ゴシップガール
Gossip Girl シーズン4

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November 29, 2010
第10話 ガス燈 Gaslit

脚本/Joshua Safran、Robert Hull
監督/Tate Donovan
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チャックとブレアは互いに関係が上手く行っているかに思われ
たが、互いに一緒にいることによる影響が大きいことを知り、
ブレアはチャックに対して、チャック・バスの恋人である前に
私はブレア・ウォルドーフで居たい事を告げ、別れを告げる。
チャックは運命の相手ならば何時の日か結ばれるハズだとして
円満に別れる。
リリーはセリーナの過去を隠す為に金で解決をしていく中、
ジュリエットはバネッサとジェニーに声をかけてセリーナを
全員から嫌われるように仕向けようと言われる。
セリーナは母・リリーがまるで自分のことを信用しておらず、
16才の頃の自分と同じように思っていることに失望する。
そんな中、セリーナはジュリエットによってクスリを投与され
眠らせられると、昏睡状態のままモーテルに押し込められる。
そしてセリーナの携帯を使いコロンビア大学を自主退学する
ことを学部長にメールしてしまう。それを知ったリリーたちは
セリーナとは連絡も付かず身勝手な行動をして逃げ回っている
と考え、自分達に出来ることはもう無いと投げ出してしまう

感謝祭が訪れる。
ブレアは父とロマンと一緒に過ごす為に、クリスマスマーケット
を回って、パリの店「ル・タンブール」でボジョレの解禁を祝うと語ると、
ドロータに対してバーバリのコートは何処かと問う。
しかしドロータはブレアが求めるコートとは違うコートを用意
すると、こんなコートでは凍えるでしょというブレア。
そんな彼女にドロータは珍しく反論する。ブレアはなんで
親子で過ごす感謝祭を喜んでくれないのかと問い、私が秋のパリ
をどれだけ愛しているか知っているでしょと告げる。しかし
ドロータはチャックとセリーナのことが有って、この街から
ドロンしようとしているだけだという。ブレアは否定するが、
ドロータはアナにとっては初めての家族の感謝祭なので祝日の
伝統を教えるのだという。
ブレアは何が言いたいのかと問うが、ドロータはハロルドから
のレシピをもらって感謝祭のパイを焼いた事を告げ、セリーナ
の家に届けたらどうかと語る。セリーナは代表の座を奪おうと
したし、私たちの密会をばらそうとした人物で、実家に逃げ込ん
でいるのだとするが、ドロータはそれならばこの話は忘れて
くれというとパイは捨てるという。ブレアはドロータの気遣い
に気がついていたが、その気配りが逆にウンザリだった。
ポーランド語でウンザリはなんというのよと呟くとセリーナの
家にいく事を告げる。

ルーファスとエリックはリリーが感謝祭の準備に精を出して
いることに驚く。エリックはセリーナの件で現実逃避している
のだろうと告げる。セリーナに何度もメールをしたが全く
返信が無いという。リリーがやってくるとセリーナは大人の癖
に癇癪を起こして私を罰したいのだろうと語る。自分の行動に
責任を取る用意が出来たら話を聞くとしてリリーもセリーナへ
対抗心を出していた。

ダンとバネッサはパンプキンパイを買いに買い物に来ていた。
ダンは彼女にも一緒に感謝祭に出席して欲しい事を告げる。
ネイトとの友情が回復したのもバネッサのおかげだという。
セリーナとその後話をしたのかと問われるが、全く話していない
事を告げ、パーティーの場で彼女は俺とネイトの二人にキス
したということはどちらとも好きではないという意味だろう
と語る。バネッサが来ないと寧ろ自分が気まずいので是非来て
欲しいと語ると、豆腐セージスタッフィンを持っていくという。

ネイトは刑務所のハワードと電話する。母・アンにはまだ
時間が必要だと告げ、それでも必ず説得して逢いにいかせて
みせるという。ハワードは私が変わったということを直接
確かめて欲しいのだという。そんな中、弁護士のスタール
アンの元に逢いに来た事を知る。ネイトは変わりに自分が
書類を預かると告げ、書類の中身を見ると、婚姻解消の申し立て
書である事を知る。

ブレアはセリーナの家までパイを届けに来るとチャックと
逢ってしまう。二人は気まずい格好だったが、ブレアはこういう
鉢合わせは今後も起きることなので、慣れないといけない
ことを語る。ブルースとデミみたいに私たちも出来ると語る。
しかしブレアはセリーナがパーティー以降全く帰宅もせず
連絡もしていない事を知る。リリーたちもてっきりブレアと
共にいると思っていた為に怒りつつも心配していなかったが、
急に不安になる。

そんな中セリーナは安モーテルで目覚めるが意識混濁した状態
だった。ナイトテーブルには何故か鎮痛剤、睡眠薬、そして
抗うつ剤であるノルトリプチリンが置かれている事を知る。
セリーナはなんとか電話に手を伸ばすと911に電話し、自分が
何処に居るのか分からず助けて欲しいと訴える。
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■信じてもらえない子供たち

セリーナとジェニーは意外なところで共通点が現れることにな
った。どちらも何度となく親を失望させ信頼感を失っている
ということ。
信じてもらうためにはそれなりの行動とそれに伴う責任という
ものを実感しても良いと思うのに、本人たちは無条件に親から
の信頼をもたれていると思っている様だ。

