LAW&ORDER:クリミナル・インテント
(aka.LAW & ORDER:犯罪心理捜査班)
Law & Order: Law & Order: Criminal Intent





第8話 恩赦になった男 Pardoner's Tale

脚本/Stephanie Sengupta
監督/Gloria Muzio
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ベリーズ・プンタボルダに居るアフランドは有る所に電話し、
今夜済んだら知らせろと指示。彼はある人物の殺害を指示し
ていた。アフランドの元には息子・トミーから、パパに逢いた
いとの絵が届けられていた。

NYレジャー誌デレク・フリード記者の元に脅迫の電話が鳴る。
編集長のリチャードビルも脅迫の電話には慣れっこという感
じで、あんまり無茶はするなと指示していた。

一方
ホワイトオウル運送で働くフィルの元に電話が鳴ると、
ドライバーとして今夜車を出す様指示される。
フィルは相手の事を全く聞かされておらず、しかもそれが誰
なのかも分からなかった。待ち合わせの場所に行くと黒人の
グレッグが乗り込んできて、ヒルトンヘッドに行くよう告げる。

一方フリード記者は婚約者の女性と食事をする。
そして店を出た瞬間に、グレッグによって恋人共に射殺され、
フィルの車で逃走する。

ゴーレンは目撃者の店のコックから話を聞く。
死ぬほど恐かったというコック。犯人は
赤い年代物の車に乗って
逃げたという。
"スタスキー&ハッチ"みたいな車なのか?と問うと
そうだと応える。調べていく内に、フリードは婚約者と毎週木
曜日にこの店で食事をしている事が判明。亡くなった体勢を見る
と彼女を庇って銃弾を受けたフリードだが、その弾が貫通して
彼女に当たっている事が分かる。
フリード記者は
15分署の汚職を紙面で暴いた人物だという。

5月6日(月)、NYレジャー誌。
ビルやリチャードによると脅迫を受けていた事を告げる。
しかしフリードの調べていた資料は見せられないと言われる。

一方コックから改め目撃情報を尋ねる。
すると逃走車は
改造中の71年式マリブ車で、グリルとバンパー
が付いていなかった
と告げる。
ゴーレンはその情報を受けて、
ルイス修理工場に行き、ルイス
から情報を聞く。するとその形式のグリルを探している奴が
居るとの事だった。それがフィルだと判明し、彼を逮捕する。

フィルは何もやっていないと頑なに犯行を否定する。
ゴーレンは、普通改造している大事な車で殺人現場になど
行かないだろうとして、フィルが何も事情を聞かされていない
であろう事を告げ安心させる。何で危ないことをさせられた
のか?と問うと断れなかったという。ギャンブルで借金を背負っ
ているフィルは、胴元から借金の権利が何者かに渡り、その人物
から指示されたのだという。殺人を犯した人物はグレッグだと
告げる。

ゴーレンたちはグレッグたちの実家へ。
グレッグには妻子が居た。グレッグは子供を楯に逃げようとす
るが、ゴーレンが説得して投降させる。
グレッグが所持していた銃が犯行に使われたものと一致。
グレッグは子供の育児をフルトンモールの選挙事務所で働いて
いる母・サンドラ・ジェレネーに渡して欲しいという。子供を
施設にはやりたくないと。グレッグの経歴を調べると4年前に
交通課に勤務する警察官だったが、コカイン所持でクビになっ
ていた。フィルはギャンブルの借金でつけ込まれたが、グレッグ
はどうしてつけ込まれたのか?と問う。刑期が長引けば、家族が
苦しむことになると告げる。

その頃、ラリージョー・ノローキーと逢うと、グレッグと
連絡が取れなくなったと語り最悪の事態だと語る。

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記者・フリードが殺害される。
目撃者の証言から実行犯はすぐに逮捕されるが、彼らを操って
いる裏の人物が、州知事周りの人物だと判明し、気むずかしい
状況だった。なんとか物証を固めて、指示していた人物を捕ま
えようとするが・・・

どうでも良い事だけど、これだけあからさまに犯行を犯して
見つからないとでも思ったのだろうか。
殺害を依頼するにしても、もう少し頭の良い人物を使うとか
すればいいのに、どう考えてもトカゲの尻尾切りでは終わらない
ものがあると思う。すぐに足の付きそうな事件で、愚かな犯罪
だった。

ただ権力なり力に振り回されるのは、どのポジションに居ても
同じだね。
ゴーレンたちの捜査には、証言者との信頼関係は必須なのに、
カーバー検事の強引な要求によって、完全にその関係が崩れて
しまう。

それにしても殺人や犯罪を犯していると知っても、家族を守る
ために、妻のステファニーも頑なに証言を拒む所など、凄い
ものがあるね。

州知事もペラム大学の理事になろうとしていたけど、寄付を
してリスクを犯してまでするような事だったのだろうか。

ロバート・ゴーレン (Vincent D'Onofrio) 天才刑事
アレクサンドラ・エイムズ (Kathryn Erbe) ゴーレンの右腕
ジェームズ・ディーキンス (Jamey Sheridan) 警部
ロン・カーバー (Courtney B. Vance) 検事
エリザベス・ロジャース (Leslie Hendrix) 検視局
--- (Steven Zirnkilton) Opening Announcer (voice)

ステファニー・アフランド (Kate Burton) リチャードの妻
ジョー・ノローキー (Joseph Siravo) 政治コンサルタント
グレッグ・ジェネレー (Kevin Carroll) 実行犯
ロイ・フィッツジェラルド (Walt MacPherson) 州知事第一秘書
ジェーソン・リチャーズ (William Hill) NYレジャー紙編集長
サンドラ・ジェネレー (Delores Mitchell) グレッグの母
リチャード・アフランド (Mark Zimmerman) 税金コンサルタント
デレク・フリード (Matt Servitto) NYレジャー紙記者
ラリー・ウィガート (John Heard) 法律事務所
リンダ・ベーシンガー (Kristine Nielsen)
フィル (Louis Cancelmi) ホワイトオウル運送
サラツォ (Dennis Paladino)
ルイス (Kevin Breznahan)
ペリー (John Cariani)
ビル (Kevin Carolan) NYレジャー紙記者
パテル (Ismail Bashey)
サラ (Denise Wilbanks)
ロスコー (Polly Adams) 弁護士
ラターニャ (Kristi Kirk)
ローウィ (Claywood Sempliner)
ディペロ (Steve Cell)
モーリーン (Julia Gibson)
マクゴワン (Michael Goodwin)
アイザック (Bill Kocis)
ルイーズ (Annette Tapent) ウィガードの妹
シンシア (Mary Stout) Weigart's Secretary
ロウリー (Jack McCormack)
--- (Joe Passaro) CSU Tech
アーサー (Michael DeNigris)
マイク (Frank Bonsangue)

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