしセリーナは私たちの間に駆け
引きなど必要はないと語るが・・・

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■チャックは母親の姿を追う

これまでの人生、チャックは自分が生まれたのと引き替えに
母親が亡くなったと聞かされて過ごしてきたために、バート
との関係も上手く行かず、最悪の人生を過ごしてきた。
しかしバートの命日に現れた女性がその件で何か知っている
のではないかと考え、あわよくば彼女こそ母親なのではないか
とほのかな期待を向ける。

残念ながら否定されてしまうが、まだまだこの流れは続きが
有りそうだ。エリザベスの再登場は20話と21話まで無いので
この件はしばし待て!ってところでしょうか。

■ブレアは仲裁役に徹する

今回のブレアはセリーナの恋愛相談に乗ったり、チャックの
サポートに回ったりする。自分の人生を左右するかも知れない
自体が目の前に有ったにも関わらず、それを捨ててチャックの
為に動くのだから彼女も大人になったようだ。
母親が居なくとも私が居るとして、家族は一人ではないと語る
ブレア。今までのダークサイドな人たちが、妙に良い人に
まとまってしまっているな。

エリザベスに対して、最後にチャックはこれまでの人生の中で
自分が母親を殺したのではないかとする苦しみを抱えてきた
事を告げ、一瞬でもその苦しみから解放させる方法を知っている
のであれば話して欲しいと語る。

■ルーファスとリリー

リリーがシシーが病気の件で実家に戻っていた際に、元彼で
セリーナの父で医師の男と一晩を過ごしていたことを手紙を
見てしまってしまう。子供達も少しずつ二人の様子がおかしい
事に気がついていくが、夫婦の問題だとして、この問題には
ダンにもあんまり踏み込めさせない姿が有った。

話を聞くとリリーはキスしただけだとするが、必死に嘘をついて
まで隠してきたことを考えると、関係を持っていると考える
のが妥当なのか。

セレブのは挨拶代わりって感じだね。

■ジェニーとダミアン、ネイトとセリーナ

この辺のクロストークならぬねじ曲がった関係のままフランス
大使館に行く辺りの展開が面白く利用された。ただ正直、
面倒くさい遠回りの感じになってしまった感じもする。

ダミアンはフランス大使の娘にドラッグを手渡そうとして
ジェニーが制作したジャケットにクスリを隠すも、ダミアンが
セリーナと大使館の晩餐会に行くことになり、面倒くさい展開
になった。何かクスリの件でセリーナが大使館に持ち込んで
しまったとする事実が判明してしまうのかと思ったけど、
その辺の心配はなかったみたい。

■ルーファスはホランドと急接近

犬を連れて歩いているホランドに遭遇。
リリーが浮気したからと行って、ルーファスがホランドと関係
を持ってしまったとしたらこれまたややこしくなるけど、
流石に単なる相談役になるくらいなのかな。

■バネッサ現れず。

ダンは両親が危機的状況の中で、バネッサに助けを求めるが、
最後まで結局一度も現れることはなかった。

■セクシーショットのブレア

自らアンナ・カレーニナと名乗り、相当セクシーな服を着ている
姿をネイトが目撃。ブロンスキーは何処なの?とチャックを
捜すブレアの姿。結局ブレアはチャックに裏切られまくりの展開
だけど、ブレアも怒ることなく、対処していたね。
セリーナもクロークから出る際に、自分のジャケットが盗まれた
事を知って別人のジャケットを着て行ってしまった。あの人私の
ジャケットを着ていったぁぁと女性が言う姿が可愛いものがあった。

セリーナ・ヴァンダーウッドセン - ブレイク・ライブリー (S)
ブレア・ウォルドーフ - レイトン・ミースター (B)
ダン・ハンフリー - ペン・バッジリー (セリーナの彼)
ネイト・アーチボルド - チェイス・クロフォード (ブレアの彼)
ジェニー・ハンフリー - テイラー・モムセン (ダンの妹)
チャック・バス - エド・ウェストウィック (生意気)
ヴァネッサ・エイブラムズ - ジェシカ・ゾア (ダンの元彼女)
ゴシップガール - クリスティン・ベル

リリー (Kelly Rutherford) セリーナの母
ルーファス (Matthew Settle) ダンの父
ハウィ (Sam Robards) ネイトの父。ハワード
エレノア (Florencia Lozano) ブレアの母
エリック (Connor Paolo) セリーナの弟・病気

ウィリアム (James Naughton) ネイトの祖父
スコット・ロッソン (Chris Riggi) リリーとルーファスの子
サイラス・ローズ (Wallace Shawn) 弁護士、エレノアの妻
カーター・ベイゼン (Sebastian Stan) セリーナの父を見つける?
ジョージーナ・スパークス (Michelle Trachtenberg) ブレアライバル
ドロータ (Zuzanna Szadkowski) ブレアの家政婦

オリビア・バーク (Hilary Duff) 女優、NYU
カルメン・フォーティア (Valentina de Angelis) コンスタンス
キム・ゴードン (Kim Gordon)
セレステ (Sarah Marable) コンスタンス・黒人
ジェーン (Meg McCrossen) コンスタンス

アマリア (Benita Robledo) ブレアの元右腕
ソフィー (Sonya Harum) ブレアの新しい右腕

ジョナサン・ホイットニー (Matt Doyle) ゲイ、エリックの友人
モーリーン・ヴァンダーベルト (Holley Fain) トリップの妻
トリップ・ヴァンダーベルト (Aaron Tveit) 政治家へ

ポール・ホフマン (Erich Bergen) 演劇部
セリア・ローデス (Caroline Lagerfelt) "シシー"、リリー祖母
ガブリエラ・エイブラムズ (Gina Torres) バネッサの母
バーニャ (Aaron Schwartz) ドアマン

エリザベス・フィッシャー (Laura Harring) バートの墓に居た?
キラ・アバーナシー (Sarah Steele) エリックの友達
ダミアン・ダールガード (Kevin Zegers) 麻薬販売、ジェニーと。
カルメン・フォルティエ (Valentina de Angelis) ジェニー取巻き
ジェーン・トラップ (Meg McCrossen) ジェニーの取巻き
ホランド・キンブル (Sherri Saum) アパート住民、24階に住む
アンリ・ドゥリス (Mario Brassard) 秘密結社・ターブルエリテール
本人役 (Alexandra Carl)
ヴイオレット (Natalia Klimas) フランス大使の娘
--- (Francis Dumaurier) French Consul General
--- (Kahari Mays) Iroquois Hotel Doorman
--- (Roger Rathburn) Jeweler、ロケットの事を聞く
--- (Liam Ferguson) Powerful Attorney
--- (James Schram) Prickly Hotel Guest

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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