ラスベガス Las Vegas (アメリカ合衆国のNBCで2003年から2008年) http://video.foxjapan.com/tv/lasvegas/ http://www.bs11.jp/drama/2164/ http://s.mxtv.jp/lasvegas/

May 17, 2004
第23話 グッバイ ラスベガス Always Faithful

監督／Timothy Busfield
脚本／Gary Scott Thompson
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ラスベガスは随分と変わったなと50年ぶりにラスベガスを訪れ
る老人・トニー・パローンとその弁護士・カリ・ラローチェが
やってくる。モンテシートにやってくると、トニーは"ビッグ
エド"は居るか?と問う。私はビジネスパートナーだという。

サムはミスティークの音楽ゲスト・Ben Jelenが楽屋に来ている
事をメアリーに告げにいく中で、メアリーを尋ねてメアリーの
父・フランクだと名乗る男が来ている事を告げる。メアリーは
その姿を見てダニーはどこにいるのか?と問うと、サムに対して
警備員に言ってあの男を追い出してくれという。サムはメアリー
のただならぬ様子にどうしたのか?と問う。

ホテルには多額の現金が運ばれ、そして数々のチェックを経て
金庫室へと運び込まれる。そんな中、現金のチェックをしている
とマシンから偽札を示すサインが出てくる。すぐにエドの元に
もその知らせが届き、ブラックジャックをしている19番テーブル
で偽の100ドル札が使用されたという。

一方ダニーの元には海兵隊の男性が現れると、ダニーに対して
マッコイ中尉と呼び、突然お帰りなさい兵士!と言われる。
手渡された封筒を見ると現役復帰命令だと分かる。24時間後に
派兵されたことが分かる。

エドは偽札の鑑定士の元を尋ねると、ものすごく精巧に出来た
偽札だという。スカシも入っているが、札束のフランクリンの
顔が裏から見るとホンノ僅かだがぼやけているという。
一体どの程度の偽札が出たのかと問うと19番テーブルはすべての
金が偽札で更に別のテーブルからも見つかっているという。
エドはすぐに国土安全保障省に連絡を入れろと告げ、警察にも
知らせる様指示する。エドはダニーにも偽札の調査をするよう
告げようとすると、ダニーはエドに兵役命令が届いた事を語る。
軍事機密でどこに派兵されるのか分からないとの事だった。

一方デリンダはエドの元に来ると、パパに会いたいとして来て
いる客がいるという。名前はトニー・パローンだと言うと、
あの伝説の男が来ているのかと問う。

サムは裏口に居たメアリーに対して、異変に気がついて声を掛ける
がメアリーは大丈夫だとして一切真相を話そうとしなかった。
メアリーは陰で一人涙する。

エドはマイクに対して偽札捜査を手伝うよう告げる中、ダニー
に招集命令が出た事を告げる。兵役は終えたはずなのに、そんな
事があるのかと問うが呼ばれたら行くしかないのだという。
カジノで偽札が使われている事を告げると一日平均300ドルの
偽札が使われることは分かっているが、それ以上の額であることを
語る。
エドはトニーと会うと、エドはトニーはバグジー・シーゲルと
縁の有った人物だろう?と問う。バグジーを殺害したとして
殺人罪として有罪になり終身刑に処せられていたトニー。
しかしトニーはこのモンテシートの建つ土地は俺が所有している
土地であり、50年前にポーカーでバグジーから手に入れたのだと
いう。登記簿は既に送ってある事を告げ、弁護士と話すよう告げる。
トニーは隣に若いハデな女性・カリ・ラローチェを引き連れて
いるが、彼女はイェール大卒業の弁護士だという事が分かる。
エドは確かにバグジーのサインを目にする。しかしエドは現実
的にこの土地には50階のホテルが建っている事を告げると、
トニーはそれならばホテルを取り壊せと要求してくる。
それが無理ならば俺が経営するとの事だった。エドはオフィスで
話をしようとして彼と弁護士をオフィスに連れて行く。
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■モンテシートのトラブル客

・偽札が出回る

一応今回のメインがこの偽札事件だったのかな。
一枚所か次々と偽札が発見され、マイクがメインとして今回は
解決していく。
客の流れ・行動パターン・不正の出所を調べる為に防犯カメラ
の映像を逆回転する時のマイクの楽しそうな笑顔。

偽札を使ったとされる客同士には全く共通性が無く、犯罪歴も
無い善良な市民ということで流れを調べていく内に同じATMで
おろされた金だと判明し、ATMの現金を補充する人物たちを
疑っていくというもの。マイクがカメラを設置していたけど
犯人もまた手際の悪さでカメラの前で偽金とすり替えていたな。

逃げる際に犯人と格闘になり、エドが珍しく犯人に殴られる
シーンが有ったけど、銃を出されても上手く弾いて、
掌底で犯人を熨す辺りは格好良かったのかも。

・メアリーと父

メアリーとダニー、ラスベガスの地元出身で幼なじみという
事も有るのだろうけど、二人に特別な絆が有るというのは
やはりメアリーが父親から虐待を受けていたのをダニーが
助けていたというところに繋がっていくものがあるのだろう。

自分自身の為にもメアリーはフランクと話し合いの機会を
持とうとする。フランクは何と再婚し、娘が居る家庭に
入り込もうとしていたことで、その事実を再婚した妻に
話すべきかどうかで苦悩する。
性犯罪を犯す人の再犯率は多いのだろうし、心を入れ替えた
としながらも信用にたるものは皆無だったので、まぁ当然
こういう行動が正しかったのかも。

ダニーはメアリーが一人でフランクと話すのを見て、
急いで現場に駆けつけていたね。

・モンテシートの土地の所有権

昔、この土地を所有していたという人物がやってきて、
今でもその所有権は自分にあるとして訴えてくるトニー
という人物。何処まで本当の事なのかは分からないけど、エド
は相手は50年も刑務所暮らしをしていたことや、罪を償って
いることなど、意外にも彼と和解交渉をして、金を支払う
という行動に出ていた。隣にする弁護士だとする女性は明か
に金目当て。それを知ってトニーは恵まれない子供に全額を
寄付すると言っていたけど、最初からそのつもりだったのか?

弁護士の女が金目当てだとすることを証明して、雇い主の
トニーから解雇されるという流れになるかと思ったのだけど
ね。

しかし本来エドで対応すべき問題ではなく、オーナーが
対処すべき案件だと思うのは気のせいか?

・ダニーは兵役

退役軍人でも復帰させられるということは現実にあるのだろう
か?
エドはダニーがひったくりを捕まえるシーンを防犯カメラ
上で見て、悲しそうにしているのが印象的だった。
エドの力で辞めさせようとすれば辞めさせられるということは
有ったのだろうか?そしてダニーが何処に赴任させられることに
なったのか気になる。
マイクに対して母親の形見のクルマを帰るまで預けていた。
壮行会の場でデリンダは、幼少期父親が海兵隊として出兵する
際に行った祈りを込めたハグをする姿が有った。
デリンダはまだダニーからラスベガス市内の案内を受けていない
とされていた。


・Creedence Clearwater RevivalのFortunate Son
・Creedence Clearwater RevivalのLong as I Can See the Light