シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ Hannah Montana (シーズン2)

第55話 悩めるアーティスト Yet Another Side of Me

脚本／Heather Wordham
監督／Shannon Flynn
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ハンナはリリーと一緒にスタイリストのダーリアーノの元に
行き衣装合わせをする。ハンナは衣装のできばえに感動し、
言葉では言い表せないのでハッピーダンスをするという。
ダーリはこの衣装は何処で使うモノなのか?と尋ねると、
ハンナはサンシャインガールズ賞に於いて模範的な女の子
オブザイヤーに選ばれたのだという。
そんな中、ダーリの元にアイシスがやってくる。ダーリはすぐ
に流行に敏感なアイシスの為に部屋の装飾を整える。ダーリ
はダサイものは大嫌いなのだという。リリーたちはアイシスが
来ると知って大喜び。インマテリアルガールは幼い頃からよく
歌った曲だという。しかしダーリはリリーのファッションセンス
が無いので隠そうとするのだった。

アイシスがやってくるとハンナの衣装を見る。
するとアイシスは如何にもハンナっぽい衣装だと告げる。
キラキラしていれば良いというものではないとし、自分が20年間
人気を維持出来たのは、常に変化しているからだと告げる。
アーティストは同じ箱に入ったままではダメで先の先のことも
考えなければならないとダメだという。ハンナはまるで先のこと
を考えていない自分に落ち込むと、アイシスは短い間でも
CDが売れたのだから良かったじゃないと告げる。ハンナは
自分に人気が無くなる事など考えても見なかったとして、
ショックを受けるのだった。

帰宅するマイリーの元にロビーが近づいてくる。
天気が良いから楽しもうとするが、落ち込んだマイリーの異様な
雰囲気に気がつく。アイシスからハンナはもう終わりだと
言われた事を告げ、先の先の事を考えて行動しないとファン
を無くしてしまう事を告げる。ファッションでも歌でも時代に
合わせて変えていかねばならないと告げるが、ロビーはファン
はそれでも付いてきてくれるとし、自分を貫いて人気を維持して
いるPOPスターは多いという。しかしそれは誰か?と問われると
ロビーは答えることが出来なかった。
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ハンナは人気を維持する為には別の自分の魅力を引き出し、
ファンから飽きられないようにしようと模索する。
ハンナはとても子供達にも受ける善良な歌手の姿が有ったけど、
ハンナはアンチ・ハンナ路線でやっていこうと考える。

夢落ちになるのではないかと思ったけど、予想以上に面白く
夢オチから現実に繋がった話だった。
ハンナが悪夢を見てベッドで叫んだのを聞いて、ロビーがアラ
イグマの人間を持って飛び込んできたり、ジャクソンも熊みたい
な置物を持って飛び込んでくるところなど笑える。
ロビーとジャクソンの時間差がまた上手く出来ているな。

ジャクソンは今回Tiffany Thornton演じるベッキーと再び
デートのチャンスに恵まれる。
ジャクソンのデート費用の前借りのためにリコに頼むと、
リコは犬の事を一日中ギャグのような形でしゃべり続ければ
前借りするという。ジャクソンとしてはボロボロにされたけど
ジャクソンはリコにこんな事をしているくらいならば友達と
遊んだ方が良いのではないか?とするが、リコには友達が
居ない事が分かる。この性格では流石に無理っぽい感じだけど
ね。ジャクソンが友達になるという事だけど、相当忍耐が
要りそうだな。

ハンナの作った曲は15曲ともロビーが作ったモノ。
それでも15曲共にランキング1位を獲得したのだから凄い。
全盛期時代のモーニング娘。の曲をつんくさんが作っていたり
AKB48の曲は男性である秋元康さんが作っていると思うと
かなりゲンナリするものが有るのは確かだけど、流行とは
無縁の父親が作っていても一位になれるのだから、ハンナという
素材・キャラクターの良さが光るというものなんだろうな。