Law & Order Los Angeles
Law & Order LA

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Oct. 13, 2010
第3話(4) 麻薬サーファー殺人 / ハーバーシティ Harbor City

脚本/Judy McCreary 監督/Nick Gomez
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パロスベルデスのビーチでサーフィンの練習をするトレバー
波乗りを終えて車にボードを詰めると帰ろうとして車を走らせ
ようとすると、それを邪魔するように
60年代のシャコタンの青
いビンテージカー
がトレバーの行く道を邪魔する。特に事なきを
得ずその場を過ごすが・・・
トレバーは自分が
ハーバーシティで経営しているカリフォルニア
州認可の合法の薬物店に立ち寄る。従業員のトゥーミーと二人
で働いていたが、エイジャックスという青年が突然店に入って
くると、外に止まっている
青い車は麻薬捜査官の車だぞとタレ
コミ、その見返りに大麻を手に入れようとするが、トレバーは
それを拒絶する。
そんな中、店の金庫室でトレバーは殺害され、
指紋認証の金庫
が開けられていた。現場には3組の足跡が見つかる。

T.Jとレックスは現場へとやってくる。
トレバーはハワイ出身のプロサーファーとして有名人だった。
しかしカッとしやすい性格で大酒飲みだという噂が有った。
強盗に銃を突きつけられて抵抗したのではないか?という。
トゥーミーから話を聞くと、6時前に病人の家に配達するよう
言われていたので店に来たらボス(トレバー)が亡くなっていた
のだという。ボスは大麻の店をしている事を嫌っていたとの
こと。誰か不審者は居たか尋ねると、前にガキが入って来て
店の外に停まっている青いシャコタンが麻薬捜査官のものだと
言っていたという。俺は金庫の事は知らないとし、帳簿を付けて
いたのはトレバーの妻・ディーナだという。

6月4日(金)・リズ・ナイトの家へ。
リズはトレバーの母だった。ガン治療の為に息子の店で痛み止め
の麻薬を服用していた。リズはディーナと共に息子にはハワイに
戻るべきだと話していたが、私がガンに侵された為に、ここに
留まってくれたのだという。ディーナに帳簿を見せて欲しいと
告げると快く応じる。店は9ヶ月前から開店していて、治療費を
稼ぎながらサーフィンツアーの準備をしていたのだという。
あの子はケンカも酒も止めて今では家庭を持ちたがっていたと。
ディーナもロスに来る事は反対だったと語る。
店の売り上げは週2万ドル程度で、店はツアーに戻るまでの
一時のつもりだったという。金庫には大体10万ドルが入っていた
とし、
毎週現金輸送車が集金に来ていたという。金庫は先週設置
したばかりだと。

最近麻薬の合法店を狙った事件が2ヶ月で5件発生していた為に
連続殺人事件かに思われたが、殺人が起きたのは初めてだった。
全ての店は州が認可している薬の店であり、金があるのを知って
いたのは両親を除くと警備会社だという。

6月8日(火)・アームズ警備会社。
社員のデュフレーヌから話を聞く。ナイトはとても金を杜撰に
管理していたという。T.Jは警備会社に別の警備会社の車が
有る事に気がつく。親会社が買収したものであり、
ウェルフォート
TWZなどの警備会社も買収の対象になっていた事を知る。
過去の5件の事件と繋がりが見つかったと。
社員の一人、リーデルは旧姓を使っていた事を知り、取り調べる。
夫は悪人なので旧姓を使っていただけだという。もう関わって
いないような口ぶりだったが、T.Jらは
ヴァカヴィルに刑務所に
服役している夫に面会に行っている事を指摘。すると、獄中で
夫がチャック・ローカーという人物に世話になったというので
店に現金を保管している店舗のリストを電話で知らせていた事
を知る。レックスはチャックに電話して、新しいカモの店を
教えると伝えろという。

6月14日(月)・ホリスティックグリーン
捜査員達はチャックたちが襲いに来るのを監視していた。
しかしチャックと同時にキッドという客が先に店にやってくる
のを知る。捜査員達はキッドに俳句裏口から逃げろと告げると
キッドはチャックたちに捜査官たちが居るぞと触れ回る。
仕方なく現行犯ではないがチャックを逮捕することになる。

取り調べすると最初は口をつぐんでいたが、殺人犯だとされると
それを否定する。これまでの強盗の件は認めるが自分は殺害
していないと。ハーバーシティに下見に行った際に
巨漢のサモア
人に追い返された
のだという。ここはSOSの縄張りだと言われた
とのこと。シャコタンの改造車・青いビンテージ車に乗っていた
との事だった。

6月15日(火)・ロス市警ギャング対策班。
6月21日(月)・グロートリーフの店へ
6月22日(火)・保安官事務所。
6月28日(月)・罪状認否裁判所。
7月21日(水)・上級裁判所


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プロサーファーのトレバーが殺害される。
犯罪に利用されやすい州の認可のある薬物の店を経営していた
事も有り、強盗によって殺されたのではないかとするが、
調べていく内に類似する犯行とは違う事が分かっていく。

