シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ Hannah Montana (シーズン3)

第68話 ジャクソンの記憶喪失 Knock Knock Knockin' on Jackson's Head

脚本／Andrew Green
監督／Richard Correll
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マイリーとジャクソンは朝から最後の一枚のパンケーキを巡っ
て争いが起きる。自分が食べるのだと言い合い取り合いに。
マイリーはパンケーキをなめ回して私のものだとするが、
ジャクソンはそんなの関係ないとばかりに舐めたパンケーキを
食べてしまう。二人が争うのを見たロビーは、ママは子供が
欲しくてオレは犬を欲しがったが、あの時犬にすれば良かった
のだと語る。マイリーは今すぐジャクソンに内緒で引っ越し
しようと語るが、ジャクソンがもうすぐ大学に行くようになっ
たら寂しくなるハズだという。ロビーもアール叔父さんが大学
に通う様になった際には四日間寂しい思いをしたとの事だった。
ロビーはマイリーに対してパパの為にも仲良くして欲しいと
言うが・・・
そんな中で再び二人は衝突。
ジャクソンはマイリーが自分のカミソリをマイリーがむだ毛
処理に使ったせいで刃がボロボロになったのだとして、マイリー
のタイツを引っ張り合いになる。究極の引っ張り合いになる中
でタイツは切れて反動でジャクソンは窓を突き破って外へと
飛ばされる。頭を強く打ったジャクソンは記憶を失ってしまう。
マイリーも兄の記憶喪失を知るが、元々何も知らない様な所
が有ったので心配はないと語る。

病院に連れて行くとやはり記憶喪失で回復には二・三週間は
かかると診断されたという。ジャクソンに対してマイリーは
私の事が誰か分かるか?と問うが、もしかして僕の彼女なのか?
という。マイリーは冗談じゃないという顔をする中、隣に
いたリリーに対して、君が僕の彼女なのか?という。
ロビーは何か思い出の品を持ってくれば思い出すかも知れない
と語るが、マイリーはマレッドヘアーのカツラをするのだけは
勘弁してと語る。

マイリーはジャクソンに対してホントに何も覚えていないの
か?と問う。僕たちは仲が良かったのか?と問うと、マイリーは
ジャクソンに貴方は私の事を崇拝していたのだと語る。
毎日私の世話をよくしてくれたとして、勝手にマイリーは
ジャクソンの理想像を語り始める。リリーは20ドル貸していた
のだとして、金をせしめる。

一方リリーはリコの店で数学の宿題をしているが、リリーは
全く解くことが出来なかった。しかし飛び級しているリコは
あっさりと宿題を解いてしまう。リリーは宿題を手伝って欲し
いと頼むと、それどころではないという。オーストラリアに
住むアンガスがやってくるのだという。彼の本名はアレハンドロ
ヌニエス・ゴンザレス、ウンベルト・シフエンテスと言い
感じが悪い奴で、いつも僕のことを出し抜こうとするのだと
いう。いざアンガスが彼女のバービーを引き連れてやって
くると、何とリコにソックリの男の子だった。リコはリリーに
対して彼女役を演じてくれたら宿題を手伝うと約束するが・・
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マイリーとジャクソンは兄妹喧嘩が絶えず、ロビーも頭を
抱える。そんな中でジャクソンは争いの中で頭をぶつけて
記憶を失い、マイリーはジャクソンの記憶が無いことを良い
事に、都合の良いジャクソン像を築いていくが・・・

なかなか面白い話だった。
ジャクソンが記憶喪失になっているのに、殆ど心配する事が
無い所が如何にもマイリーっぽい。前回の話の中で、自分が
原因で振り付け師が再起不能になっているのに、コメディの
枠で処理してしまったモノね。

冒頭からマイリーがベロリと舐めたパンケーキを食べてしまう
ジャクソンに笑える。互いにそんなのお見通し・想定のウチ
みたいな駆け引き。
記憶が無くなったとする際に、ジャクソンがマイリーの事を
僕の彼女だった人か?と発言した時のマイリーの嫌そうな顔が
また凄い。

ジャクソンがマイリーを崇拝しているという事を洗脳していく
訳だけど、過度に干渉してしまい、マイリーは元のジャクソン
の方が良いと感じていく。ただそれもジャクソンの事を心配して
いるのではなく、自分自身の都合でそう思っているだけって
いうのが微妙ではあるんだけどね。

リコはソックリな親戚?と対決。
リコってメキシコ系の子だと思っていたけど、親戚はオースト
ラリアにいるのか?
最後はチープな格闘になったけど、チープさが逆に笑えたかな。