ゴシップガール
Gossip Girl シーズン4

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September 20, 2010
第2話 パリの告白 Double Identity

脚本/Sara Goodman、Joshua Safran
監督/Mark Piznarski
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チャックのサイフを持った遺体がパリの川で発見されたとして
リリーの元に連絡が入る。
ブレアはセリーナに対してチャックの件で平気なフリをしてい
たけど本当は相当参っているのだと語る

夏も終わりに近づくとパリアッパーイーストサイドと同じく
閑散としてくる。残るのは旅行者と夢を見る人たち。現実生活
に戻りたくないと考えている人だ。

セリーナはパリの滞在を明日一日だけを残す状況だった。
ブレアとランチをブランチを取りながら、もうニューヨーク
に戻るなんて・・・と呟く。ブレアはセリーナに対して、
ブルックリン(ダン)を取るのかアッパーイーストサイド(ネイト)
を取るのか決めたのかと問う。決めないで帰国したらまた
揉めるだけだという。セリーナはエクレアとミルフィーユは
どちらも美味しいので決められないと語る。しかしブレアは
ハンフリーはドーナツよと語る。
ブレアはルイがチャンスをくれたのでデートすることになった
という。肩書き目当てではないということを証明する為にも
労働者階級と交流出来るところを証明するのだという。庶民の
味方であるダイアナ妃みたいにねと告げると、これから古着
でもかってくるという。

そんな中セリーナの元に母・リリーから電話が鳴る。
パリの警察からの電話が有ったとのこと。セリーナは噴水での
騒動の件は起訴されないわとして、先日ブレアに落とされた
件を笑い話にしようとするが、リリーは川から遺体が発見され
その遺体の所持品の中にチャックのサイフが入っていたのだと
いう。チャックに関してはずっと探していたのにまるで見つか
らなかったことや、エンパイアホテルの返済も滞っているので
大変な状況である事を告げ、家族に遺体を確認して欲しいと
言われているのだという。セリーナは自分が確認してくること
を告げまだ誰にも言わないで欲しいと語る。

ネイトは自宅の室内が"猟奇殺人鬼状態"になっているジュリエ
ット・シャープ
と逢っていた。ネイトはセリーナとのこれまで
のことを全て話していた。彼女の人生はまるでジェーン・オース
ティンの小説の様に複雑ねと語る。また僕たちは終わってはいな
い事を告げ止まった状態なのだと語る。彼女とやり直したいと
思っているのかと問うと、選ばれるよりも選ぶ方になりたいこと
を語る。それならばまずやるべき事は敵を排除すべきだとして、
ダンを排除する事を語る。ダンは敵ではないと言うが、ジュリエ
ットは私はあなたの人生のコーチになってあげると告げ、これ
から24時間は私の言うとおりに行動を起こしてと語る。

セリーナはパリ警察にいくとシェバリア刑事に会う。
遺体は損傷が激しく指紋も検出出来ない状態なのだという。
サイフの血液は現在鑑定中とのこと。

一方チャックはプラハで撃たれた後、ヘンリーと名乗りエヴァ
と一緒に行動していた。エヴァの伯父さんに頼んでチャックを
伯父さんの酒場で働かせてもらうことになったのである。
初日から遅刻したくないとして、チャックはエヴァの元から
離れていこうとするが、離れがたいものを感じていた。
撃たれたあなたを看病していた頃が懐かしいというエヴァ。
チャックは今度は俺が面倒を見る番だと語る。

ダンの元にネイトとジュリエットがやってくる。
ダンは歌を歌いジョージーナとの間の息子(だとされる)マイロ
をあやしていた。ネイトはダンにジュリエットを紹介する中
ダンはネイトにチャックの手帳の子なのかと問うがそれを
否定する。ネイトはダンが今でもセリーナに気持ちが有るのか
どうかを確かめる為にジュリエットの指示通りに動こうとする。
セリーナから連絡は有ったのかと尋ねるが全く連絡はとって
いない事を告げ、今頃ブラウン大ではないのかと告げる。
ダンはゴシップガールサイトによると彼女はコロンビア大
編入したのだという。気になるかと問うとダンは何も聞いて
いなかったから少し驚いているだけだという。ダンが居なくな
った後、ネイトはダンの携帯を覗くと、セリーナからメール
が届いている事を知る。"話をしたい"とのことだった。連絡を
取っていないと言ったのにメールがあることに不審さを覚える。

ブレアはタクシーに乗っている中で、突然シャラント通り前で
杖を突いて歩いているチャックを見かけるが、目を逢わせた
だけで通り過ぎる。

バネッサとジュリエットは一緒に買い物にいくと意気投合する。
バネッサは子供をあやすのが上手いことを告げる。
ネイトはジュリエットに対して、君がしようとしていること
は見え見えだと告げるが、バネッサがダンのことが好きだと
いうのは明らかだと告げ、ダンの本当の気持ちを知りたがって
いる事を告げる。二人はお似合いだと語る。

セリーナはブレアが戻って来ている事を知ると、今モルグに
行ってきたという。チャックのIDを持った遺体を確認に
行ってきたのだというと、ブレアは一時間前にチャックの姿を
シャラント通りで見たという。大方ゴシップガールサイトで
私の居場所を知ってストーカーしているのではないかと告げる。
しかし脚を引きずっていたという事を聞くと本当に怪我している
のではないかと告げる。スリと争って撃たれたというのであれば
お気の毒様としか言えないが、チャックの陰謀だとし、私には
関係ないという。これからデートだと告げる。
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■ネイトとダンとジュリエットとバネッサ

