HEROES (シーズン4・Final)

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第16話 開眼 Chapter Fifteen 'Pass/Fail'

脚本/Oliver Grigsby
監督/Michael Nankin
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カーニバルの生活を終えクレアはバードニア州のアーリントン
大学
へと戻る。グレッチェンはクレアが落ち込んでいるのを
見て何かあるのならば話してくれるよう告げ、彼女の手を握る
が、クレアは手を引っ込めて、自分で解決しなければいけない
事を語る。いつでも力になるので困ったときは何でも言って
というグレッチェン。クレアが席を立つと、入れ替わるように
してサイラーが彼女の前に現れる。

ワシントンD.Cのノアのアパートでは、アンドー、ヒロ、そして
救出したモヒンダがやってくる。モヒンダはノアに依頼され
て、コンパスを作成すると、これで自分は国に帰るという。
そんな中、ヒロは脳の腫瘍によって意識を失ってしまう。

ヒロは気がつくとダイナーにいた。
目の前には
アダム・モンローの姿。自分は死んだのか・・・
それを尋ねると、これから裁判で決めるのだという。目の前
には裁判長としてヒロの父・
カイトーの姿があり、陪審員たち
も話を聞こうとして集まっていた。裁判はヒーローの掟を
ヒロが自己の利益のために時間軸を行き交い歴史を変えてし
まった事に対する是非が問われる。

クレアは授業のために教室に行くと、そこには何とサイラーの
姿があった。

一方サミュエルによって誘拐されたバネッサは、カーニバルの
トレーラーハウスで目覚める。ベッドには彼女のために用意
されたと思われる服が用意されていた。サミュエルに対して
激怒するバネッサを見て、昔レコードプレイヤーを壊した時
と同じ顔をしていると告げ、見せたい物が有ることを告げる。
しかしバネッサはそれを拒み、自分が見たいのは家の玄関で
有ることを告げると、サミュエルは朝食を取ったら家に帰す
事を告げる。

ヒロは救急病院へ運ばれる。
それと同時にヒロの中では裁判が行われていた。
ヒロは被告で、検察にはアダムがその役目を担っていた。
ヒロは弁護士をつけたい事を告げると、弁護士としてアンドー
が派遣される。アダムは検察側の証人として、キミコとアンドー
の若い頃の二人が呼び出される。

サイラーはクレアの前に立つと、協力して欲しいことを告げる。
助けが欲しい時に、タトゥーにはクレアの姿が見えた事を
告げる。今の俺には繋がりが必要であり、何とかして欲しい
と頼む。協力しなければ友人が死ぬことになると脅してくるの
だった。

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サイラーが改心するのとは逆に、失恋したサミュエルがどんど
ん猟奇的になる姿が描かれた。

ヒロの生死を利用して、彼自身の正義に対する是非を問う辺り
は面白くできていた。懐かしの面々が登場。カイトーさんは
もちろん、アダムの姿は嬉しかったぞ。
ヒロのしている事は、途中から自分の過去のミスを取り戻す
為の行動に終始し始めたことで、それが問題ではないかと
問われる。
最後に裁判の結果が生死を分かつのではなく、決戦によって
それを決めた辺りは面白くできていた。
自分自身が証人として出廷する事になったときに、「LAW & 
ORDER」
では良い結果をもたらさないだろうみたいな事を
ぶつぶつ言っていたヒロに笑えた。

サイラーはクレアの元にいき、助言を求める。
サイラーによるとクレアとは似たもの同士。
実の親に捨てられ、育ての親は理解してくれない。
壁を作って他人を受け入れないこと。
自分が傷つく事を恐れて能力のせいにして自分の殻に閉じこも
る。徐々にクレア自身が確かにサイラーと似ていると感じて
いく所が上手かったし、グレッチェンに全てを告白したかに
思えて実はサイラーが変装しているところなど上手く出来て
いる。何よりもサイラーがグレッチェンを誘拐などしていない
所が良かったね。
解決の方法は全ての力を解放すること。自分の手で能力を使えなく
することなど可能なのか?

サミュエルは好きな相手・バネッサとどうしても一緒に
住みたい様子。
彼女が昔夢で描いていた静かな暮らしが待つ家の存在を
実際に目の前に用意したときに彼女はどんな態度に出るのか。
残念ながら私のためばかりでなく自分の夢だと言われてしまい
失恋。無理矢理従わせるのではなく、一応律儀に家に帰す
所は、サミュエルの憎めない点か?

これまで人間のルールに従ってきた事を告げ、今後は自分の
ルールに従わせるとの事。
果たしてどんな暴走具合が見られるのだろうか。

モヒンダー・スレシュ / センディル・ラママーシー (博士)
ピーター・ペトレリ / マイロ・ヴィンティミリア (弟・万能)
ヒロ・ナカムラ / マシ・オカ (日本人)
クレア・ベネット / ヘイデン・パネッティーア (治癒)
ネイサン・ペトレリ / エイドリアン・パスダー (兄、政治家)
マット・パークマン / グレッグ・グランバーグ (刑事)
アンドウ・マサハシ / ジェームズ・キーソン・リー (社員)
ノア・ベネット / ジャック・コールマン (父、能力者を捕まえる)
サイラー / ザカリー・クイント (能力者、悪)
トレイシー・ストラス (Ali Larter) 能力者、水の人

アンジェラ・ペトレリ / Cristine Rose (ピーターの母)
サンドラ・ベネット (Ashley Crow) クレアの母
ルネ (Jimmy Jean-Louis) ハイチ人、能力者

ジャニス・パークマン (Elizabeth Lackey) マットの元妻
リディア (Dawn Olivieri) サリバン・カーニバルメンバー・能力
グレッチェン・バーグ (Madeline Zima) クレアのルームメイト
キミコ・ナカムラ (Saemi Nakamura) ヒロの姉、アンドウの恋人
サミュエル・サリバン (Robert Knepper) 能力者
エドガー (Ray Park) 能力者、高速ナイフ

ジェレミー・グリーア (Mark L. Young) 能力者
エマ・クーリッジ (Deanne Bray) 能力者、音が色で見える
レベッカ・テイラー (Tessa Thompson) 能力者

ローレン・ギルモア (Elisabeth Rohm) ノアの元同僚
アマンダ・ストラッズッラ (Sasha Pieterse) リディアの娘
ジョセフ・サリバン (Andrew Connolly) サミュエルの兄
イーライ (Todd Stashwick) 能力者、分身の術
エリック・ドイル (David H. Lawrence XVII) 能力者


バネッサ・ウィラー (Kate Vernon) サミュエルの親愛の人
イシ・ナカムラ (Tamlyn Tomita) ヒロの母親
ジャッキー・ウィルコックス (Danielle Savre)
アダム・モンロー (David Anders) 検察役
カイトー・ナカムラ (George Takei) ヒロの父親
若い頃のアンドー (Jordan Dang)
若い頃のキミコ (Satomi Okuno)
リネット (Sally Champlin)
タミー (Shevaun Kastl) ウェイトレス
プルジョス (Mary Wickliffe) 医師
--- (Helen Eigenberg) 看護師
--- (Reed Baron) 赤ちゃんマットパークマン
--- (Quin Baron) 赤ちゃんマットパークマン
--- (Keisuke Hoashi) 日本人警察官
--- (Chester A. Sims II) Cook / Stenographer
--- (Robb Conner) Ezekiel
--- (Utvick Melanie) 陪審員


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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