麻薬を狙ったギャング団による犯行なのか、それともケンカの
延長で起きた事件なのか、それともディーナの元夫が嫉妬の
為に起こした犯行なのか。

「ヴェロニカ・マーズ」バリの金持ちの品行の悪さが目立つ
物語で、金で何でももみ消してきたが為に起きた殺人事件と
いう事だった。
このドラマを見始めてきてから、どの事件も親の子供に対する
愛情が間違った方向に向かっているし、子供も間違った受け取り
方をしている事を示唆するものが実に多い。

暴行・障害事件、そしてレイプ事件という段階で息子たちのして
いることの異常さに気がつかなかった親が悪いというのは明らか。
息子達のしていることに踏み込みたくなかったのだろうか?
金持ちとして生まれてきても、人としての道を踏み外すと行為
をするとは限らない中で、親がそのような行為をしてきたという
過去が有ったりするのかな。

もう少しゴツイ人たちかと思ったけど、白人のギャングという
とイマイチ迫力がない。単なる大学生の悪ふざけに見えてしま
う所があるな。ラテン系とか黒人なんかだとギラギラとした
ものを感じてしまうのだけど、その辺は人種に対する偏見なの
だろうか。

今回担当した検事は、プライスとモラレスだった。
どの検事が担当するかどうかでもこのドラマの面白さが変わって
くる所もある。
金持ちギャング・MBCの中でも一人貧乏な人物・スコットがいる
という事で、その辺から関係を切り崩していこうとする辺りの
戦術には感心するものが有ったし、金持ちたちが不利だとみる
や思惑通り、スコットを人格障害者扱いしてくる所など、金持ちの
横暴が目に余るところがあった。

ギャングの定義について言い争いするというのも面白いもの
が有ったし、息子の犯罪を隠蔽する為に金を利用したことを
上手く暴いて、例え密売や暴行などを直接している訳ではない
としても意図的助長の罪であったりギャングのスポンサーだ
として上手い事法廷に引きずり出していく所など良くできていた
と思う。確かに縄張り意識が強いところはギャング団と一緒だ
なぁって感じだったね。

・Red Hot Chili Peppersの"Higher Ground"

ロサンゼルス市警察
レックス・ウィンターズ (Skeet Ulrich) 刑事、3人の子供の父、妻
・ケイシー
トマス・TJ・ジャルザルスキー (Corey Stoll) 刑事、ウィンターズの相棒
アーリーン・ゴンザレス (Rachel Ticotin) 警部補、勤続20年のベテラン
リカルド・モラレス (Alfred Molina) 地方検事補、メキシコ系移民の
ジョナ・デッカー (Terrence Howard) "ジョー"、地方検事補、政治的
野心も強い
エヴリン・プライス (Regina Hall) 地方検事補、モラレスとコンビ
ローレン・スタントン (Megan Boone) 地方検事補、デッカーのアシスタント
コニー・ルビローサ (Alana De La Garza) 地方検事補、オリジナル版
から異動
ジェリー・ハーディン (Peter Coyote) 地方検事
ミワコ・ニシザワ (Tamlyn Tomita) 検視官

ケイシー・ウィンタース (Teri Polo) レックスの妻

グレイ・キャンベル (James Morrison) カールトンの父・富豪
--- (Catherine Dent) Defense Attorney
トゥーミー (Jeff Kober) トレバーの店の店員
ロイス (Daniel Hugh Kelly) 判事
パトリック・スコット (Aaron Hill) MBCの一員、貧乏
チャールズ・ローカー (David Meunier) ギャング団
ホルヘ・リーバス (Julian Acosta) ロス市警ギャング対策課・刑事
ディーナ・ナイト (Melissa Marsala) 妻、元ジョーイの妻
エイミー・レイノルズ (Caity Lotz) レイプ被害者、トゥーソン出身
デル・ブロードリーフ (Derek Ray) サーファー仲間
キッド (Ray Auxias) トレバーの店に麻薬を買いに来る
トレバー・ナイト (Yves Bright) プロサーファー、被害者
--- (Josh Clark) SIS Commander
--- (Michael Cory Davis) Surfer
トイレシー・マザーズ (Amaris Dupree) ハモサビーチ、ジョーイの女
--- (Lorry Goldman) Robed Man
ローガン・ラドマン (Brandon Jones) MBCの一員
アジャックス (Drake Kemper) 麻薬を買いに来る、リュウマチだと
カールトン・キャンベル (Jesse Luken) MBCの一員
ジミー (P.J. Marshall) 公選弁護士、スコットの代理人
ローチ (Andre Mayers) Deputy Sergeant、MBC=ムーンベイクルー
マーシャル・ヒルストランド (John C. Moskoff) 判事
バーバラ・リーデル (Tracy Silver) ローカーの妻、夫は犯罪者
ジョーイ・ファトマ (Atticus Todd) "サモア人"、トレバーに出資
リス・ナイト (Deborah Van Valkenburgh) トレバーの母、末期ガン
(Sarah Elizabeth Dell) Pedestrian
--- (Yael Shir) Waitress

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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