まるで話を聞こうせず頭ごなしに子供を叱る大人達にグレて
しまう子供たちの姿はあるけど、果たしてどちらが悪いんです
かね。

■度を超えたジュリエット

男性が女性の酒に薬を仕込んで眠らせて襲うというデートレイプ
ドラッグなどが使われたという海外の刑事ドラマはよく見かける
ネタだけど、女性が女性を狙うとまた違った意味でエグイ感じ
だったね。
ジュリエットに医療知識があるのかどうか分からないけど、
3種混合のドラッグを飲ませて意識混濁させるというのだから
凄い。
この事実を知った囚人ベンは、「いくら何でも・・」みたいな
リアクションだったけど、ベンがやろうとしていたのはこういう
事だったと思うし、今更何を驚いているのかって感じだった。

■人は嘘をつく

「DR.HOSUE」のハウスの言葉じゃないけど、ネイトの父親は
刑務所に入ったことを気に性格が変わったとして、それを
訴えかける。実際刑務所に入れば人生観は変わるだろうし、
しかし人間の本質は関わらないのではないかとする思いも
当然有って然るべきだ。
ネイトは変わったと思っているが、妻のアンは家庭が崩壊して
いたのは彼の投資詐欺が始まる随分前のことからだとして
それを語っていた。金持ちとして生まれ育った人との間の
生活のギャップというのはやはり埋められない程の価値観の
違いとして現れて、結局の所生活が破綻するというのは仕方
がないのかも。
ハロルドは仮釈放審査があることで、家族が居ることをアピ
ールすれば心証もよくなるということで、しおらしい姿を
見せているのだろうか。

■バネッサ、終了

ダンとバネッサは関係が戻っていたけど、今回ジュリエット
の策略によって見事ハメられて、ジェニーが告白する前に
抜け駆けするよう仕向けられてしまった。
ジェニーはどんな悪い事をしても家族である限り縁は切れない
けど、バネッサは真っ先に関係が切られてしまうこと。
バネッサは頭が良さそうなのに、こういうところは抜けている
というか、ブルックリン育ちなので、もう少し小狡さみたいな
面が有っても良さそうなのに、あまりに順調に人にハメラれて
しまうな。
果たしてバネッサが関わっていたと知った時、みんなは許して
くれるのか。

■そのた

ジェニーの顔が・・

なんだか随分とジェニーの顔が変わったような・・。
あごに肉がついて結構な体格になっている気がする。

チャックとブレア

なんだかんだ理由を付けては別れるという理解し難い状態
だけど、結局戻るんでしょって感じ。

リリーは金を支払う

今後もジュリエットには金を支払い続けることになるのか。
セリーナの寄宿学校時代の出来事に対して誰だけの代償を
払い続けなければいけないのか。

ドロータ

相変わらずワンポイントだけど良い味を出していたね。
先週のエピでブレアがセリーナに心を落ち着かせるならば、
ドロータが鳥に餌を与える公園で・・みたいなことを語って
いたけど、ブレアとの関係はホント乳母のような感じで、
悪い事は悪いと言ってくれる関係になっているところが良いね。

オストロフセンター

昔エリックが入れられていた病院。
エリックが自殺未遂をしたことがあり、その件でリリーは
公にしたくはないが為に彼の事をこの施設に閉じ込めていた
事が有った。今度はセリーナが入れられることに・・・

ブレアとダン

ダンと関わる為にブルックリンへの道を覚えてしまったみたい
な口ぶりだったけど、最後にブレアの元に現れたジェニー
から一連のジュリエットの悪行について聞かされ、チャック
を頼りに出来ないブレアとしてはダンに救いを求めていた。
シーズン1の頃にダンとブレアが一瞬でも心を通わせたという
シーンが有ったことを思い出すね。


■検索用キーワード



■使用された曲

・Made For Us by Mackintosh Braun
・Down Underground by The Liminanas
・Towards the Sun by Alexi Murdoch
・Space Bound by Eminem
・Through the Dark by Alexi Murdoch


セリーナ・ヴァンダーウッドセン (Blake Lively) "S"
ブレア・ウォルドーフ (Leighton Meester) "B"
ダン・ハンフリー (Penn Badgley) ルーファスの息子・長男
ネイト・アーチボルド (Chace Crawford) チャックの親友
ジェニー・ハンフリー (Taylor Momsen) ダンの妹
チャック・バス (Ed Westwick) 生意気、父が厳しいが事故で死去
ヴァネッサ・エイブラムズ (Jessica Szohr) ダンの親友
ゴシップガール (Kristen Bell) 声のみ

リリー・ヴァンダーウッドセン (Kelly Rutherford) セリーナの母
ルーファス・ハンフリー (Matthew Settle) ダンの父
エレノア・ウォルドーフ (Florencia Lozano) ブレアの母
エリック・ヴァンダーウッドセン (Connor Paolo) セリーナの弟
ドロータ・キシロブスキ (Zuzanna Szadkowski) ブレアの世話役

ディーン・ルーサー (Jayne Atkinson) コロンビア大・学部長
ベン・ドノバン (David Call) ジュリエットの兄??刑務所
ジュリエット・シャープ (Katie Cassidy) ファッション関係

ハロルド・アーチボルト (Sam Robards) "The Captain"、父、刑務所
アン・アーチボルト (Francie Swift) ネイトの母・社交界の大物
Dr.ケラー (Stacey Yen) セリーナの状態を説明
Mr.スタール (Dan Ziskie) アーチボルト家の弁護士
--- (Jessica Abo) NY1 Reporter
--- (Benton Greene) Guard
--- (Tijuana Ricks) Nurse



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