恋するアンカーウーマン
Pepper Dennis

http://www.foxjapan.com/dvd-video/tv/pepperdennis/


第9話 衝撃!人気選手の秘密

Charlie Babcock's Homosexual Encounter: Film at Eleven

脚本/Jason Katims 監督/Robert Berlinger

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社内のダーディンとコピー機使用の件で先を競って争い、
彼のネクタイをコピー機に引き込ませてしまうペッパー。
ダーディンが汚したことも有り、変わりに彼が追っていた
仕事、フットボールチームの人気選手グラディ・ハッパーの
チャリティイベントを追う事になる。チャーリーは崇拝して
いる選手だけに自分が取材をしたいと申し出るが、先日チャー
リーの法王の件で割り込みされたこともあり、ペッパーは自分
が取材すると言って引かなかった。

取材現場で取材中にボールを追う人と衝突し倒れてしまうペッ
パー。優しく介抱してくれたのはグラディだった。
治療中も彼は優しく手を握ってくれていた。夕食に誘われた
事をキミーたちに話していると、チャーリーが割り込んでくる。
そして彼との食事に自分も同伴させてくれと頼む。当然ながら
断るのだが・・・

食事して酒を飲むペッパーとグラディ。するとそこにチャー
リーもやってくる。ペッパーは激怒。グラディがトイレに立っ
た時、彼はデートに割り込んで怒っているのだと告げる。
するとチャーリーはトイレまで謝ってくるとしてついていく。
そして連れションしていると、グラディが彼を誘ってくる行動
を取ってくるのだった。
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世間からゲイをごまかす為に利用され、チャーリーからは
有名選手と会うために利用され、チックからも同窓会で良い
格好をしたいから利用される。今回はペッパー自身がその存在
に悩まされるといった展開だった。

ドラマのテーマはズバリ、カミングアウトか。
自分が傷つくのが嫌で、自分の地位が墜落するするのが嫌で
なかなかカミングアウトできない。
恋愛話ならばまだしも、ゲイの告白。それも地元から愛される
有名選手の場合は果たしてどうなのか。

ペッパーに再び恋のチャンスが回ってきた。
しかしそれもすぐに利用されたものであると分かる。

相変わらず難儀なことはペッパーは職業柄、その情報を知り
えても報道できない現実か。プライベートと仕事を共有する
のが難しい職業。

ドラマとして面白かったのは、チャーリーがゲイのミルフォ
ードからゲイについて色々と聞くところかな。
アメリカのドラマってゲイが多い。

ペッパーのうまいところは、職業を利用してグラディに告白
を誘導する流れを作ってあげたこと。そしてその後にも、
契約で難航している彼のことをサポートしてあげたことだろ
うか。

チックのエピソードもうまく挿入された。
チックとペッパーの信頼関係をうまい形で描き、最後にサプ
ライズとして彼女を登場させたところ。
それにしてもキャシーは何処に言ったのだろうか。
ブランカに頼むよりもまずはキャシーに頼むべき案件だった
という気がするね。

レベッカ・ローミン - ペッパー・デニス(本田貴子)
ジョシュ・ホプキンス - チャーリー・バブコック(森田順平)
ブルック・バーンズ - キャシー・ディンクル(大坂史子)
リンゼイ・プライス - キミー・キム(林真里花)
ライダー・ストロング - チック(桐本琢也)

Alexandra Barreto (ブランカ・マルティネス) お天気お姉さん
Bob Gunton (ディック・ディンクル) ペッパーの父
Pamela Reed (リン・ディンクル) ペッパーの母
Pooch Hall (ガーフィールド) TV局職員

A.J. Trauth (ミッチー・ディンクル) ペッパーの弟。大学生
Frederick Koehler (レスリー・ゲイ) ジャックの後任

Phil Abrams (ミルフォード) 経理部・ゲイ
Jordan Belfi (シェルドン・ゾーン) 小説家・ゲイ
Jason Director (ブランドン)
Michael Kagan (ケニー・アプトウ) チームオーナー
Ryan McPartlin (グラディ・ハーパー) ゲイ・フットボール選手
Sean Patrick Murphy (ガイ・ダーディン) TV局職員

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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