ハート・オブ・ディキシー ドクターハートの診療日記
Hart of Dixie

Taylor Swift and Nathan Chapman "Love Story"

http://www.dlife.jp/lineup/drama/hartofdixie/




Nov. 7, 2011
第6話 死人に口なし The Undead & The Unsaid

監督/Tom Amandes 脚本/Donald Todd
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サングラスをかけたゾーイは"ラマージャマー"に来ていた。
ジェイドは夕べ意図的にヒューズを飛ばしただろうとゾーイ
に話しかけるが、ゾーイは寝不足で思わずウトウトしていた。
ここのところ寝不足だとし、
疲れているのに眠れないのだとい
う。寝る前に運動していないのが問題だと言われる。

診療所ではブリックはアメフトの事を気にしていた。
何で毎年アメフトシーズンに女性は出産するのかと嘆く。
そんな中、ブリックの次女・マグノリアが父の前に現れる。
購入したドレスを見せに来たという彼女。しかし後ろからやっ
てきた姉のレモンは妹のドレスに対して
ハレンチな服だとして
まるでゾースみたいだと語る。マグノリアは現在は1952年では
無いとし21世紀らしい服を期待だけだと語る。姉のせいで私の
人生は台無しだと嘆く。
ブリックはアディに助けを求めるが、我が家は息子だからという。

そんな中ゾーイの元には母・キャンダスから電話が鳴っていた。
アディは毎日母から電話がなっている事を指摘し、また無視する
つもりなのか?と問う。喧嘩別れしたままなんでしょと告げ、
ゾーイが眠れないのは心の問題だと告げる。母の事を許さない限り
は眠れないと指摘される。

ゾーイはアディと会話していると、突然ブリックがコリヤー
妻の出産が予定日から遅れているとし、
オキシトシンは何処か?
と問う。ゾーイは
陣痛促進剤を使うなんて良くないという。
ブリックはドクター・トロイとアメフトに行く事を約束したので
仕方がないとし、アメフトの
アラバマ対フロリダの試合だけは
絶対に行くのだと語る。それを聞いて私が出産に立ち会うので
住所を教えてと告げると、既にゾーイが引き受けることを見越して
住所の書いた紙を懐に入れていた。

ゾーイは帰宅するとラボンに対して、電気の配電をウェイドとは
別にして欲しいと頼む。ウェイドは私が毎晩ブレーカーをわざ
と落としていると思っているのだという。またラボンに車を
貸して欲しいと頼む。ラボンが運転して行ってくれるものと思って
いたゾーイだが、車は貸すので自分で運転してくれという。
今日は大事な用事が有るとのこと。そこにウェイドがビールを
手にしてやってくると、ラボンと一緒に女子のビーチボール選手権
を見ることを知る。ゾーイは免許は16歳の時に取得したとし、
基本は変わらないので運転は出来るだろうと告げるが・・・

レモンはジョージと逢うと妹のマグノリアの事を相談する。
父は常にマグノリアに味方し、私が悪者になるのだという。
ジョージは昔はレモンの事を尊敬し慕っていたではないかと
するが、確かに昔は仲が良かったが今は妹の行動が理解出来ない
とのこと。レモンはマーベラピンクニーが亡くなったことを
ジョージに告げると、彼女の家が空くことになり、あの家に
住むのが夢だったとして、二人の新居にしないかと告げる。

ゾーイはコリヤーの妻の出産に立ち会うと、無事に男児が生ま
れたとブリックに報告の電話を入れる。
車の走行中だった為に脇見運転していると突然目の前に男性が
通り過ぎてぶつかってしまう。車で人を轢いてしまったとして
ゾーイは慌てるが、近くに人は居なかった。
すぐにゾーイはラマー・ジャマーに行くと、シェリーに車で
男を轢いてしまった事を告げ、早く轢いた人を捜し出さねば
ならない事を告げる。たまたまジョージも見せに来ており、
出産の帰り道に
セトラーの森で人を轢いたことを告げる。
ジョージは鹿とか動物を轢いただけだろうとする。そんな中
店に掲載されている英雄を弔った写真の中に先ほど轢いた男が
居る事が分かる。その写真を指さすと、彼はレオン・マーシー
で一年以上前に死んでいる事を語る。
彼は
ブルーベルの英雄で、レビンバーグ家の人たちを火事から
救った人物で、でもその三ヶ月後に自分が亡くなってしまった
のだという。

