カイルXY (Kyle XY) / 2006年アメリカ シーズン2 http://www9.nhk.or.jp/kaigai/kyle/index.html

第6話(16) 現実化したビジョン Does Kyle Dream of Electric Fish?
カイルに未来予知能力？ 

脚本／R.P. Gaborno、Christopher Hollier
監督／Chris Grismer
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ジョシュはアルバイトしながら、生物のクラスで一緒だった
ダーヴィ・アヴィーナとデートを取り付けたとして大喜び。
女性は成功した男に惹かれるのだとし、高校生の成功の証とは
車を所持している事だという。

カイルがやってくると、ジョシュはアンディの事を紹介する。
アンディはジョシュに女の子が何を求めているのかをレクチャー
しているのだとし、"これを忘れちゃダメ"という事を教える
のだという。その言葉を聞いた途端にカイルは、突然有るはずの
無いものが見えるようになる。その中にはアダムの遺骨と共に
テーブルの上には絵はがきが置いてある。絵はがきには"ウィズ
アラティ(ハンガリー語で水中の意味)"と書かれていた。

カイルは突然頭痛を感じると、店内にはジェシーの姿があった。
何か良くない事が起きる気がすると告げると、突然辺り一帯に
地震が起こる。
カイルとジョシュは帰宅すると、ニコールに対してジョシュが
地震を予知したことを話す。カイルはニコールに対して、突然
目の前には無い光景が頭の中に浮かんできた事を話すと、それ
はビジョンだという。

アンディは相変わらずジョシュにレクチャーする。
女性は衝動的な行動には受けないので、必ず計画を立てろと
いう。しかしボーリングに行くことと位しか頭にないジョシュ
に対して、私が計画を立ててあげると告げる。

ジェシーは家の中で古い恋愛映画を見ていた。
エミリーはジェシーに、午後はカウンセリングだからちゃんと
行きなさいと語る。

カイルはフォスに逢うと、未来が予知できたことを語る。
そしてカイルが見た光景について話、"水中"と書かれていた事
についても言及する。

店にいるローリーの元にアマンダがやってくると、一枚のチラシ
を彼女に渡す。アマンダは小さなライブが出来るバーでアルバ
イトしており、その店でライブをしてみないか?とローリーに
声を掛ける。いつも隣でギターの音が聞こえている事を話すと、
心の痛みを歌えばいいと言われる。歌うことで心が癒される
のだという。

カイルはアマンダの家に行く。
外からはピアノの音が聞こえてきた。しかし窓から覗くと、
そのピアノはCDから聞こえてくるもので、アマンダが直接弾いて
いるものではなかった。車とピアノを売ったことをカイルに語り
先の見通しが立たないと辛いと真情を吐露する。しかしカイル
は大丈夫だとし、自分には未来が予知できると告げる。
そんな中、アマンダやカイルの元に郵便物が届く。
郵便物にはカイルの中に入り込んできたビジョンと同じ"水中"
と書かれた葉書が入っているのだった。
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カイルは突然ある言葉をきっかけにして、自らの能力が進化
していく。果たして開発された能力から何が見つかるのか。

前々からトム・フォスは怪しいと思っていたけど、一体彼は
何を隠しているのか。
なかなかトムが自らの過去である妻子のことを語ろうとしない
姿も有ったりしたけど、協力的な姿の全ては、カイル自身の
体内に埋まる情報を引き出そうとしていたものなのかな。

自分の記憶を自由に引き出すことが出来るだけでなく、体験し
たことも無い記憶を体感できるとするカイルの新しい能力。
まるでRPGのゲームに於いてレベルが上がる主人公の姿だ。

また記憶自身を別の角度から見直す事が出来るという事で、
これまでのカイルの人生の中には、隠されている事実が至る
ところに散見していて、少しずつそれらを明らかにされていく
事になりそうだね。

ローリーとデクランが和解するも、ジェシーに惹かれる彼に
イマイチ良くない感情を持つ彼女。
正直ジェシーって整形したマイケル・ジャクソンにしか見えない
事もあって、何故デクランがローリーを取らないのか全く
理解が出来ない。

アマンダは今回ピアノを売ってしまったけれど、この辺は
カイルが拾ってきたピアノを修復していきそうだね。

ジョシュはデートすることになるも、アドバイスをしてくれた
アンディの良さに気がつき、意図的にデートを不意にした感じ。
ようやく車が直ったけど、せめて錆びた部分は色でも塗り直し
た方が良いな。カイルならば一瞬で直すと思ったのに、案外
時間を掛けたね。