恋するアンカーウーマン
Pepper Dennis

http://www.foxjapan.com/dvd-video/tv/pepperdennis/


第3話 ペッパー 命がけの生中継

Frat Boys May Lose Their Manhood: Film at Eleven

脚本/Matt McGuinness 監督/Oz Scott

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ペッパーはローマ法王の訪問に対して三ヶ月前から準備して
きたものの、その仕事をチャーリーに取られてしまう。
ペッパーは別の仕事を任され、ブリジット教会でチリ料理の
料理対決を取材することになる。そこで出会った姉妹を見て
優勝した妹が姉のレシピを盗んだと焚き付けたのをきっかけに
現場は大乱闘に発展。暴動を扇動したとして上司のジャックから
お叱りを受け、最近様子がおかしいことを告げられる。上司の
命令で社内のセラピニストの元を行くよう言われて尋ねると、
ペッパーの心の中ではチャーリーに対する怒りで満ちており、
対話する必要性を訴えられる。そして彼に謝罪し、彼がこのTV
局に来たことを素直に歓迎するよう告げられる。
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なんだかよく分からないドラマだったが、今回起こった事件
の主謀者・トッドの心理はペッパーにはよく分かるといった
感じだった。

トッドは大学の新入生。何らかの部活に入り、先輩達の弟分
として受け入れて欲しかったが、受け入れてもらえず逆に
酷いことをされる。好きな気持ちの裏返しで、一方的な愛情の
矛先が行き場を失い、それならば一層憎んだ方が楽だとして
酷いことをしてしまうといった感じだった。

ペッパーとチャーリーの関係も似たようなもので、特にペッパー
はチャーリーとの関係はすれ違いの連続で、叶わない恋に憎しみ
をぶつけてしまう。

ペッパーに対するチャーリーの気持ちも生放送中の彼の態度
の中に現れている。突然のアクシデントには慣れているハズの
彼も銃声が聞こえた後、映像が乱れて彼女の消息が分からなく
なった時に動揺してしまう。僅か10秒ほどの出来事だが、彼も
その時の心情をヘアメイクのキムに打ち明けていた。

でも二人はすれ違いの関係というよりも、同じ職場のスタッフで
ある事の方が問題だから、どちらかが転職しない限り成就する
のは難しいのではないのか。

キャシーもセラピストにかかり、彼女は人を喜ばせてばかり
いると自らが破滅することを言われた。
人を喜ばせること自体が問題ではなく、安請け合いすることが
問題なような気もするけど、足ふきマットを飾り付ける彼女の
中に性格を見せられる感じだね。

カメラマンのチックはペッパーが好きな様子。
彼女を励まそうとするが、馬鹿にしていると逆効果。
しかも彼女がチャーリーに気があることを知ってちょっと寂しげ
な様子だった。

レベッカ・ローミン - ペッパー・デニス(本田貴子)
ジョシュ・ホプキンス - チャーリー・バブコック(森田順平)
ブルック・バーンズ - キャシー・ディンクル(大坂史子)
リンゼイ・プライス - キミー・キム(林真里花)
ライダー・ストロング - チック(桐本琢也)

Alexandra Barreto (ブランカ・マルティネス) お天気お姉さん
Jason Brooks (ブライス) キャシーの夫
Brett Cullen (ジャック) TV局の上司
Bob Gunton (ディック・ディンクル) ペッパーの父
Pamela Reed (リン・ディンクル) ペッパーの母
Pooch Hall (ガーフィールド) TV局職員

Winifred Freedman (ベティ) チリ料理
French Stewart (クリモンズ) セラピスト

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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