ハリウッド・ナイトメア
Tales from the Crypt (アメリカHBO:1989年〜1996年)





3-12 大逆転!最後のスクープ Deadline
(1991年7月31日放送)

脚本/ Walter Hill 監督/ Walter Hill
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チャールズ・マッケンジーは記者だった。記事を書くためには
何でもした。人には知る権利が有るのだから・・

チャールズはかつて
高級紙を担当する記者だったが、酒に溺れ
記者生命は風前の灯火
だった。バーテンダーで友人のマイク
らはそろそろ帰って寝るべきだとし、明日は新聞者のストーン
と面会するのだろうと告げる。しかしマイクに対して飲む飲ま
ないは客であるオレが決めることだという。明日面会するならば
身綺麗にして逢うよう指摘するが安物のバーのバーテンダーに
忠告される筋合いはないと絡む。かつて自分は議員や億万長者
を取材した人物だと告げる。

そんな中バーには美人のヴィッキーが一人でやってくる。
チャールズはマイクに言って彼女に一杯酒を出してくれという。
オレからのおごりだと。美女に近づくチャールズ。自分は真実を
追求する記者である事を告げ、女性に対して一人で来たのは
娼婦なのか?ととう。商売女ではないと否定し、確かに変わり者
だと認める。私と寝たくないのか?と問われると、チャールズ
は女性に酒を勧める。
チャールズはヴィッキーに特別な感情を抱く。この感情には
本当のものを感じるという。女友達は沢山居るし、結婚も二度
して女は必要無いとし、酒が有れば良いとするが、彼女と逢うと
25歳になって若返ったように感じると。失ったものを取り戻せる
気がすると感じる。

一晩を共にした二人。
ヴィッキーは仕事のために家から出て行く。私は一人の相手と
長く付き合うつもりは無いとし、誰からも縛られる生活はしたく
ないと。チャーリーはこれきりでも良いとすると、彼女も逢う
のは構わないがそれ以上の関係にならないという。

チャーリーは旧友のストーンを尋ねて仕事を回してもらおうと
する。しかしストーンはチャーリーが酒に溺れて使えない記者
であることを知っていた。
記事が書けるというのであれば証明
して欲しい
と言われる。

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記者の男が手柄を焦る余り、自分が殺人を犯していくという
内容のモノ。

酒に溺れたから記者として落ちぶれたのか、それとも記者とし
ての仕事がない為に酒に溺れたのか。

ここまで落ちぶれてもバーテンダーのマイクなど、気を使って
くれている人が居るし、姉はそんな弟に相当金を援助している
姿が有ったりと、立ち直るだけのバックアップは有るのに、
なぜこうも落ちぶれてしまったのか。

過去の栄光にすがって完全に堕落した男性の物語でなんとも
言えないものが有ったかな。

チャールズ・マッケンジー (Richard Jordan) 記者
ニコス・スタブロ (Jon Polito) 店長
フィル・ストーン (Richard Herd) 新聞者・偉い人
マイク (John Capodice) バーテンダー
ミルドレッド (Rutanya Alda) チャールズの姉
ヴィッキー (Marg Helgenberger) ニコスの妻、チャールズと浮気
--- (John Kassir) Crypt Keeper (voice)
--- (Judy Jean Berns) Globe Secretary

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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