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田舎の男たちは、仕事そっちのけでカレッジスポーツや
女性ビーチボール大会に現を抜かせている中で、ゾーイは
ブリックが担当していた妊婦の出産に変わりに立ち会うことに
なる。その帰りにゾーイはある男性を轢いてしまうが、
轢いたとされる男性は既に他界していることになっている
事を知る。ゾーイは一度ならず二度までも目撃したことで、
記憶喪失でさまよい続けているのではないかとして探しに
行くが・・・

今回は三つの家庭の事情がピックアップされた感じ。
ブリーランド家の事情と、そして今回ゾーイが問題を見つめる
為に重要な役割を果たすマーシー家の事情。子供のために嘘を
ついている父親側の事情を知り、ゾーイは父親の件で嘘をついて
いた母親と対峙していくことになる。

男性陣がとてもいい加減すぎるところが有り、逆に女性陣が
レモンを始めとして肩の凝るような生き方をしている感じばかり
が目に付く物語だった。

アメフト観戦のブリックはともかく、町長のラボンはアメフト
ではなく女子ビーチバレーかよと思わず突っ込まずには居られ
ないし、こんな姿を見られたら町長としての威厳も無くなるよ
なぁと。

家族・家庭の象徴でもある家に対する拘り方は、レモンが一番
持って居るのかなと思う。母親が出て行ってしまって以降、
甘えられない立場・環境に有ったレモンが故郷に拘りを持ち
そして棲む家に拘るというのもある意味分かる気がするエピソー
ドだった。
都会に住んでいたゾーイが精神的に敏感になるのは分かるの
だけど、田舎に住んでいるマグノリアやレモンもまた神経を
尖らせているという辺りが、妙に気になるところ。
アルコール中毒は彼女が発した心の叫びだったというところ
かな。

愛する人から嫌われることの怖さという意味では、上手く
ゾーイと母親のエピソードにも引き継がれている。
幽霊のようにして生きるレオンが、生前アル中、ギャンブル癖
のどうしようもない男だったにもかかわらず、泥棒に入った
家で火災が有り、助けたことで英雄視されてしまうということで
そのギャップに戸惑い存在を消したくなるというのもある意味
理解出来るものが有るのかもしれない。

ゾーイが眠れずウェイドの部屋から大音量の音楽が聞こえてきた
際に、意図的にヒューズを飛ばすという流れは笑えた。
幽霊を怖がる彼女は可愛らしいけれど、流石にウェイドを
同じ部屋のソファーに寝かせるというのも一生笑い種にされそ
うな気がする。弱い部分を見せられる関係になりつつ有るの
かな。

母親も久しぶりに登場し娘と話し合うことが出来た。
娘がどれだけ母親のした行動に理解を示せるかによるところ
も大きいので、レオンと関わり合うことで、和解の流れを演出
出来たところは良かった。


■使用された曲

・Langhorne Slimの"Be Set Free"
・Keith Urbanの"Long Hot Summer"
・Grace Potter & The Nocturnalsの"That Phone"
・Hayes Carllの"Stomp and Holler"
・Good Old Warの"My Own Sinking Ship
・FM Radioの"Lead Me Home"



■検索用キーワード


ゾーイ・ハート (Rachel Bilson) 医師
レモン・ブリーランド (Jaime King) ブリックの娘
ラヴォン・ベイズ (Cress Williams) 元NFL選手、ブルーベル町長
ウェイド・キンセラ (Wilson Bethel) 町長宅の使用人
ローズ・ハッテンバーガー (McKaley Miller) エメラインの姪、 blogger
ジョージ・タッカー (Scott Porter) 弁護士、レモンの婚約者
ブリック・ブリーランド (Tim Matheson) 医師
キャンディス・ハート (JoBeth Williams)
ハーレー・ウィルクス (Nicholas Pryor) 医師、ゾーイの父

ダッシュ・デウィット (Reginald VelJohnson) 客、ミュージカル好き
--- (Dawn Didawick) Old Lady
--- (Esther Scott) Old Lady
--- (Mary Gross) Old Lady
シェリー・ナグ (Deborah S. Craig) "ラマー・ジャマー"ウェイトレス
トム・ロング (Ross Philips) バーの客

キャンダス・ハート (JoBeth Williams) ゾーイの母
アディ・ピケット (Eisa Davis) 診療所の受付
レオン・マーシー (Sean Bridgers) 一年以上前にボート事故で死??
マグノリア・ブリーランド (Claudia Lee) レモンの妹
ローレット・ネヴィス (Portia) 霊能者
ビル (John Eric Bentley) 保安官、アディの彼
フレデリック・ディーン (Drew Koles) ローズが好きな上級生

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