カイルXY
(Kyle XY) / 2006年アメリカ

http://www9.nhk.or.jp/kaigai/kyle/index.html


第7話 ゲームに挑戦 Kyle Got Game
「ゲームに挑戦」バスケの才能を見込まれて


脚本/Elle Triedman 監督/Michelle Maxwell MacLaren
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カイルは朝刊での記事を見てこの人だと指さす。
夢に出てきた人物は
ワシントン大学教授で失踪しているとの事。
しかし一体何故この人が夢の中に出てきたのか。
ビクトリアフォールズでの遺体は彼なのか。

ニコールは考え込むカイルに結果が出るまではあまり考えない
でと告げ、気分転換するよう告げる。ジョシュからバスケの
お手本を見せてと言われたことに対して、良い気分転換になる
筈だとカイルに勧める。
カイルは庭のバスケット場に行くとそこには学生達が集まって
いた。カイルはジョシュに言われるままシュートをすると次々
と得点を決めていく。範囲を広げ3点シュートをするも一球も
外すことがない得点を繰り返す。その姿を見たチャーリーは
その能力に凄いと告げ、更にはカイルが反射を使って間接的に
シュートをするとそれもまた決まってしまう。チャーリーは
是非入部テストを受けてくれと彼に頼む。

ジョシュはどうせならば格好から入れとし、バスケット選手
らしい格好をさせる。そして決めたときのセリフも考えよう
とし、ダンクで得点したら"どうだ、超最高、気持ちいい!"と
語るよう告げる。

翌朝、ローリーはカイルをバスケット場まで送っていく。
カイルはバスケットの練習をしている生徒達の動きを見ていた。
直線と曲線の角度の調和だという。
バスケットコートにはデクランもいて、彼の取り巻きのように
ヒラリーも居た。そんな彼女にローリーは今日も無視するのか?
それともにらみ合うのか?と告げると、私は欲しいものはどんな
事をしても手に入れるという。あんたは我慢し続けてようやく
手にしたものを失ったという。

デクランはチャーリーに対してカイルの入団を反対する。
コーチもまた今更大会の1週間前になって新人を入れることは
出来ないという。チームとしてのバランスは現在最高潮にあり
相手はランサーズだと語る。勝つためにも入れるべきで、転校生
ならば登録に於いても特例を認めてくれるはずだという。
そんな中バスケットコートでは人々が騒いでいる姿を聞くと
コーチたちはなにが起こっているのか見に来る。するとカイル
が次々と遠くのゴールに入れる姿があった。それを見るとコーチ
も入団を認める事になる。

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ゴール決めまくりのカイル

今回はバスケットボールが題材として扱われたので、当然正確
な行動が取れるカイルの能力の凄さが見られた。ただ裏事情を
語れば、バスケットにシュートを決めるために何度投球を
繰り返していたのだろうかとちょっぴり人ごとながら心配して
しまいそうな内容なのかもしれない。

カイルの心の動き

100発100中のカイルも、アマンダとチャーリーが一緒にいるのを
見た後、シュートを外す辺りが面白い描き方だなと思う。

険悪化しているヒラリーとローリーの顛末

ヒラリーの方が仲間を使って陰険な感じにローリーに責め立てて
いたけど、今回はローリーもそんな彼女に負けない姿勢を見せた。

女子生徒にとってスポーツ観戦は二の次で、好きな彼氏が出て
いるための応援に過ぎない。
二人が仲直りした際に、二人がバスケの試合に嫌な顔をしていた
所が笑えるけど、私もバスケは殆ど興味がないけど知り合いが
出ているのならば見たいと思うだろうな。

ヒラリーとローリー、仲直りしてみて・・

なんで喧嘩しているのか最後には分からなくなった感じだね。
デクランってそんなにこだわる程いい男って感じもしないし、
喧嘩して空しさ寂しさを感じるも、一度振り上げたものはなか
なか納められなかった感じで二人にとっては良い経験になった
のではなかろうか。

ランサーズ vs バイソン

互いに優勝を競うほどの高校みたい。
カイルたちの学校はバイソンで二年連続して相手に敗北を
きし、昨年の試合は特にロスタイムの間に逆転されたという
事で、今回チャーリーたちは相当気合いが入っている様子。

楽勝かと思われた試合だが・・・

残念ながら試合はシュートだけでは勝てないという事が描かれ
た。
最初は順調だったのにね。シュートは上手くできるのに、何故
ドリブルやディフェンスなどの方法は学ばなかったのだろうか?

カイルが見た夢

カーン教授で間違いなかったが、トムが機転を利かせて、
犯行をジャンキーの男になすり付けてしまった事で、事件の
捜査は終了してしまった。ただカイルの記憶の中では何一つ
解決している事はないので、今後もカーンの事を追求していく
事になりそうだね。

カイルとデクランの友情

バスケのコーチがまたコーチの名を借りて横暴さを見せていた
けど、ここまでしないと強くはなれないって事なのかな。

デクランが怪我にもかかわらず目の前の試合に出なければ
去ってもらうとするコーチ。そんなデクランにカイルは自分も
出ないと言い出すことで上手く仲間の存在の良さを知らしめた。

ジョシュの大損

カイルが負ける訳はないと踏んでいたジョシュはそこで200ドル
の賭けに出たが辛くも負けてしまった。
父親に対してカイルばかり見ていると指摘していたけど、
その事と賭け事の件はまた別のような感じを受ける。

ゲーム機を売るハメになってしまい悲しい結末だね。


カイル (Matt Dallas) 不思議男
ニコール・トレガー (Marguerite MacIntyre) 精神科医・母
スティーブン・トレガー (Bruce Thomas) 父
ローリー・トレガー (April Matson) 娘
ジョシュ・トレガー (Jean-Luc Bilodeau) 息子
デクラン・マクドノフ (Chris Olivero) ローリーの男友達
アマンダ・ブルーム (Kirsten Prout) 隣人の女性
トム・フォス (Nicholas Lea) カイルを監視している?
ヒラリー (Chelan Simmons) ローリーの友人
キャロル・ブルーム (Teryl Rothery) アマンダの母 
ジェーソン・ブリーン (Kurt Max Runte) 刑事


チャーリー・ターナー (Cory Monteith) アマンダの彼氏
ウィリアム・カーン (Bill Dow) 教授。失踪
--- (William Taylor) バスケのコーチ
ダグ (Jeffrey Ballard)
ロビー (Giacomo Baessato)
--- (Ted Friend) アナウンサー
--- (M. Jung Lee) ニュースアンカー
--- (Darren Moore) ジャンキー。殺される
--- (Chad Riley) バスケの試合のレフリー


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