ハート・オブ・ディクシー　ドクターハートの診療日記 Hart of Dixie (シーズン2) Taylor Swift and Nathan Chapman "Love Story" http://www.dlife.jp/lineup/drama/hartofdixie/ 26 Jan. 2014 第9話 恋愛の火花 Sparks Fly 監督／Norman Buckley 脚本／Jamie Gorenberg -------------------------------------------------------- ゾーイはウェイドがここ一週間夜に会いに来ないことに違和感 を覚えてウェイドの元を尋ねる。今週ずっと来ないけどどうし たのかと問うと、ラマー・ジャマーは人手不足で忙しいのだと いう。ゾーイは診療所も忙しい事を告げ、今夜は会えるのかと 問うが、ウェイドは何処かハッキリとしない返事をする。 レモンはラマージャマーに行くと、ラボンとルビーが一緒に並 んで掲載されている選挙ポスターに不快感を示し、ワンダに 対してそろそろポスターを剥がしたらどうかと告げるが、 ワンダは二人は恋人同士になったのだから、とても絵になって いる事を語る。 そんな中、ダッシュがレモンの元を尋ねると、明日はシェーク スピア劇団の為にチャリティーオークションを行う事を告げ、 君の父・ブリックの名前がエントリーされていないことを指摘 する。ダッシュによると「十二夜」の公演が危ぶまれているの だという。しかしレモンは父はエミリーとの関係に於いて失恋 した状態であり、ブリーランド家は人よりも立ち直るのが遅い のだという。ダッシュは是非ブリックにも参加して欲しいと 頼んで欲しいと語る。 ジョージの弁護士事務所にタンジーがやってくる。 ジョージは思わず眠気覚ましのコーヒーをこぼしてしまう。 タンジーは相談したいことがある事を告げ、"ドリー・パートン" の養育権を取り戻したいのだという。ドリーとは私が飼っていた 犬の事で、ジョージがボーガンの矢を放った元彼のコルトと 一緒に飼っていたが、コルトと別れた際にドリーは彼によって 一時的に預けられ、コルトがつきあい始めたエブリンの元に いるのだという。ジョージは手助けしたいが、この手のケース では実際の所有者が有利な判決が出る事を告げる。ジョージは 寧ろ僕の方こそタンジーに相談したいことがあると告げ、 独身男チャリティオークションに参加するが、デートしたい相手 は一人なのだという。落札した女性は、男性が出品したバスケット を購入することになり、そしてデート権を得る形だった。 タンジーはオークションに出品する際のバスケットの中身の件で 悩んでいるのかとして、ジョージが好む物ならば相手は何でも好む だろうと語る。 ルビーはラボンにダラスのマンションを購入しようとしている 事を告げる。ルビーは明日のオークションでラボンがバスケット にはどんな食べ物を入れて出品するのかと問うと、町長として ルール上、オークション前にバスケットの中身を教えることは 出来ないが、書斎にあるバスケットを偶然に見てしまうことは 有りだと語る。 そんな中ゾーイはラボンの元にやってくると、ウェイドの件で 相談する。ウェイドは6日間もセックスするのを拒否している のだという。ラボンはルビーがいることだし女性同士で話合った らどうかと告げる。ゾーイが一人で思い悩むとどんな災難が 起きるか分からないという。 ゾーイはルビーに話をする。ウェイドはゾーイランドのフリー パスを持っているのに何故突然私の部屋に来なくなったのかと 問う。もしかしたら私の事を飽きたのかも知れないとし、今は 他のテーマパークに行ってしまったのだと一人で語り始める ゾーイ。しかしいずれこうなることは分かっていたのだとして、 ゾーイは納得しようとすると、ルビーは口を挟む暇もなく、 いつでも相談してと語る。 ブリックは失恋からソファーに座りカーリングを見ていた。 レモンはカナダ人が変なものを追っかけるのを見て何が楽しい のかと問うと、無理にでも人に遭って失恋の伊丹をはね除ける べきだと語る。私たちはブリーランドであり、決してへこたれない 家庭でしょと告げる。レモンは是非独身男オークションに参加 するよう告げる。 ウェイドはゾーイの元にやってくると、最近の自分が変だった ことを認める。ウェイドはゾーイにホントのデートをしようと 語る。デートする気があるのであれば、独身男オークションで 俺のバスケットを落札して欲しいと告げる。 -------------------------------------------------------- アメリカのドラマではよく有る感じの独身男チャリティーオー クション。男性が女性を買うというと別の意味で生々しくなる のでこういうのは女性が落札するっていうのが一番しっくり 来るのかな。ただ冒頭でダッシュがミュージカルの為にチャリティ に参加して欲しいことを告げていたけど、完全にダッシュの 趣味に対するチャリティじゃないのかって感じ。 今回のテーマは価値感のまるで違う者同士の恋愛事情というもの の中に可能性があるのか否かということを描いたもので、 ゾーイとジョージ組は趣味の違い組、ラボンは遠距離恋愛が 可能か、ブリックは世代差を通した交流という形でそれを見比べて いくというものだった。 ・ゾーイとウェイド ウェイドは方向転換してついにマジメモードでゾーイと 付き合いたい旨を語り始める。今までしてきたウェイドの イメージからして突然マジメに付き合いたいと言われても ちょっと無理っぽい感じはするけどね。 ゾーイと自分とでは釣り合わないとする劣等感。 誰が見てもゾーイはジョージとの関係の方が似合っていると 思われるが、寧ろ互いに足りないものを持っている相手の 方がある意味では良い付き合いは出来そう。ただ長続き するかどうかは謎だけどね。 