恋するアンカーウーマン
Pepper Dennis

http://www.foxjapan.com/dvd-video/tv/pepperdennis/


第1話 新アンカー誕生!
Pilot

脚本/Gretchen J. Berg、Aaron Harberts
監督/Shawn Levy

シカゴのテレビ局“WEIE”で働くペッパーは出世欲が強く、
将来に対する明確な計画を描いていた。現在レポーターとして
活躍する彼女も後々はアンカーとしての座を勝ち取りたいと
思い、日々格闘している。
そんな彼女の前に現れた男性・チャーリー。恋に奥手な彼女
も一瞬にして恋の魔法に掛かり一晩を共にするが、翌日
出社してみると、上司のジャックから新しいアンカーになる
新人の男性を紹介される。するとなんとその男性はチャーリー
だったという話し。

この地はゴシップが生き甲斐のような土地なので社内恋愛は
御法度。そして何より地道な仕事によって勝ち取りたい成功の
座を男性と寝ることによって掴むという事がどうしても許せない
彼女。
折角掴んだ恋もそんな事情が重なり、自ら遠ざけてしまう。
しかも男性をライバル視して相手を信用せず、その結果何処か
歯車のかみ合わない日々を送ることになる。

しかも彼女の妹・キャシーは、彼女にとって苦手なタイプ。
母親と同じで高校時代の彼氏と結ばれて、仕事をしないままに
家庭に入り専業主婦としての人生を送っている。
彼女の持論を展開したところ、妹のキャシーは彼女に感心を
示さなくなった旦那の事を思い切って捨てることになり、
妹と同居を余儀なくされる。

なんとなくドラマを見ているとペッパーがだらしない妹で
キャシーがしっかりとした姉のように見える。
今回は新人・チャーリーに突然狙っていた座を奪われてしまい
苦虫をかみづぶす様な展開が用意された。

何故か本名を明かされることを嫌う彼女。
生放送中にチャーリーがもの凄い功績を挙げた上に、そんな
本名をTVの前で公表してしまうことに思わずパニックを起こし
放送禁止用語を語ってしまう彼女。
看板に向かって怨みを晴らすべく卵を投げるところがなんとも
いえないところだ。

しかしねばり強い彼女の仕事っぷりのお陰で、今回は汚名を
挽回する事が出来た。そして一歩恋に前進しようとした所で
悲しい結末が待っているという展開だった。

日本のドラマも女性アンカーを取り上げるドラマは結構ある。
日本のそれらのドラマとは何が違うのか。
特にフジの月9「トップキャスター」と比較してみると面白い
のかなと思う。

レベッカ・ローミン - ペッパー・デニス(本田貴子)
ジョシュ・ホプキンス - チャーリー・バブコック(森田順平)
ブルック・バーンズ - キャシー・ディンクル(大坂史子)
リンゼイ・プライス - キミー・キム(林真里花)
ライダー・ストロング - チック(桐本琢也)

Alexandra Barreto (ブランカ・マルティネス) お天気お姉さん
Jason Brooks (ブライス) キャシーの夫
Brett Cullen (ジャック) TV局の上司
Bob Gunton (ディック・ディンクル) ペッパーの父
Page Kennedy (ロン・アシュモア)
Carol Kiernan (ジョンストン) 違法託児所
Lawrence LeJohn (J.J.オハレ) 消防士
Frank Lloyd (ピート・プラスキ) 市会議員
Larisa Oleynik (ブリアナ) 受付嬢。妊婦
Pamela Reed (リン・ディンクル) ペッパーの母
Regina Taufen (サマー・ウォーターズ) プラスキの愛人

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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