HEROES (シーズン4・Final)

http://www.bs-asahi.co.jp/heroes4/
http://www.heroes-tv.jp/



第9話 光と影 Chapter Eight 'Shadowboxing'

脚本/Joe Pokaski、Misha Green
監督/James Chory
--------------------------------------------------------
バージニア州・アレクサンドリア
クレアとグレッチェンは社交クラブから食肉工場で宝探しを
行うとして誘い込まれ、グレッチェンはクビを締められ、
クレアは杭で体を貫かれる。クレアが凶器を振り回すと、
能力を使って透明人間化していた
ベッキーが姿を見せる。
他の生徒たちはそんな光景に呆気にとられるが、クレアは
先ほど飲んだアルコールの中に薬を盛り込まれていて幻覚を
見たのだと説明する。二人の生徒は納得するが、グレッチェン
は殺され掛けたとして落ち着かなかった。

一方列車の脱線事故が起こる。
ピーターの働く病院では次々と患者が搬送される中、ピーター
は能力を使って瀕死の患者達を治していく。しかしこの能力を
使うと体力的にきつく、疲労の顔を見せていた。

ロサンゼルスでは、マットの体を乗っ取ったサイラーがN.Y行き
の飛行機に乗ろうとしていた。サイラーが最後に覚えている
のはピーターによって注射を打たれた事で、その件を聞きに
行こうとしていたのである。マットはサイラーの事を止めるが
話を聞こうともしない彼に対して、マットは能力を使い持ち物
の中に拳銃を入れる。持ち物検査に引っかかり、サイラーは
飛行機の搭乗を拒否される。

サミュエルリディアは、ベッキーの暴走により、これで
クレアが仲間になる可能性が無くなったのではないかと話し合
う。しかしサミュエルは自分が必ずここにクレアを連れてくる
と告げる。
一方クレアはベッキーについて調べようとしていた。ベッキー
の部屋に行き何か手がかりを探すとするが、グレッチェンは
命を狙われたことですっかり恐怖心を植え付けられていた。
透明人間なので何時襲われるか分からないというグレッチェン
に対してクレアはベビーパウダーを手渡し、これを使えば
透明人間が近くに居るかどうか分かると告げる。

ピーターの病院ではひっきりなしに患者が運ばれる。
医師の一人は、エマに対して傷口の圧迫止血をしていて欲しい
と頼む。エマは縫合セットが近くにあるのを知って自らそれを
使い見事な手さばきで縫合する。その姿をピーターは見ていた。

クレアはベッキーの部屋に行く中で、宝探しを一緒にした
生徒二人とばったり遭遇する。宝探しの件を話すが二人は
その事に関して一切覚えていなかった。クレアの前に父・ノア
ハイチ人・ルネが来ていた。
--------------------------------------------------------

サイラーはマットの体を乗っ取り自分の本当の体が何処に
有るのか真相を突き止めようとする。立場が逆になったマット
はサイラーの事を止めようとするが、サイラーとマットには
決定的な違いが存在していた。

クレア周りの話。
ベッキーが襲ってきたことでグレッチェンは完全に及び腰。
ついには田舎に帰ってしまったけど、もう大学には戻って
こないのかな。
久しぶりにハイチ人が登場したけど、彼の名前がルネと
言うなんて初めて知ったかも。
グレッチェン側からのクレアに対する一方的な愛情にも思え
たけれど、いつの間にかクレアもまたグレッチェンに対して
かけがえの無いものを感じている様だ。

ベッキーが何故クレア周りの人たちを襲うのか。
サミュエルの指示かと思っていたけど、なんと彼女は
シーズン1で出てきた能力者の娘だったのね。殺したのはノア
だという事でノアに復讐を誓うという役柄だった。
サミュエルが意外と普通の人だった事が驚きかも。

マットとサイラー。
ようやくマットがサイラーからイニシアチブを持つように
なったのかと思ったのに、サイラーの方が一枚も二枚も上手。
上手というか体自体はマットなので、その事を利用して
人殺しをするというあくどい戦法。
長らく感じていた事だったけど、こうなったら自殺するくらい
しか方法論としては無いものなのかな。

マットとサイラー、そしてネイサンとサイラーが入れ替わって
いる事もあって何だかストーリーとしては紛らわしいものが
有るんだよな。

一方ピーターとエマのエピソードはちょっぴり良い感じの
話だった。エマがこれまで自分の殻に閉じこもっていたのを
ピーターが上手く開いて行っている感じだね。
ピーターは治癒能力を備えているので、彼女の聞こえない耳
を治してあげるというのは出来ないのだろうか。

モヒンダー・スレシュ / センディル・ラママーシー (博士)
ピーター・ペトレリ / マイロ・ヴィンティミリア (弟・万能)
ヒロ・ナカムラ / マシ・オカ (日本人)
クレア・ベネット / ヘイデン・パネッティーア (治癒)
ネイサン・ペトレリ / エイドリアン・パスダー (兄、政治家)
マット・パークマン / グレッグ・グランバーグ (刑事)
アンドウ・マサハシ / ジェームズ・キーソン・リー (社員)
ノア・ベネット / ジャック・コールマン (父、能力者を捕まえる)
サイラー / ザカリー・クイント (能力者、悪)
トレイシー・ストラス (Ali Larter) 能力者、水の人

アンジェラ・ペトレリ / Cristine Rose (ピーターの母)
サンドラ・ベネット (Ashley Crow) クレアの母
--- (Jimmy Jean-Louis) ハイチ人、能力者

ジャニス・パークマン (Elizabeth Lackey) マットの元妻
リディア (Dawn Olivieri) サリバン・カーニバルメンバー・能力
グレッチェン・バーグ (Madeline Zima) クレアのルームメイト
マイク (Rick Worthy) マットの同僚刑事
キミコ・ナカムラ (Saemi Nakamura) ヒロの姉、アンドウの恋人
サミュエル・サリバン (Robert Knepper) 能力者
エドガー (Ray Park) 能力者、高速ナイフ
ジミー・ケプラー (Daniel Newman)


ジェレミー・グリーア (Mark L. Young) 能力者
エマ・クーリッジ (Deanne Bray) 能力者、音が色で見える
レベッカ・テイラー (Tessa Thompson) 能力者

ジャッキー・ウィルコック (Danielle Savre) チアリーダー
リネット (Sally Champlin) 喫茶店勤務
ハマー (Carlease Burke) 看護師
ヘサム (Assaf Cohen)
ハンク (Michael D. Nye) タイヤ修理、サイラーが殺害
--- (Omar Leyva) 医者
--- (Marie Wong) 看護師
ミーガン (Anna Clark) 5歳の少女
5歳の頃のベッキー (Zoe Bolden)
--- (Everett Kelsey) ベッキーの父親
アシュリー (Danica Stewart) 大学生
オリビア (Candice Patton) 大学生
アリソン (Kat Purgal) 社交クラブ女性
--- (Cindy Chiu) 社交クラブ女性
パトリック (Jarvis W. George)
--- (Franco Vega) 警察官
--- (Ameenah Kaplan) 女性空港警察
--- (Christopher Mann) 男性空港警察
--- (Jason Konopisos) 空港警備
--- (Doug Haley) 若い頃のジョセフ
--- (Julian De La Celle) 若い頃のサミュエル


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

inserted by FC2 system