ハート・オブ・ディキシー　ドクターハートの診療日記 Hart of Dixie Taylor Swift and Nathan Chapman "Love Story" http://www.dlife.jp/lineup/drama/hartofdixie/

Nov. 21, 2011
第8話 愛しの故郷ブルーベル Homecoming & Coming Home

監督／Jeremiah S. Chechik 脚本／Rina Mimoun
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ホームカミングウィーク。
夏の暑さも一段落した頃、町はアメフトの季節に合わせて卒業
生達たちが故郷に戻ってくる。しかしゾーイは自分の故郷とも
言えない町でのホームカミングデーに、疎外感を感じていた。
先日知り合った獣医師のジュドソンがブタのボーを連れて散歩
しているのを見て声を掛ける。
ラマージャマーに行くと、ゾーイはラヴォンと逢う。
ラヴォンはゾーイが落ち込んでいるのを知って声を掛ける。
またウシガエルがベッドに飛び込んできたのか、それとも患者
が来ないと嘆いているのか。ゾーイはホームカミングの雰囲気
に落ち込んでいるのだという。ラヴォンはホームカミングは
アメフトの試合が有るし、旧友との再会の日であり最高の日
じゃないかとするが、ゾーイはそれが自分の故郷であり知り合い
が帰ってくるのならば最高だが、私はこの町に来たばかりで
まだ町に馴染んでいないという事を改めて知らされるだけだと
いう。それを聞いたラヴォンは試合前の夜に毎年ウチでパーテ
ィーを開いているという。カニのディップやアップルマティーニ
を振る舞うのだという。今年はアメフトの監督の母が病気で
監督のピンチヒッターを頼まれていて忙しいので、パーティー
をゾーイが仕切ってくれないかという。町のイベントに参加
するチャンスだと。しかしそんな大それたことを仕切ったこと
など無いとして私には無理だとしてプロの友達に力を借りる
事を告げるが、彼はプテトチップスとサルサ、そしてディクシー
ストップで安売りのビールを買ってくるだけで十分だと語る。
毎年の買い物リストを手渡しておくという。ラヴォンは店の外
にレモンが来るのを見て出て行ってしまう。

ラヴォンはレモンに対して話合いをしようと告げ、気持ちは
話したのに無視するのだけは辞めてくれという。しかし私はアナ
ベスと約束の為に来たのだとし混乱させないでくれと言って
彼から離れる。

アナベスは友達たちと共に2年生の時のホームカミングの事を
話していた。レモンがアメフトのフィールドを燃やしかけた
時の話だった。レモンはそんな話を忘れた事を語る。
アナベスは明日のラヴォンの家のパーティーには何時に行くか
を尋ねると、ジョージがボーガンで撃たれた傷が治っていない
ので一緒に看病するので今年はいけないと語る。
レモンはウェイドにミモザを注文すると俺はウェイトレスじゃ
ないという。そんな中ウェイドはジミーが町に戻ってきている
事を知る。ジミーはカウンターに隠れると、すぐにジョージに
電話しジミー・プラブーが戻って来ている事を告げる。1km先
でも悪臭のするヤツだというウェイド。ジョージが学生時代
3年先輩だったジミーに股間サポーターにヒリヒリ軟膏を塗られた
時の恨みを今でも覚えていたのである。仕返しする為に作戦
を練ろうとし、ジョージの事をマイティマウスと呼び、ジョージ
はウェイドの事をドンキーコングと語る。

ゾーイはニューヨークに住む親友のジジに電話してパーティーの
事を相談する。ライアン・ゴスリングとHしていたのだというジ
ジ。ゾーイにちゃんとやっているかを尋ねると、ゾーイは
パーティーのアドバイスが欲しいという。インスタントゼリー
の事を相談する中、突然ゾーイの元にラヴォンがやってきて
患者・コルビー・スローターを連れて行く。電話は一端切って
患者の容体を見る。ラヴォンによると彼はアメフト部・ブルー
ベルブルーのクォーターバックだが、フィールドで吐いたのだ
という。コルビーは単なる風邪だと思っていた事を告げ、
突然胃の痛みも感じるようになったのだという。目の潤みが
有るのを見ると、恐らく胃腸炎だと思うが今日の練習は止めた
方が良いと語る。金曜日の試合には出場できそうか?と尋ねると
血液検査の結果次第だという。控えの選手・ジョーイでは
試合はつとまらないと語る。

