シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ Hannah Montana

第16話 禁じられたゾンビの恋 More Than a Zombie to Me

脚本／Steven Peterman
監督／Roger Christiansen
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リリーは学校の洗面所前で髪型を気にする中、マイリーは
ジェイクが出演しているドラマ「ゾンビハイ」で人気ポップ
スターがゾンビのプリンセス役に抜擢された事を話す。まさか
その役は「アメリカン・アイドル」の審査員・Paula Abdulが
演じるのか?とするが、ハンナだと告げる。リリーはマイリー
に演技など出来るのか?とするが、当然出来ると告げ、これまで
ハンナの身を隠してマイリーとして生活しているのも演技だし
オリバーのつまらないギャグを楽しそうに聞いているのも演技
だし、昨日着ていたリリーのセーターがダサイのに可愛いと
言っていたのも演技だという。しかしリリーの視線の先には
ジェイクしか無かった。マイリーはそろそろあの嫌みな男の
素性に気がつくべきだと言うが、リリーの心には全く届かず。
週末70年代の懐かしのダンスパーティーにジェイクが誰を誘う
のかが気がかりだというリリー。そんな中、マイリーの元に
ジェイクがやってきて彼女を誘うが、マイリーは断る。

ビーチに居たリリーの視線の先にはやはりジェイクが居た。
今から水着に着替えるジェイクを見ているのだという。
マイリーはリリーに「ゾンビハイ」の台本を持って来たとして
見せるとリリーは一瞬台本に目を奪われ、彼が着替える瞬間の
筋肉を見ることが出来なかったと悔やむ。台本のタイトルには
"禁じられた恋"と書かれていて、まさに今のマイリーとの関係
にピッタリの役柄だった。

そんなマイリーたちに気がついてジェイクが声を掛けてくる。
ジェイクは相変わらずマイリーに、先ほどダンスパーティーの
誘いを断ったのは、僕に見とれて緊張していたからだろう?と
問うと、もう一度チャンスを与えるという彼。それを断るマイ
リーだが、ジェイクは週末にハンナとドラマ撮影で共演する
ので彼女とキスする時にはマイリーを思い浮かべると告げる。
キスするなど聞いていないマイリーは戸惑うのだった。

一方ジャクソンはロビーが用意していた箱が気になる。
アール叔父さんへのプレゼントだとして絶対に開けるなとする
ロビーだが、ジャクソンは開けて中を見る。すると真空状態に
なっていて、ジャクソンは顔が箱から取れなくなってしまう。
いつもアール叔父さんにはやられっぱなしなので仕返しする
というロビー。ジャクソンは僕もイタズラを仕掛けるとするが
ロビーは痛い目に逢いたくなければ辞めろという。ジャクソン
のイタズラならパパでも引っかからないとバカにされたジャク
ソンは、イタズラの矛先をロビーに向けようと考えるのだった。
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マイリーはナルシストのジェイクの事が嫌いだったが、ハンナ
として共演した際に、ジェイクがマイリーの事を好きで、
しかも素のままの自分の姿を見ていてくれている事を気に入って
いると知ったマイリーも彼が好きになっていく。

嫌っていた人物の本音を知った事で、マイリーが同じ芸能人と
して共感し、彼を好きになっていく訳だけど、ジェイクとマイ
リーが両思いになってしまうと、ドラマとしてもイマイチ面白
みに欠ける気がする。
「サニー with チャンス」でライバル関係に有ったサニーとチャ
ドが仲良くなった瞬間に勢いを無くしたように、このドラマ
でもジェイクとマイリーはある程度の距離を保つ方がドラマ
としてはしっくり来る。

最初は嫌っていた為にドラマでのキスを嫌がっていたが、
好意を寄せた途端に、キスシーンが無くなってしまう。
デーモンドッグとのキスという事で可愛らしいエピソードの
オチでは有った。

しかしリリーが好きだと知っているにもかかわらず、マイリー
が好きだ嫌いだと振り回してしまっている感じばかりがして
少々我が儘な人にしか見えない所が残念かも。

一方ジャクソンとロビーはイタズラ合戦。
欺されまいとして、最後は一千万ドルを不意にする所が
笑えるけど、ありがちなものがあったかな。

ロビーが最初にイタズラを仕掛けられて飲み物を服にこぼした
後にハグしようと告げた後、今度は逆に泥を被ったジャクソン
が父親にハグしようと近づいてくる辺りのやりとりが面白かっ
た。