Law & Order Los Angeles Law & Order LA http://www.law-and-order.jp/la/ http://en.wikipedia.org/wiki/Law_%26_Order

Sep. 29, 2010
第1話(1) ヤングセレブ宅強盗 / ハリウッド Hollywood

脚本／Dick Wolf 監督／Allen Coulter
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金髪の女性、チェルシーと母親のトルーディは車に乗って
クラブ"エディソン"へと向かう。チェルシーは若手の人気俳優
と言うこともあって、車から降りるとカメラのフラッシュが
激しく光る。中に入ると経営者のニック・マントーはチェルシ
ーをVIP待遇する。セレブたちにはVIP扱いしてクラブに人を
寄せ付けようとしていた。マントーは人気若手俳優のコリン・
ブラックリーもクラブに来ている事を知って、エージェントの
ブラントに声を掛ける。チェルシーはコリンを見かけると
彼にすり寄っていく。

その頃、コリンの自宅にはタニヤとサムの窃盗犯が金品を盗み
に侵入していた。コリンの同郷で恋人のミランダは物音を聞いて
コリンかと思い名前を呼ぶと、強盗であり、激しく殴られ重症
を追う。

すぐにLA市警察が現場検証を行う。
先に職場に来ていたのTJだった。レックスは遅れて現場入りする。
TJは事件の概要を説明する。被害者はミランダで、裂傷、打撲、
頭蓋骨骨折の重症だという。コリンの恋人であり、最近ハリウッド
の若手俳優を狙って8件同じような事件が発生しているとのこと。
空き巣だと思って入った先でミランダが居たのを知って殺人未遂
を起こしたのではないかと推察する。被害は3千ドルの現金と、
8本の高級時計だった。腕は2本しかないのになんでそんなに持
って居るだとレックス。

病院で意識を取り戻したミランダから話を聞く。
逃げようと思ったが襲われたという。クラブでコリンは女性と
居た事を告げる。
コリンから話を聞くと、私は一時頃にエディソンを出て女性の
家に居たという。俺はミランダを裏切っていないとするが、
チェルシーと浮気して居る事が発覚。
TJとレックスは移動中にチェルシーと言えば子供時代からの
人気者で、現在12歳の少女達は、チェルシーが未成年で酒や
ドラッグに興じているのを格好良いと思っているのだという。
チェルシーの元にいきコリンのアリバイを尋ねると、確かに5時
頃まで家で遊んでいたと語る。ミランダが作成した犯人の似顔絵
を見せるが見覚えはないという。
恐らく犯人はクラブでターゲットを見つけているとし、その犯人
を追っている事を告げ協力して欲しいと頼む。するとチェルシー
はヴィッキーも同様の被害を受けたので聞いて見たらどうかと
告げる。

9月29日・スタイルワンサロン。
ヴィッキーは貴金属とGFGDというシャツを盗まれたという。
無くなったと気がついたのは、3月9日のチェルシーの誕生日の
パーティーの時で、リアリティ番組のKKカレンと共にロンドン
行きの荷物をまとめている時に無くなった事に気がついたもの
だという。レックスとTJは、このシャツを着たがる人物を捜そう
として、フェイスブックで情報を呼びかけると、トニという
女性が服を着ていた事を知る。トニに接触すると、サンセット
プラザにある店で購入したのだとし、カイというアジア系の女性
から購入したことを知る。カイが犯人ならば、エディソンに
居た証拠があるハズだと語る。


10月1日・X-レイフォト
10月4日・ビクソン演技スタジオ
10月4日・シティセンターモーテル
10月18日・上級裁判所ビル
10月18日・KKカレン邸
10月18日・上級裁判所
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実在の事件を取り扱う事の多い、Law & Orderシリーズの
ロサンゼルスバージョン。テレビ東京はLAに拘るみたいな
文句で宣伝しているけど、テレビ東京って映画でも特集だ!
と称して僅か2、3本の同じ主演者の作品を取り上げただけで
特集扱いにしてしまうのだから変なテレビ局だ。
今回のLA特集も「NCIS:LA」に続いて偶然にも「Law & Order」
のLAの放送が重なっただけということ。

全部が実話なのかは分からないけど、とりあえず今回のエピソ
ードは、如何にもありがちな感じのするエピソードだった。

パリス・ヒルトンやオーランド・ブルーム、リンジー・ローハン
を狙った強盗団の事件という事で、今回の事件はそれらが取り上げ
られた格好なのか。

名前の通り、ドラマは事件捜査からはじまり最終的には裁判で
決着を付けるというもの。

ステージママがモンスター化してしまうことは良くあるもので、
このエピソードの親子関係を見るとつい先日まで放送していた
「跳べ！ロックガールズ 〜メダルへの誓い」の体操選手ケリー・
パーカーと母親の関係を思い出させる。
子供は母親に対して絶対的信頼を寄せている中で、母親も娘の
大成を願う気持ちに間違いは無いのだろうけど、どの段階からか
脱線してしまうという流れが有る。
ただ根本的に、検事補も語っていたように、ステージママが
この手の犯罪に走ってしまう背景には、幼少期から子供を金儲け
の為に利用しようとして芸能界に入れようとしていた過去が
有り、生活の手段になっているところが有るのだろうね。

母親は娘を利用して犯罪を犯していたのかどうかが争点となり、
その件が娘に知られない為に、秘匿を条件に司法取引に応じてい
くというもの。まぁ事実を知っても娘が母に三下り半を下して
いくとは思えないけどね。

娘のチェルシー役を演じていたDanielle Panabakerは、
2009年にリメイクされた映画「13日の金曜日」のジェナ役に
出演していた女性。「スーパーナチュラル」の主人公役の
ジャレッド・パダレッキがこの映画で主演したことからも
話題になった映画。今週Dlife放送の「NCIS」シーズン2の中で、
アビーがギブスに13日の金曜日のストーリーについて説明
しているシーンを思わず思い出すな。昔は日本のテレビ業界でも
「13日の金曜日」シリーズをやたらと再放送していたけど、
過去日本で起きた事件に於いて、この手のスプラッターものの
内容の影響を心配したのかすっかり放送しなくなったね。


■使用された曲

・You Take Me There
・Make the Girl Danceの"Kill Me"