レモンとジョージとウェイドはジミーの件で相談する。
ジミーが居たせいでアメフト部の生活は最悪だったのだという。
やった事の報いを受けさせるのだという。レモンは止めるが
苦しみを分かっていないのだとして、ジョージとウェイドは
復讐案を出していく。車にタランチュラを入れるか・・・
ジョージはレモンに手伝って欲しいとし、君はイタズラにかけて
は天才的だっただろうとし、学生時代にグリーソン先生の
部屋に牛を入れた時の事を引き合いに出す。レモンは嫌だとして
拒否するが・・・

ゾーイが帰宅すると家にジジが居るのを見て驚く。
ピエールの自家用機でたった2時間なので近いものだという。
ゼイバーズでゾーイが好きだった食べ物を色々と買ってきた
という。ゾーイと電話していて不安になったので私がプランナー
として手伝いに来たのだと語る。
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故郷を深く感じさせるホームカミングデーに於いて、ゾーイは
新しく来た土地であるブルーベルでより疎外感を感じる。
町長からの提案で、パーティーの企画を頼まれ、これを機会に
町の人々と溶け込もうとするが・・・

なかなか上手い感じで街の人たちと溶け込めないですね。

そんなゾーイの寂しさを描きつつも、今回はまさに同窓生たち
が集まるという時期に高校時代の名残、復讐を計画する
ジョージとウェイドを通して、変わりゆくものと変わらないもの
の堺で揺れている人々の心情を描いたものだった。

男の場合、永遠の子供って感じで、ジョージとウェイドのノリは
一生つきまとうものが有ると思う。レモンは逆に学生時代の
ワンパクレモンを封印して、貞淑な妻になろうとする姿が有り、
大人への脱皮を図ろうとしている彼女の気持ちが何処に有るのか
が興味深く描かれた。

レモンが急速に大人になろうとしている意図には、居なくなった
母が関係しているのか、それともラボンとの関係が何ら影響
しているのか分からないけれど、責任有る大人へと成長していく
中での子供心が顔を覗かせるシーンは色々と複雑なものを感じ
せる。
同級生が集まると一瞬のうちにそれまで経験したことが吹き飛び
当時の雰囲気に包まれるよね。

ゾーイもまた現在、ニューヨークとアリゾナ、どちらにも属して
居ない状況で心は宙ぶらりんという感じだけど、随分とブルー
ベル的視点に経って物事が図れるようになったと思う。
その分ニューヨークの友達との関係がギクシャクしたり、ニュー
ヨークの友達と連めば、今度はブルーベルの友達であるシェリー
が嫉妬してしまうところなどなかなか面白く出来ていたのかなと
いう感じ。

恐らくジミー・プラブーの真っ青になってしまうオチはニューヨ
ークのパフォーマーのBlue Man Groupに因んだアメリカンな皮肉
なのだろうけど、めげない所も笑える。

ジュドソンのゲイネタも面白かったと言えば面白かったけど、
あっさりと体の関係になっているところがまた何とも言えなかった
な。まぁ別にゾーイと恋人になっている訳では無かったので
浮気ではないとは思うが・・・


■使用された曲

・Cobra Starship featuring Leighton Meesterの"Good Girls Go
Bad"
・The Wreckersの"Leave the Pieces"
・Middle Brotherの"Blue Eyes"
・Kennedyの"Don't Leave Me Alone
・J Roddy Walston and the Businessの"I Don't Wanna Hear It"

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