ブリーランドに対抗してなのか、自分のことをゾーイランド と表現していたのも笑える。自分のことをアトラクション に例えるところも面白く出来ていたね。ゾーイランドへの フリーパス、是非お願いします(って何がだ)。 オークションでのウェイドのバスケットに争いは相当熾烈 だったな。キャリーとデイジー、そしてマグノリアが参加。 最後にゾーイが入札しようとしたけど間に合わせず。 落札したマグノリアと取引するシーンも笑えた。 最初はゾーイが不利で相当ふっかけられたけど、この事実 をすれば父親から一ヶ月外出禁止になるとして、テイラー・ スウィフトのコンサート最前列のチケットで決着が付いた のかな。 冒頭でデートに誘いに来るウェイドから「進化か死か」と 意味深な発言をされて、困惑する姿が有った。 ゾーイとしては変化はあまり求めていない感じ。 この土地柄変化を嫌うのかなと思ったけど、ラボンは随分 と人は変わるということを強調していた。 ・ジョージとタンジー ジョージはマジメ過ぎるので、タンジーに好かれる為と称して 意外性のあるところをアピールしていくことになる。 ジョージがタンジーをブルーベルで一番高い建物に連れて行っ たけど、全景を見える光景はちょっと斬新だった。 タンジーが飼っていた犬の名前が、ドリー・パートンだと いう。ラボンが飼っているワニはバート・レイノルズだし、 芸能人の名前をペットにつけるのが流行しているのか。 ドリー・バートンというと、「ハンナ・モンタナ」でマイリー・ サイラスが演じるハンナの祖母役で何度か登場していた。 元々ビリー・レイとは仲が良いようで、wikiなんかを見ても、 マイリーのゴッドマザーだということが書かれているね。 自分の殻から破ったジョージ。 なんだか彼はマジメなのでやることが全て滑稽に見えてしまう ところがこのドラマの面白いところだね。 ・レモンとラボン ラボンがルビーの事を本気で好きだということを知って レモンとしては立ち入る隙がない。 レモンとしても次に進もうとして、歯科医のウォルトの バスケットを落札しようとするが、レモンが入札したのは どういう事かラボンのものだと判明する。ラボンとしては 町長としてルールは曲げられないとする姿勢。 ルビーのためにムード満点のランチデートを演出していた が、レモンの為にムードある状況になってしまうが、 ラボンの意思は堅そうだ。 アメリカ人のムードの作り方って大抵夜ならロウソクによる 演出、昼ならばお姫様っぽいランチを演出するね。 ・ブリックとシェルビー 世代差のあるデート。ブリックにしてみれば娘みたいなシェルビー とのデート。まるで価値感の違う人との間でもコミュニケーション は取れるし、楽しい時を過ごせるという事を示したもの。 ただまぁ目新しいからこそ楽しいのであって、長期的に見れば 関係は続きそうにないかな。 レモンたち同様に踊りで締めくくるというところは悪くなかったね。 ■使用されていた曲 ・You Stole My Heart by Rose Falcon ・Bad Luck by Michael Trent ・Pretending the Stars by Mindy Smith ・Deer Creek Canyon by Sera Cahoone ・Star-Bangled Glamour by Dirty Sweet ・Should've Been Me by The Walcotts ・Love You From Here by Jon Pardi ・Country & Cold Cans by Dierks Bentley ■検索用キーワード ゾーイ・ハート (Rachel Bilson) 医師 レモン・ブリーランド (Jaime King) ブリックの娘 ラヴォン・ベイズ (Cress Williams) 元NFL選手、ブルーベル町長 ウェイド・キンセラ (Wilson Bethel) バーテンダー"RammerJammer" ローズ・ハッテンバーガー (McKaley Miller) エメラインの姪、14歳 ジョージ・タッカー (Scott Porter) 弁護士、レモンの元婚約者 ブリック・ブリーランド (Tim Matheson) 医師 ダッシュ・デウィット (Reginald VelJohnson) 客、ミュージカル好き トム・ロング (Ross Philips) バーの客 アナベス・ナス (Kaitlyn Black) レモンの友人 クリケット (Brandi Burkhardt) レモンの友人 ビル (John Eric Bentley) 保安官、アディの恋人 アール・キンセラ (Christopher Curry) クレイジーアール マグノリア・ブリーランド (Claudia Lee) レモンの妹 ワンダ・ルイス (Mallory Moye) メイナードの姪 ルビー・ジェフリーズ (Golden Brooks) 軍曹の孫 タンジー・トルイット (Mircea Monroe) ウェイドの元妻・美容師 シェルビー (Laura Bell Bundy) ショッピング好き、ブリックと・ ウォルト・ブロゲット (Rich McDonald) 歯科医 サル・ナッター (Kim Robillard) 骨折して来た患者 デイジー (Megan Ferguson) ウェイドのバスケットを落札しようと キャリー・スウェイン (Alyshia Ochse) デイジーと張り合う エブリン (Samantha Colburn) コルトの元彼女 コーディ (Joe Massingill) シュラ・ウィテーカー (Armelia McQueen) ジョージのデート権を狙う デルマ・ワーナー (Esther Scott) イボが出来た患者 ヴィンス (Benee Leavy) バイオリン弾き 評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)