ハート・オブ・ディキシー　ドクターハートの診療日記 Hart of Dixie Taylor Swift and Nathan Chapman "Love Story" http://www.dlife.jp/lineup/drama/hartofdixie/

Nov. 14, 2011
第7話 ディクシーの恋愛騒動 The Crush & the Crossbow

監督／David Paymer 脚本／Leila Gerstein
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朝ゾーイはラボンと共に南部定番のアグネス紅茶を勧められる。
まだ一度も試していないだろうとしてゾーイは口にすると、
あまりの甘さに驚き口からはき出してしまう。私は甘い物は
控えたいのだというゾーイに、まだまだ南部の食べ物には甘い
ものがあるという。
配達人のシェップが二人の前に来る。シェップはラボンが
毎月第4火曜日にワニの餌用の肉を配達させるので、ワニに
追いかけられて大変だと語る。そんな中、ゾーイの元に母親から
小包が届いているという。カシミアのセーターが中に入って
いたが、小包が来るということは裏があるということだという。
その中には新聞記事が入っていた。ゾーイによると元ルームメイト
の結婚の報道であり、ニューヨークでは結婚すれば新聞にその
事を告知する人も居るのだという。母親は貴方がニューヨークから
離れている間に、ニューヨークの友達のソフィーはこんなにも
人生を進めている事を告げているのだという。ソフィーは既に
医師として独立して開業しているとの事だった。ラボンはゾーイ
も誰か異性と付き合えば良いとするが、ブルーベルで付き合う
様な独身男性は居るのか?と問う。まさか酔っ払いのクレイジー
アールかと。私は働くために一年間ここに来たのだとし、今は
仕事にやり甲斐を求めている事を告げる。

しかしゾーイの元に来た患者はなんとチームマスコットだという
ブタの"ボー"だった。獣医はモービルに居るとするが、今すぐ
ブタを助けて欲しいとのこと。

一方レモンは女子青年連盟のチャリティにレーサーのブライア
ント・ヴィッカーズをゲストとして招く契約だった。しかし
ブライアント本人から前日になっていきなりキャンセルしたい
事を言われる。自動車競争協会の慈善活動の方を優先したいの
だという。レモンはレーサーは命がけの仕事で恐怖があるだろ
うが、もしもキャンセルすれば本当の恐怖を味わうのはこれから
だとし、私の命令で女子青年連合ブルーベル支部のメンバー
全員が立ち上がって襲撃するのだという。しかしそれでも断ら
れてしまう。

レモンはジョージにこの件を相談する。
ディリア・アン・リー主催のカメレースの慈善活動での収益は
環境活動に使われるものだというが、ジョージはカメのレース
なんて馬鹿げているという。貴方がハ虫類が怖がっているのは
有名な話なのでこなくて良いというレモンに、僕は怖がって
など居ないと否定する。しかしカメは噛むんだという。

一方ゾーイの元にはタンジーという女性患者が頭痛とささくれ
を訴えて外来診察にくる。タンジーはゾーイに興味を持ち色々
と聞き出す。ニューヨークから来て2ヶ月、一年間、私は彼氏
を作るつもりはないのだと聞くと、タンジーはもう頭痛は
収まったとして出て行く。貴方はウェイドが噂していた通りの
人だと言われる。
ゾーイはアディに悩みを吐露する。
ここでの生活によって、まるで映画「アバター」の宇宙飛行士
の様に睡眠カプセルの中で一年眠っているみたいになると。
アディの彼・ビルは、一年の間前に進む為にも誰かと付き合えば
良いと語る。ゾーイも人生経験のために彼を見つけようと考える。

