シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ Hannah Montana

第14話 転入生はスーパースター New Kid in School

脚本／Todd J. Greenwald
監督／Kenneth R. Shapiro
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リリーはこの日、テレビスターのジェイク・ライアンが転校生
としてクラスにやってくる事を楽しみにしていた。現在放送さ
れているヒーローがゾンビを倒す役をジェイクは演じていて
人気を博していた。オリバーもすぐ近くに有名人を見られるな
んて信じられないとマイリーに顔を近づけて語る。マイリーは
浮かれ気分のみんなにあきれかえる。

そんな中、担任のコレリから、テレビスターというだけで普通
の生徒と変わずジェイクと接するよう告げる。
いざジェイクがやってくるとクラスメイトだけでなく、コレリ
先生もその言葉を忘れたかのように彼に接する。
ジェイクは自分はスーパースターなのでみんなに迷惑をかける
かも知れないけど、みんなと変わらない人間なんだと語り
理解を求める。生徒から決めぜりふを語ってとリクエストされて
ジェイクはキメポーズを取るのだった。マイリーは単なる
うぬぼれ屋で信じられないと呟く。

更にジェイクを密着取材したいとして、番組スタッフの一人
ブリー・高橋・サミュエルズが教室にやってきて、彼の日常生活
の過ごし方を取りたいという。
リリーはマイリーが不機嫌そうにしている姿を見て、本当は
ハンナと名乗りたいのではないか?と問う。私はああなるのが
嫌だと語る。

教室を出てもジェイクは大人気で周りを囲まれる。
信じられないというマイリーに対して、羨ましいのではないか?
か改めて問う。ジェイクが当然だと思っている事が問題で
騒がれている事を喜んでいるとしか思えないという。

一方ジャクソンはデートの為に中古で購入した愛車を洗浄する。
オリバーもそれを手伝う中、父・ロビーは新車で帰宅する。
飽きたから変えたという父。ジャクソンは乗らせて欲しいとする
が、指一本触れたら許さないと語る。

学校ではマイリーがロッカーを奪われる事態に陥る。
ロッカーの修理人・トニーは、ジェイクには沢山の荷物が入る
スペースが必要だということで、マイリーのスペースも彼の
ロッカーに改造したのである。私のロッカーは何処なのか?と
問うとボイラー室に有る事を告げ、時々ネズミが出るので
チーズを使って退治する様告げられる。

翌日はマイリーたちのクラスではテストが行われる。
マイリーは朝食を食べずに急いで来たために腹の音を鳴らせる
中、間食しようとすると先生に見つかり取り上げられてしまう。
ジェイクは昨夜試写会が有ったので遅れてやってくると、
朝食を特別に作らせて教室で食べるのを教師は容認してしまう。
マイリーの不満は爆発していき、ついには・・・・
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マイリーは同じクラスに人気俳優が転校してきて何でも優遇され
ている姿を見て、非難すると共に、そんな姿に嫉妬していく。
そしてついには、自分がハンナであると、レポーターの女性に
話してしまうが・・・

マイリーのライバル心に火がついたのか、ちやほやされる姿
を見て嫉妬心を燃やす。
ただマイリーは、スターの良いところも悪いところも知っている
ので、一時の感情に任せた行動が結果的に悲劇的結末にまで
及ばずに済んだ辺りは良かったと思う。

スターを気取るジェイクが性格的に格好悪いものがあるけど、
この手のドラマには必ず登場するキャラクターだよね。
マイリーだけが自分になびくことがない姿を見て、気を引いて
しまう辺りもお約束と言えばお約束かも。

ジャクソンのエピソードは車にまつわる物。
ジャクソンは年相応の車に乗っていて、ロビーの車に乗るより
も、良いと思うんだよね。多少ガタが来ていれば、壊した時
にもショックは大きくないし。

ロビーが逆にジャクソンの車を親切心から壊してしまい低姿勢
にならざるを得ない辺りが、典型的なコントドラマだったけど
面白く出来ていた。

最後のオチも面白く、マイリーがすぐに自分を有名人だと
思い込む性格だと吹聴して、レポーターの追求を交わして
いく。最後、ロビーのコスプレだけは本物の姿だったのに、
無視される辺りが笑えた。