シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ Hannah Montana (シーズン3)

第82話 飛んだバースデー!? Can't Get Home to You, Girl

脚本／Douglas Lieblein
監督／Richard Correll
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ハンナとロビーは、アリゾナ州の田舎で地方祭りのイベントに
参加した帰りの空港に来ていた。
リリーからマイリーに電話が鳴る。今日はリリーの誕生日であ
り、リリーはオリバーの計画の元で二人きりの誕生日会を
開く予定だったが、リリーによるとオリバーとオーランド・ブ
ルームが出演している人魚に恋するコメディドラマを一緒に
見る予定だったが、オリバーは病欠してしまったのだという。
マイリーはドラマを見たくなくて仮病を使ったのではないか?
とするが、電話で話した限りでは苦しそうにしていたという。
マイリーは後何時間かしたら家に着くので、帰ったら一緒に
誕生日を祝おうと告げ、それまでウチに入って冷蔵庫に父の
アイスが有るので食べても良いし、テレビでも見てくつろいで
いてくれと語る。
しかしそんな中、ロサンゼルス行きの飛行機が機体トラブル
で飛ばないことが判明する。空港アナウンスによると、今から
ツーソン空港に行けばロサンゼルス便があと一便出るという。
急いでタクシー乗り場に行くが、同様の知らせを聞いた客が
多数詰めかけており、乗れそうになかった。
ロビーはハンナに対して、ハンナの格好をして子供のために
サインしてあげると話せば優先してタクシーに乗せてくれるか
も知れないぞという。マイリーはそういう事をするのはロビー
が一番嫌っていたことなのではないか?とするが、するかどうか
はマイリーの判断であり16歳のマイリーならば自分で判断
すべき事だという。ロビーは早くしないとリリーの誕生日に
間に合わないぞと告げる。

マイリーはトイレでハンナのカツラを被ってタクシーの待合室
に登場し、サインするのでタクシーに乗せてと告げるも全く
効果が無かった。これではリリーの誕生日には間に合わないと
落ち込む中、ハンナに対してファンだという男性・デューイが
近づき一緒の写真を撮ってくれという。ハンナはいくらでも時間
が有るのでおやすいご用だとするが、デューイがファンだった
のはロビー・レイの方だった。デューイは写真を撮ってくれた
お礼に良ければ自分の車でツーソンまで送っていくという。

ロビーとデューイは妙に気が合い、車の中では共に歌い・食事
をしながら楽しむ。マイリーはあまりに不潔な車内に気持ちが
悪くなりつつもリリーの為に我慢する。

その頃、リリーはマイリーの家にいた。
ジャクソンもテレビを見ていたが、リリーがオリバーと惚気た
様な電話をしているのを気になり電話を取り上げてしまうの
だった。
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リリーの誕生日。
オリバーが病欠のためになんとかマイリーは一緒に過ごして
あげたいと考え、急いでアリゾナ州から戻ろうとするも
トラブル続きで戻る事が出来ずに居た。ジャクソンとリリー
は家で待つ中、マイリーは例えジャクソンでも一緒に居る人
がいるだけマシだと考えるが、ジャクソンはリコに誘われ
レイカーズ戦の試合に観戦に行くという。

アリゾナ州の田舎ではハンナパワーが全く通用せず、寧ろ
カントリー歌手として一世を風靡したロビーの方が人気が高い
というものだった。

ガソリン切れで立ち寄った家はホラー映画真っ青の雰囲気が
有りマイリーも不気味に思っていたが、中から出て来たのは
ロビーファンの女性。
そんな女性を演じていたのが、「アイ・カーリー」でフレッド
の母親役を演じていたMary Scheerだった。
猟奇的な感じは相変わらず。「アイ・カーリー」のエピソード
でも、熱狂的な番組ファンによって家の地下室に閉じ込められ
てしまうエピソードが有ったのでちょっぴり不安だったけど、
セスナ機を所持していてL.Aまで送ってくれるという凄い暴走
っぷり。しかも最終的にはパラシュートで降りるというネタ
だったけど、「アイ・カーリー」のカーリーが授賞式で日本
に来た時のエピソードを思い出させるようなネタだった。

驚くべきはロビーが過去にスリープドギードッグという名前
でラップアルバムを発売していたという事実。Snoop Doggを
もじったものなのかもしれないけど、ラストでヘンテコラッパ
ーとして、ロビーがヒップホップを歌う辺りは笑えるモノが
有った。