ハート・オブ・ディクシー　ドクターハートの診療日記 Hart of Dixie (シーズン2) Taylor Swift and Nathan Chapman "Love Story" http://www.dlife.jp/lineup/drama/hartofdixie/ 22 Jan. 2013 第12話 海流の中の島々のように Islands in the Stream 監督／Joe Lazarov 脚本／Donald Todd -------------------------------------------------------- ウェイドはゾーイの為に燻製ソーセージを持ってくる。 ゾーイは何でソーセージなのかと問うと、お前からの伝言だ ったろうとして"キュアート(燻製)・ソーセージ"だと言った 事を指摘。ゾーイはそれを否定し、私が言ったのは映画の "クール・ソヴァージュ"の事だと告げ、外国語映画賞の作品 であり、新婚旅行の夫婦が突然タイムスリップされてユダヤ人 隔離地区にいく話だという。現在映画祭をしているので一緒に 見に行こうとするが、まるで興味がないというウェイド。 しかし馬鹿な衝突レースばかりに熱狂せず、興味のないことで も時に恋人に併せるのも恋愛の一つである事を告げる。 車とビール以外に興味を持つべきだというゾーイに、俺はそれ だけなのかと問うと後は裸の女くらい?と皮肉る。 バタースティックベーカリーでは、レモンはランチに父・ブリ ックが待ち合わせの約束をスッポカしたことに激怒する。 外にいたアナベスとクリケットは凄い剣幕をしているレモン に声を掛ける。 そんな中アナベスは見慣れない英国紳士風の男性・オリバーが 店に入ろうとしてぶつかりそうになる。 アナベスはJ・オースティンの小説に出てくるような粋な英国 紳士と出会うことを夢見ているのだと語る。しかしブルーベル でそんな人物に出会おうとしているのかと鼻で笑われてしまう。 ブリックとシェルビーは診察室で逢っていた。 二人はどうやってブリックが夜に家から出て行くのかその口実を 考える。"貝にあたった観光客"という設定は以前にも使った とすると、シェルビーは"皮膚をファスナーで挟んだ聖歌隊の 付き添い"がいるという事にしたらどうかと告げる。ブリックは 相変わらずその発想力が豊かなシェルビーに感心する中、 ブリックは明日のディナーの時にでもレモンに私たちの関係を 話すと語る。シェルビーはレモンも大人の女性だから大丈夫だ とするが、レモンは突然ブリックの元に怒鳴り込んでくる。 またしてもランチの約束を破ったとして発狂していた。 シェルビーが何故ここにいるのか尋ねると、ブリックは受付 の仕事をしてもらっているのだと告げ、ここは彼女に任せて ランチに行こうとレモンを外に連れ出す。レモンはシェルビー は一日中あのテンションで話す子を受付に雇ったのかとして ブリックに語る。 ジョージは自宅にしている船で寛いでいると、両親が突然やっ てくる。ジョージの家に行ったらレモンが居たので驚いたという 母・クローラ。明日モービルに行く予定があるので立ち寄った のだという。ボートで暮らしているなんて失業したのか?と 問われるが、それを否定する。すると突然タンジーがバスタオル を巻いた姿で船の中から出てくるという気まずい状態になる。 タンジーはトレーラーハウスに住んでいる子だとして両親に 紹介すると、どっちも動く家に住む人たちだとして、まるで サーカス団だと皮肉る。 -------------------------------------------------------- 先日の積雪のせいで土曜の深夜に放送していた字幕版を観た のでちょっと簡単に感想を書かせていただきます。 字幕版だと鑑賞しながらエピソードガイドが書けないので 時間的に大変なんですよ。リモコンで止めたりしながら書く のが面倒臭いので、ちょっと簡潔に覚えていることだけを 書かせてもらいます。 ・ジョージとゾーイの今の気持ち 互いに相手が出来てしまったことも有って、今の二人の立ち位置 がかなり中途半端になっているのは事実だと思う。 そもそもはこの二人は結ばれるという前提の元で、少しの期間を 別の人との付き合いをして、その上で改めて気持ちが残っていれば 再会して結ばれようみたいな勝手な取り決めが有った。 ゾーイがウェイドと本気で付き合いたいとしたことでその一角が 崩れてしまった格好だけど、ジョージ側もどのように思っている のかは知りたい所。 ジョージの母・クローラがやってきて、上手いことその辺の気持ち を探ろうとしたけど、ちょっとウザい感じがするのも事実だった。 弁護士家族らしく、法廷のやりとり形式で、互いに事実関係なり 現在の心境なりを語っていくところは面白く出来ていたね。 ・ウェイドとタンジー この二人はある意味では被害者なのかも。 互いにジョージとゾーイのことを信用して待つしかないってこと だけど、元々気持ちが有る二人のことを心配もせずに待つという のは難しい感じ。