December 16, 2012
第12話 選択 The Choice
脚本/Alex Gansa、Meredith Stiehm 監督/Michael Cuesta
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この取引だけが私たちの残された道だとしてブロディにアブ・
ナジールのテロ計画の阻止への協力を求めたキャリー。
しかしキャリーはナジールによって誘拐される中、ブロディに
対してウォルデンのペースメーカーのシリアルナンバーと引き
替えにキャリーを解放すると言われブロディはウォルデン邸
に忍び込みウォルデンの息の根を止めることに協力。
キャリーは一度は解放され、捜査官たちがキャリーが囚われて
いた廃工場を一斉捜索するがナジールの痕跡が見つからず
諦めかけた所で、キャリーはロイヤの言葉を思い出し、ナジー
ルはずっとあの場所に留まっているハズだと考えて、地下道
を調べると案の上隠し部屋に隠れていた。捜査官が取り囲むと
彼を射殺する。
ブロディとキャリーは二人で以前に来た山荘へと二人で来て いた。ブロディはキャリーの手首に触れると傷の背負った戦士
のようだと語る。前回の時と比べて今回は互いに秘密はない 事を語り、気が楽だという。薪を用意し、ベッドメイクをしよ
うと語る。そんな二人のことをデビッドからの密命を受けて
ピーターが監視していた。デビッドはピーターに対して痕跡が
見つからない様に必ずブロディを殺害する様告げるとピーターも一人の
時を見計らい殺害すると語る。現在連れがいるのだとすると デビッドはキャリーなのかと問い、馬鹿なヤツだと呟く。
ジョンシーガル高校のシャツを整理するジェシカは、ブロディ
が出て行ったことで部屋の片付けをしていた。
ブロディはキャリーが料理を作る間、机の引き出しに入った
銃を手にする。前回の思い出の銃だと語ると、キャリーは ロマンチックだと皮肉る。弾を抜いてケースに戻すと、一緒に
近くを散歩しようと外に連れ出す。 この別荘は母方の別荘で毎年夏に来ていたのだという。
キャリーが大学に入ってすぐに母は買い物に出たまま消えてしま
ったのだとし、父が手に負えなかったのだという。
母も私と同様の病気だったが、母は治療を一切受けておらず、
突然星のお告げでキャンピングガーを買いにいくと家族で 五大湖に奇跡に見に行くと語る様な人物だったという。私は現在
薬を飲んでいるので順調とのこと。姉は母のことを今でも恨んで いるが、自分はこの病気にかかっているので、母の気持ちも分かる
のだという。母とはそれ以来遭っていないと告げると、こんな 話を他人にするのは始めてだと語る。
ソールは相変わらずデビッドによって不当に監禁されていた。 ソールの元に牛乳を持ってくる職員に対して、そろそろ大事件が
起きるぞと告げ、議員が暗殺されるのだという。ソールはキャリー に電話させて欲しいと頼むと、つまらない命令など無視しろと
語る。職員はそれではあなたの二の舞になるとして意見を突っ ぱねる。
ブロディは今後のことについて、ここの使用人に志願したいと いう。住み込みだとし、決してご主人様を退屈させないと語る。
そろそろ現実の話をするかと問うキャリーは、ブロディに今後 どうするのかと問う。議員は辞職すること。自分は大工が得意
なので家は建てられるし、それか教師になるという。一番の
抱負は良い人間に戻ることだという。あなたは良い人間だという
キャリーに、もう一度やり直せるとは思っていなかったと語る。 お互い真剣ならば私もやり直そうかしらとキャリー。
それを聞いたブロディはCIAには戻らないのかと問うと、それは 難しいところだという。まだ復帰の誘いはないとするが、問題
はあなただという。私はあなたと一緒になりたいのだという。
しかしアナタノ過去もあるし、私の病気のことも有るので 厄介だという。そして今ではまだ私はあなたを恐いと思っている
部分があるのだという。 そんな二人はキスしていると、遠くからピーターは双眼鏡で
二人を監視していた。しかし監視するのを辞めてしまう。
翌朝、ブロディよりも先に目覚めたキャリーはクロワッサンを
買ってくるとして車で出かける。 ブロディは赤いマットを持って湖の方に出かけると、突然イスラム
教徒としての祈りを捧げる。ピーターはそんなブロディのことを 暗殺しようとして銃を向けるが・・・
キャリーは帰宅するとブロディを探す。 一瞬居なくなったかと思ったがすぐに見つかる。
今日は現実に戻らないといけない事を告げ街に戻ろうと語る。 私たちの事についてはすぐに決められないと語ると、ブロディ
は全てキャリーに従うという。とにかく時間が欲しいと告げ、 私は仕事とあなたの両方が欲しいという。今夜は姉のところに
いくので相談すると語る。
デビッドは帰宅すると、暗闇の中ピーターがソファーに座って
まっていた。任務は済んだのかと問うが首を振る。 ウォルデンは死んだしブロディは議員を辞職する。もう国に
とって脅威はないという。ブロディは政治に戻るつもりはない のだという。オレは悪党を殺すプロだが、ナジールを殺せた
のは彼の協力のお陰であり、キャリーほど優秀な諜報員はいない
のだという。ブロディを殺せばキャリーもまた潰れる事を告げ、
現在ブロディが死んで喜ぶのはあんただけだと語る。あなたが
壊したキャリーをまた壊すことになるとし、ブロディには手を 出すなと語る。悪党を始末するためオレは暗がりで待つだけだと
語る。 -------------------------------------------------------- |