ラマージャマーにいくとゾーイは、独身男性がブルーベルに
居ないかとシェリーに相談する。トムはいよいよ俺の出番かと
するが貴方では若すぎるという。
そんな会話を聞いていたジョージからブタの執刀をしたんだっ
てと声を掛けられるゾーイ。ゾーイはジョージの様な人を
望んでいるが、それを察したシェリーからは彼は独身とは少し
違うわよと言われる。シェリーはウェイドと付き合ったらどうか
とするが、肝心のウェイドは突然女性・タンジーと現れ、
自分の妻だと語るのを目にする。
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ゾーイの元に母親から小包が届く。
ゾーイが田舎のブルーベルでの研修をしている間に、ニューヨ
ークでは刻々と時間が流れている事を示唆するものが送られて
来たのである。プレッシャーを感じるゾーイはアディらからの
アドバイスで、せめて人生経験を積む為にも誰かと付き合おう
とするが・・・

ラボンがレモンとの関係を進めていこうとする程にジョージとの
関係に於いて免罪符を作るが為の流れに見えてしまうところが
有る。
田舎を愛する者は同じく田舎を心から守ろうとしているものと
一緒になるのが筋だろうし、逆に都会での暮らしを望む物にとっ
ては同じ価値観を共有するものと一緒になるのが一番ではないか
とするものが有った。

ゾーイ自身がニューヨークに戻るまでの腰掛け的一年間の滞在だ
と思っている限りは、深い人間関係など築けるハズもない。また
ゾーイ自身の恋愛経験の乏しさ故に、30歳を前にして異性とのデート
に戸惑ってしまう辺りが面白く描かれた。

年齢など関係無く他人との肩の凝るようなレストランでの食事は
神経を使うだろうし、恋愛慣れしていないゾーイならば、寧ろ
ザックバランにランチデート辺りから入るのが一番ではないかと
思ってしまう。
学生時代に恋愛慣れしていない頃には、会話に詰まるのを避ける
為に映画などを見に行くというのが定番だったと思うけど、
折角ウディ・アレン映画特集をしているので有れば、映画デート
をすれば良かったのにね。

ウディ・アレンの映画は、ロサンゼルスとニューヨーク以外では
人気がないのよというアディのセリフが印象的だった。
日本の映画好きを自称する人たちもウディ・アレンとか、デビッド
リンチを賞賛する人が多いよな。

落ち込んでいるゾーイが自室で映画「カサブランカ」での
ハンフリー・ボガート(リック役)とイングリッド・バーグマン
(イルザ役)を見て、本当に好きなのに結ばれない二人の事を
引用して、今の自分に当てはめている辺りが上手く描かれていた。

ゾーイの前にイケメン獣医・ジェドソンが登場する。
ファンシーズで食事デートしようとするも、残念ながらゾーイは
緊張し過ぎて、行く事は出来なかったが、後日ランチデートする
事が出来た様だ。演じているイケメン獣医のWes Brownは
「新ビバリーヒルズ青春白書」の最新シーズンの登場キャラクター
だけど、NHKは長年ビバヒルを贔屓に放送してきたのに、シーズン3
以降放送しなくなったね。ジェドソンはクレジットを見る限り
4つのエピソードに登場。(7話、8話、12話、13話)

レモンとラボンのエピソードもまた興味深かった。
互いに付き合っていた感じだけど、ジョージがニューヨークに
渡っている一年間に隠れて付き合っていたのだろうか?
噂が出回るのが早い土地柄故に、二人が付き合っていれば
すぐに噂にはなっていると思うんだけどね。
伝統に縛られるレモンが、伝統を守って不正を働くディリア・アン
の横暴さをマイクを使って暴くというのが笑えた。

ウェイドとタンジーが結婚している事実も発覚。
勢いで結婚したみたいだけどお似合いじゃないのか。
どうもウェイドとゾーイが恋人関係になるという絵が想像でき
ないんだよな。因みにタンジーは今後とも準レギュラーとして
出演するようだ。

■使用された曲

・Glorianaの "(Kissed You) Goodnight"
・Billy D. and the HooDoosの"Bye Now"
・Matthew Mayfieldの"Ease Your Mind"
・Grace Potter and The Nocturnalsの"Paris (Ooh La La)"
・Jason Jonesの"Put Your Good Time On"
・Sonia Leighの"Ribbon of Red"
・Bejoleの"Silverlined"
・Danny Myrick の"Sweet Love Grows"

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