ダンとジョージーナの子供を巡り、本当の子供かどうかの
流れが完全に無視した状況で描かれていく中で、
ダンは"ヤバイ女"であるジュリエットから目を付けられて
ダンとネイトが仲違いするような状況へと誘導させられそう
な感じだった。

一つの嘘が大きな命とりになることが多い中で、
ネイトがバネッサに吹き込んだ嘘だけど、バネッサは
その気になりダンと関係を持ってしまうのだから、ホント
あっさりとしたものだ。子供が居るということをすっかり
と忘れているのか、それともアメリカだと血のつながりはあまり
関係が無いのか。日本の価値感ならば「プリティ・リトル・ライ
アーズ」
のアリアとエズラの件と同様に、子供が出来た時点で
その人には勝てないなと思って身を引いてしまうところがあるかも
知れないけど、金持ちのやることはわからんって感じなのかな。
しかし子育てで疲れているとはしながらも良いながらも、ダンと
バネッサ、やることはやる(笑)

ジュリットの取った作戦なんて実に安っぽいものだったな。
こんな作戦に引っかかるのは、ネイトくらいなものだ。
まるで安易な作戦に見えて、実際にはジュリエットが
望んでいたように、結局セリーナが孤立するような流れ
が出来て、セリーナにとっては選ぶ立場ではなく選ばれる立場
にも居ない事が判明する。

■フランスのパリでのこと

なんと言っても今回のフランス編でのメインはチャックが
パリで生きていたという事だろうか。その出会い方もまた
なかなか興味深く、ブレアたちと再会した後でも、前線での
戦いに復帰するのかどうか。

よく分からないのがブレアとルイの関係がまた元通りになり、
チャンスが与えられていること。ブレアの目的は明らかに金目
当てではないけど、ルイの肩書き目当てであることは
明らかなのに、先日の件を忘れてデートしようとしたのは、
その事実を無視するだけの価値がブレアにあるということ
なのだろうか?

死んだのではないかとするチャックは実際には生きていて
プラハでの顛末も上手いこと明らかにされた。犯人は全員捕まった
のだろうか?意外とロマンチックに婚約指輪を守ろうと
して撃たれていたこと。それを知ったブレアはどうするのか
と思ったけど、元の関係には戻らないことを指摘しつつ、
それでもまた戻るという決断を見せるところは捨てきれないもの
というのが多いのだろうね。
チャックが幾ら正体や名前を変えてもチャック自身は変えられない
事を主張していた。

チャックって記憶を失っていたのと思っていたけど、記憶
は有ったのね。

ルイとは残念ながらご破算になった。
でも正直そんなに格好良い人でも無かった。
でもクレジットを見るとまだまだ関係は続きそうだ。最後にブレア
はガラスの靴ならぬ、ブランドの靴を片方だけ差し出すところは
なかなか良かったかな。

王室ならばブレアの身上調査くらいしても良いんじゃないか
って感じもする。肩書きで見られるのが嫌だとしながらも
随分豪華なものを沢山贈っていたぞ。

■いよいよニューヨークへ

ルイもブレアを探して飛んで来そうだけど、チャックが
エヴァを連れてきたことが気になる。
そもそもエヴァには裏の顔が無いのだろうか?
金のないエヴァは何故チャックを助けたのか。
ジュリエットが謎の連続殺人鬼ばりの女性として登場している
けど、この人と繋がって居るのがジョージーナなのかエヴァなの
かということなのかね。

セリーナは戻ってきたけど、本当のところ、ダンとネイトどちらを
選ぼうとしていたのだろうか・・・

■益々謎が深まるダンの子

マイロの血液型を見るとOマイナスだった。
ダンとルーファスはABプラス。
金持ちの割に根回しが悪いというか早く親子鑑定をしろと
小一時間な感じ。
情が移る前にしないと色々と面倒になりそうだしね。
マイロの血のことに言及した際にリリーはアナタが医学に
触れたのはバンドの曲が「シカゴホープ」に使われた時くらい
だとしていた。やっぱりリリーはルーファスを軽く見ている
んじゃないのか。


・Samuel Dixon and Sia FurlerのI'm in here
・Jane Birkin and Serge GainsbourgのJe t'aime moi non plus


リーナ・ヴァンダーウッドセン (Blake Lively) "S"
ブレア・ウォルドーフ (Leighton Meester) "B"
ダン・ハンフリー (Penn Badgley) ルーファスの息子・長男
ネイト・アーチボルド (Chace Crawford) チャックの親友
ジェニー・ハンフリー (Taylor Momsen) ダンの妹
チャック・バス (Ed Westwick) 生意気、父が厳しいが事故で死去
ヴァネッサ・エイブラムズ (Jessica Szohr) ダンの親友
ゴシップガール (Kristen Bell) 声のみ

リリー・ヴァンダーウッドセン (Kelly Rutherford) セリーナの母
ルーファス・ハンフリー (Matthew Settle) ダンの父
ハウィ (Sam Robards) ネイトの父。ハワード
エレノア・ウォルドーフ (Florencia Lozano) ブレアの母
エリック・ヴァンダーウッドセン (Connor Paolo) セリーナの弟

ルイーズ・グリマルディ (Hugo Becker) "ルイ"、モナコ王子
ジュリエット・シャープ (Katie Cassidy) ファッション関係
シェバリア (Ronald Guttman) パリ警察
エヴァ・クプー (Clemence Poesy) チャックの相手
アルフォンス (Arno Chevrier)
--- (James Arden) Salesperson
--- (Laurent Caillat) Driver


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