12 Nov. 2013
第4話 アンヴァリッドの罠 Invalides
監督/Stefan Schwartz 脚本/Rene Balcer、Franck Ollivier Malina
Detcheva
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シャルロット・デュマ空軍少佐はパロット訓練生9名に対して 指導を行う。美人のデュマ相手に声を掛ける候補生も多く、
ザヴァグリア中尉もその一人だった。授業が終わると少佐を ナンパする。ダイヤ・エメナルド・ルビーの指輪をしているの
はイタリアの国旗であり、僕のことを受け入れるサインではない のか?という中尉に対して勘違いも甚だしいと一蹴する。
そんな少佐の元にメールが届くが・・・
ジョーは元妻・エレーヌ・ゴティエの墓に行くと、娘・アデル
の事を幸せにすると誓う。
そんな中事件発生の連絡を受ける。
被害者は士官学校の身分証を持っていた人物であり、持ち物 は他に車の鍵だという。凶器はカッターであり、カメラの死角
で犯人のことはまるで写っていないとのこと。目撃者もない ことから、ナポレオンの墓には観光客は全くこないのかと嘆く。
検視官のアンジェリクによると、防御創がないこと。そして 凶器はカッターナイフのようなものだという。不意を突かれた
のか、気を許す相手だったのか。 バヤールは被害者の携帯に届くメールについて、"後ろ姿が最高
良いケツをしている"と届いていた事を知る。 ジョーは被害者から指が切り取られていることを知ると、
犯人による戦利品を疑うが、血痕を辿っていくとゴミ箱へと 続いていた。そこには指が捨てて有り、指輪の跡が有ったこと
から指輪を盗んだであろうことが伺えた。
少佐は週3回講義をしていたという。
パイロットとしても優秀でアフガニスタンやリビアに派遣されて いたこともあるという。宿舎はヴィラクブレー空軍基地に
あるとのことで、特定の彼氏が居たかどうかは上官は分からな いがとても綺麗な人なので居ない筈はないとのことだった。
彼女が指導していたパイロット候補生は9名いると聞くと、 ジョーはすぐにアンジェリクを呼べと語る。
パイロット候補生9名から話を聞く。 普段と違う行動が無かったか尋ねると、講義の後に食堂に来な
かったという。そんな中、アンジェリクがやってくると、 ジョーは検視の結果は何時出るのかと尋ねる。そんなことで
呼び出したのかと呆れる彼女は今度は電話で尋ねてくれと語る。 しかし彼女が立ち去る際に、お尻を観た候補生の一人・ザヴァグ
リアの視線を見逃さなかった。 ジョーは彼に話を聞くと、メールはただの冗談である事を告げる。
教官を口説いていたなど公に言えるはずはないとして、黙って いた理由を語る。自分はまるで相手にもされていなかった事を
告げ、彼女は高そうな指輪をしていたので金持ちと付き合って
いたのだろうと語る。
彼女の部屋を調べる。
同僚のローラは彼女が付き合っているのはNATOの本部の幹部 だと言っていたことを聞く。写真はある筈はないとし、妻子持ち
の相手で、しかも国家機密に関わる仕事をしていた人物だと いう。男は彼女に指輪を贈っているが、彼女が男に妻と別れる
様迫っていたようなことはないのかと尋ねると、彼女は恋愛に 関しては器用ではなく駆け引きするような人ではないとのこと
だった。 基地にはロッカーがあるとのこと。 ロッカーの中にはパイロットのお守りとして、ブーメランの
キーホルダーと、最近購入したと思われる遊園地"Gフォース"
のキーフォルダーがある事を知る。
"Gフォース"の職員から話を聞くと、確か2週間前に土曜日に来た 女性であり、12回連続でG体験をしていた女性だという。
確かに男性と一緒に来ていた事を告げ、男は30歳前後で、 身長は自分くらい、金髪で腕にヤケドの跡が有ったとのこと
だった。泥酔した彼女から車の鍵を取り上げており、その際 "クソ野郎"と呼ばれていた事を語る。
ジョーは心筋梗塞を発症した後、通院し検査を受けていた。 Dr. Parentによると経過は良好だが、軽い後遺症が有り、血流
の流れは良くないという。 少佐の車を調べると、男性物のトレーニング靴や服がトランク
から出てくる。トライアスロン用の靴であり、服のタグは 基地内にあるクリーニング店のタグだという。基地にはトライア
スロンのチームがある事を聞くと、そのチームの写真を見せて もらう。すると黄色い靴を履いた容疑者像と同様の男性・バロン
軍曹がチームに所属している事を知る。
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