ハート・オブ・ディキシー ドクターハートの診療日記
Hart of Dixie

Taylor Swift and Nathan Chapman "Love Story"

http://www.dlife.jp/lineup/drama/hartofdixie/




 

Feb. 27, 2012
第16話 それぞれの思い Tributes & Triangles

監督/Joe Lazarov 脚本/Michelle Paradise
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トムはついにモティが来たと人々が集う場所で叫ぶ。
ゾーイとラヴォンはその集まりに来ていたが、ゾーイはモティ
が何なのかと尋ねる。ラヴォンは
MOTYとは、マン・オブ・ザ
イヤー
のことだとし、
ブルーベルフクロウ友愛会の毎年一人
街の男性の中から選ぶのだという。フクロウ友愛会が選んで
いる「ホーしん」は何なのか?とバカにした様な発言をする
ゾーイ。ラヴォンは自分は祝賀会を二度やる事を告げ、今夜は
勝者とその家族だけの身内を集めてフクロウ友愛会の為に
カクテルパーティーを開く
のだという。明日は昔の綿花取引
所で大祝賀会があるとのこと。
ハーレーは10年連続受賞した
人物
だと告げ、医者は人の命を救うので受賞する確率は高い
事を告げる。

いよいよフクロウ友愛会のダッシュがやってくると、今年の
受賞者を発表する。ブリックは密かに自分ではないかと
期待する中で、
今年のモティはジョージだという。
ブリックは顔を引きつらせながら将来の義理の息子が受賞した
のだから喜ばしい事だという。ジョージは15年前に父・ハロルド
が受賞をしたがまさか僕が選ばれるとは思わなかったと語る。
両親を祝賀会によぶべきかどうか。ジョージはレモンに相談
すると、
海賊祭の時の事を考えて、呼ぶべきではないと語る。

ウェイドの元にマグノリアが自転車で通りかかる。
ラマージャマーから自宅への近道なんだという彼女。
ウェイドにモティには行かないのか?と尋ねるが、自分はここ
で歌を作っているのだと告げる。

ゾーイは役所から出てくるとジョージと偶然に逢う。
ゾーイは跪いて挨拶した方が良いのか?とジョージをからかうと
僕を陛下と呼んで目を合わさないようにしてくれという。
何かの手続きなのか?と問うと、ゾーイは
名字を変えようと
思っている
事を語る。私の育ての親はドイツからニューヨーク
に帰国している事さえも知らせてこない人だとし、イーサン・
ハート
に大事なのはDNAなんだという。だから縁を切ることに
したので新しい名前を付けるのだという。名前の候補はあるの
かと問われると、ゾーイ・ボンジョヴィとか、ウィルクスとか
良いかも知れない事を語る。ジョージは自分も両親とは上手く
行っていない事を告げ、兄のハリーは州の議員選挙に出馬する
為に弁護士事務所の開いたポストを僕で埋めるために海賊祭で
レモンを利用して嘘を付いたのだという。モティの祝賀会にも
呼ばない事を告げると、ゾーイは子供が父を求めるのは当然の
ことで、手遅れにならない内に、きちんと向き合うべきだと
告げる。その為にも祝賀会に呼ぶのも悪くは無いのではないか
とアドバイスをする。そんな二人の姿をレモンは遠くから
見ていた。

ゾーイはラヴォンの元へ。
ラヴォンは祝賀会の際にリンカーン並みのスピーチをする
として原稿を書いていた。カクテルパーティーも開かなければ
ならない事を告げると、先ほどレモンが南部特有の
サブマリン
サンドイッチ
を持って来たのだという。ゾーイはパーティー
開催ならば私が手伝う事を告げる。しかしラヴォンはこれは
受賞者の身内のパーティーだと告げ、それに
ホームカミング
パーティーでのゾーイの演出で懲りている事を語る。
ゾーイはラヴォンの身内ということでパーティーを手伝わせて
くれと頼むのだった。

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今回ブルーベルのマン・オブ・ザ・イヤーが発表される。
ゾーイの父は生前10年連続で受賞していた過去が有り、ジョー
ジの父も15年前に受賞していたことがある。
ゾーイにしてもジョージにしても両親に喜んで欲しい気持ち
が強いが、そんな子供の気持ちとは余所に、親たちは自分の
エゴをぶつけて子供たちに押しつける行動を見せる。
失意にくれるジョージに対して、ゾーイはジョージにはしっかり
親と向き合うべきだと助言していく。

今回のエピソードはそう悪くは無いのだけど、前回雪が降って
いたのに、今回は暖かそうだったな。
アメリカ人はクリスマスになると、必ず言葉や台詞の中に
"ホーホーホー"という言葉を使ってコミュニケーションを
取るのだけど、ブルーベルの人たちの場合、フクロウ友愛会
がホーホー言い合っている姿が笑えた。
クリスマスが暑い土地柄、こういうところでクリスマス気分を
味わうのか。