ダブルデートをすることになったけど、ウェイド とタンジーはそれが嫌だと突っぱねる辺りもその辺の心理が作用 しているのだろうけどね。 偶然という名の必然によって、悉く避けようとしているのに出会って しまう辺りが今回の面白さでも有ったけど、タンジーらが最後に 語っているように偶然でも何でもなく「小さな街だから」って ことで、出会うように出来ているのだろうし、こういう街では 親友の相手とは一度は寝ている確率も高かったりするという事情は 有りそうだ。 ・ブリックとレモンとシェルビー マグノリアがレモンに急用と称して呼び出した背景に、自宅のソフ ァーに置き忘れた女性用の下着の存在が有った。 父親と寝ている女性は、金目当て、傷心している父の心の隙間に 入り込もうとしているということで、犯人捜しならぬ、謎の恋人 探しへと発展する。レモンがシェルビーと仲良くし始める中で、 シェルビーがブリックの謎の恋人をアナベスに仕立てようとした 辺りの展開が笑えた。 ・アナベスとオリバー 英国紳士風の英語のイントネーションで語るオリバーはアナベス にとっては夢に見ていた男性像に近いようだ。 時事的なことにも繋がって居るけど、イギリス企業が主導して 掘削していたメキシコ湾原油流出事故の件を絡めて描いたという ことなのかな。オリバーはその処理に来た人物という設定だった様子。 当然この事件でブルーベルのあるアラバマ州もその被害に遭った こと想像に難くない。 オリバーがかつてルイジアナ州の川のガイドをしていたことを ラボンが発見して、追求すると彼は頭を打った事による 外国語様アクセント症候群なるものになったとのこと。 偏頭痛様のクスリを飲めば治るけど、アクセントが戻ると 女性から気を引けるだけのアドバンテージを失うことになるとして 今まで拒んでいたようだ。出身がバーミンガムではなく、バーミング ハムだとか、今回はゾーイとウェイド、アナベスとレモンの間 でも発音の差異で、色々と性格性の違いを描いていたので、 その象徴的な存在になっていた。 ・映画 「クール・ソヴァージュ」COEUR SAUVAGE 「アーティスト」 「ハングオーバー」 「ブック・オブ・モルモン」 などが引き合いに出されていた。映画の趣味の違いは人生・恋愛 に於ける趣味の違いとして決定打を与えてしまうものなのか。 ■使用されていた曲 ・Follow by Michael Bernard Fitzgerald ・Excuse Me While I Break My Own Heart Tonight by Whiskeytown ・Whatcha Got In That Cup by Thomas Rhett ・This Feels a Lot Like Love by Easton Corbin ・Nashville Deluxe by Neil Nelson Band ・I Wanna Kiss Someone by Kelleigh Bannen ・I Need An Angel by Tommy Lee Snyder ■検索用キーワード ゾーイ・ハート (Rachel Bilson) 医師 レモン・ブリーランド (Jaime King) ブリックの娘 ラヴォン・ベイズ (Cress Williams) 元NFL選手、ブルーベル町長 ウェイド・キンセラ (Wilson Bethel) バーテンダー"RammerJammer" ローズ・ハッテンバーガー (McKaley Miller) エメラインの姪、14歳 ジョージ・タッカー (Scott Porter) 弁護士、レモンの元婚約者 ブリック・ブリーランド (Tim Matheson) 医師 ダッシュ・デウィット (Reginald VelJohnson) 客、ミュージカル好き トム・ロング (Ross Philips) バーの客 アナベス・ナス (Kaitlyn Black) レモンの友人 クリケット (Brandi Burkhardt) レモンの友人 ビル (John Eric Bentley) 保安官、アディの恋人 アール・キンセラ (Christopher Curry) クレイジーアール マグノリア・ブリーランド (Claudia Lee) レモンの妹 クローラ・タッカー (Ilene Graff) ジョージの母 ハロルド・タッカー (Eric Pierpoint) ジョージの父 オリバー・ケント (David de Lautour) 南部出身 ウォリー・メイナード (John Marshall Jones) ラマー・ジャマー店主 タンジー・トルイット (Mircea Monroe) ウェイドの元妻・美容師 シェルビー (Laura Bell Bundy) ショッピング好き、ブリックと・ 評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)