ジョージが受賞されたのは、老舗ネイト金物店を救い、
恩師のサンバーグ先生を解雇から救ったことがその理由。
彼は隣にいる人に耳を傾け真剣に話を聞く人だという事で、
祝賀会のスピーチでラヴォンの変わりにゾーイがスピーチを
していたけど、ゾーイがジョージに良い感情を抱いていると
いうのは誰もが知る所だし、寧ろゾーイに限らずジョージに
好意を寄せている人は多いので、別にああいうスピーチを
したところで好きだという個人的感情を乗せて告白したことに
なるとは思わない。特にスピーチなんてもの凄くオーバーな
表現を使うものだろうし、どんな事でも受賞者を称賛するハズ
だし、そんなに気にするなんて不自然だった。
まぁ展開上、ジョージとレモンとラヴォンとウェイドの関係
をかき回すための行動なんだろうけどね。

ゾーイは名前を変えようとしているようだ。
流石に、ゾーイ・ボンジョヴィとか、ゾーイ・ミジメ、ゾーイ
・ダウニーJrはないけど、常識に考えればウィルクスを名乗る
のが筋で、寧ろ勝手に名字まで変えられるものなのかという
気がする。
何の言われもない名前をつけることに何の意味が有るのかって
感じだし。

スピーチに悩むラヴォンに対して、ゾーイはアイディアと
して、"20と9年前、タッカー夫人の産みだしたジョージが
彼女の足の間から産まれた"と表現する辺りが面白かった。

ジョージの父、ゾーイの父もエゴイストならば、ブリックもまた
その一人だ。
選考委員にはマイケル・ロバーツというマグノリアの学校の
校長が居たのだとし、マグノリアは教師に生意気な口を利いて
授業もよくサボるのだとして、選考で落ちた事を聞かされる。
それを知ったブリックはマグノリアに急に厳しく接する様に
なるけど、娘の為に注意するのは良いけど、きっかけは自分
の功績のためってところがどうしても目に付くので、もう少し
普段から気を使ってあげれば良いのにね。

ジョージは父が長男の選挙のイメージ戦略に自分を利用した
のではないかとする疑いを持ったが実際には誤解だと判明する。
ゾーイと親の件でも誤解が有ったりするのかな。

祝賀会ではベルたちの踊りがあった。
ミュージカルみたいな感じだったけど、なかなかベルたちの
発声は良かったし、パフォーマンスは良かった。

■患者

ハロルド

ジョージの父。突然心筋梗塞を発症した彼。
心破裂の合併症も有り、心臓の筋肉が一部壊死しているので
そこから血がもれて血液が圧迫。僧帽弁の損傷を引き起こして
いるので修復手術が必要とのこと。
モンゴメリーに居るブリックの友人・エド・ベーカーに頼むが
この道の権威としては、ゾーイの父・イーサン・ハートなの
だという。


■使用された曲

・Blind Pilotの3 Rounds and a Sound
・SortaのFace Tomorrow
・Amos LeeのSkipping Stone
・Bronze Radio ReturnのStrawberry Hill
・Iron & WineのSunset Soon Forgotten
・Bronze Radio ReturnのWorth Wondering

ゾーイ・ハート (Rachel Bilson) 医師
レモン・ブリーランド (Jaime King) ブリックの娘
ラヴォン・ベイズ (Cress Williams) 元NFL選手、ブルーベル町長
ウェイド・キンセラ (Wilson Bethel) バーテンダー"RammerJammer"
ローズ・ハッテンバーガー (McKaley Miller) エメラインの姪、14歳
ジョージ・タッカー (Scott Porter) 弁護士、レモンの婚約者
ブリック・ブリーランド (Tim Matheson) 医師

ダッシュ・デウィット (Reginald VelJohnson) 客、ミュージカル好き
--- (Dawn Didawick) Old Lady
--- (Esther Scott) Old Lady
--- (Mary Gross) Old Lady
シェリー・ナグ (Deborah S. Craig) "ラマー・ジャマー"ウェイトレス
トム・ロング (Ross Philips) バーの客
アディ・ピケット (Eisa Davis) 診療所の受付
タンジー・トルイット (Mircea Monroe) ウェイドの妻
ジャドソン・ライオンズ (Wes Brown) 獣医師
アナベス・ナス (Kaitlyn Black) レモンの友人
ビル (John Eric Bentley) 保安官、アディの恋人

クローラ・タッカー (Ilene Graff) ジョージの母
ハロルド・タッカー (Eric Pierpoint) ジョージの父
ディリア・アン・リー (Eve Gordon) 女子青年連盟新会長
ディディ・ルアーノ (Nadine Velazquez) 弁護士事務所の秘書
アール・キンセラ (Christopher Curry) クレイジーアール

マグノリア・ブリーランド (Claudia Lee) レモンの妹、14歳
クリーブ・ウォレス (Michael Spound) バーミンガムガセット紙記者
クリケット (Brandi Burkhardt) ベル
シュラ・ウィテカー (Armelia McQueen) ダンシングキャット
イーサン・ハート ()

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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