LAW&ORDER:クリミナル・インテント
(aka.LAW & ORDER:犯罪心理捜査班) シーズン2
Law & Order: Law & Order: Criminal Intent





Oct. 20, 2002
第4話 不釣合いな夫婦 Best Defense

脚本/Rene Balcer、Elizabeth Cosin
監督/Gloria Muzio
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地方検事局のピーター・ボナムは目撃者と待ち合わせるために
ある場所に行くが目撃者は来なかった。
検事仲間のカーバーに遭うと、その時の事を話す。ウォルター
ズの容疑を増やせそうだと思い目撃者と会っていたことを告げ
ると、カーバーは売名行為だなと告げる。そんなピーターの元
に突然電話が鳴ると、妻・リンダが低所得者のアパートに居る際に
倒れたとの電話が入ったという。すぐに救急車を呼ぶよう指示
する中、電話の話を聞いていたカーバーは
怪しい電話だとし、
念のために妻に電話をしてみろ
という。すると妻はレストラン
で食事をしている最中で倒れた事実はない事が分かる。
幻の証人に妙な電話が来ているのは明らかに不自然だとすると、
ピーターは単なる嫌がらせだろうとして気に求めずにいた。

ピーターは帰宅すると、娘のサラはリンダにプレゼントの絵を
渡す。事務所に居るママの絵だというと、ピーターはサラに
僕の絵も描いて欲しいと告げ事務所の壁に飾っておくというが・・

ピーターは仕事を終えると、妻は弁護士会で出張に行くので
自分は子守だという。駐車場で車に乗ると突然ブレーキが
故障し、壁にぶつかり停まっていた。警備の物がすぐにピーター
の元にかけよると、
ブレーキホースが切られている事を告げる。

事故で死ぬところだった。
ピーターは警察署でゴーレンやエイムズらの元で話をする。
毎週水曜日には娘の水泳教室に送る予定だったという。
検事局仲間のカーバーはランチしている際にピーターの元に
電話が鳴ったが電話で知らされた場所は廃墟だった事を告げる。
ウォルターズの証人と会う予定だったとするが、ウォルターは
こそ泥犯で最長4年の刑に処されている人物。ディーキンスは
自宅にパトロール警官を待機させるとするが、ピーターはそれを
断ると、娘は義母に預け、自分は護身用の銃の携帯許可を得た
事を語る。ゴーレンは
軽犯罪なのに何故そんな物騒な事になっ
ているのか疑問
に感じる。

4月18日・木・ライカーズ刑務所
ウォルターズに遭うゴーレンとエイムズ。君の名前を使って
ボナムを呼び出したものが居る事を告げると、ウォーターズ
ボナムが殺されたに不起訴にでもなるのか?と問う
それを聞いたゴーレンは、
刑務所弁護士に同じ質問をした人物
が居ないか調べよう
という。
検察官が急死した場合の起訴について質問した囚人は居ないか?
と問うと、機密だという。ゴーレンはAB-A行動規範1.6が適用
されるとして話すよう要求する。弁護士は倫理に従い行動する
ものだろうと問うと、アーティ・カーンという保釈された
男がそんな質問をしたという。

ゴーレンたちはアーティを捕まえて話を聞く。
ブレーキホースを切っているならば手にそのブレーキ液が残る
として、検査液に触れさせる。するとアーティは自分ではなく、
ある受刑者が電話でそのような話をしていたのを聞いただけだ
という。
顔は見ていないが後ろで電話していた人物であり、
ボナムにケガをさせれば大金を払うと言っていた
のだという。

その頃、ボナム夫婦はセルウィン夫婦と自宅でディナーパーテ
ィーをしていた。妻のリンダは夫に対して地下室でワインを
取ってきて欲しいと頼む。するとピーターは地下室にいくと、
突然銃声が鳴る。それを受けて警察に通報し地下室を捜索する
と、殺されていたのはピーターではなく、ゲイリー・バーク
という人物だった。現場には製造番号の削られた銃が有り、
更にピッキングの道具が有った事から、地下室に置いて有る
金庫を目的として泥棒に入ったように思われた。ゴーレンは
鑑識に頼み、鍵に潤滑油を使っているか調べて欲しいと頼む。

4月19日・金・ゲイリー・バーク邸
4月24日・水・セルウィン夫婦邸

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検事・ピーターの元に突然命を狙う不可解な事件が多発し始め
る。ピーターが起訴しようとして証人と接触しようとして
いたことから、現在進行中の事件に於いてピーターに起訴され
る人物による犯行かに思われるが・・・

ピーターは弁護士・検事としての腕は大した事が無くても、
殺人偽装、人を陥れる術に関しては腕が立つというところなの
かな。

ピーターがパトロールを付けることを拒絶した際に、ちょっ
ぴり彼を不審に思うところもあったし、ワインを取りに行った
際に襲われる時には、今度は妻による仕業なのかと思わせ、なか
なか一筋縄ではいかない話の顛末である。

金の流れを追う内に少しずつ事件が解明していき、最後まで
上手い事妻に対して疑惑の目が向けられるよう作られていた
話だった。

男のプライドを折ってしまうとなかなか関係を保つのが難しい
ね。

最後は電話の流れで嘘の供述書を作り、ゴーレンたちは
リンダをハメているのかに思わせ、リンダをはめようとした
ピーターを上手くあぶり出した。

カーバーと精通するピーターの案件だけに、ピーターに事実
が話せないとする流れはちょっぴり今後の関係を曇らせる
ものだったけど、まぁ事情を考慮すれば大丈夫かな。

ロバート・ゴーレン (Vincent D'Onofrio) 天才刑事
アレクサンドラ・エイムズ (Kathryn Erbe) ゴーレンの右腕
ジェームズ・ディーキンス (Jamey Sheridan) 警部
ロン・カーバー (Courtney B. Vance) 検事
エリザベス・ロジャース (Leslie Hendrix) 検視局
--- (Steven Zirnkilton) Opening Announcer (voice)

ピーター・ボナム (David Marshall Grant) 地方検事
りンダ・ボナム (Susan Floyd) 妻・弁護士
ジョジョ・マルティネス (Carlos Leon) 囚人、言語障害
Mrs.マルティネス (Olga Merediz) ジョジョの母親
ヴィンス・クイントリアーノ (Jim Bracchitta)
--- (Keith Randolph Smith) Jailhouse Attorney
アリソン・セルウィン (Margaret Reed) リンダの知人
ジェリー・セルウィン (T. Scott Cunningham) アリソンの夫
ジョン・アルフォンゾ (Joe La Piana)
エリック・ウォルターズ (Nashawn Kearse) 囚人
ロリ (Anney Giobbe)
ビル・スタントン (John Boyle)
アーチー・カーン (Edward Blanchard) 元囚人、電話で話を聞く
ジェイ・ノワク (Sean McCourt)
スージー・バルデス (Aura Vence)
エディ・ウォレス (Christopher Mann) 弁護士
--- (Jason Furlani) Cop
--- (Liberty Jean) Prison Librarian
Mr.サンチェス (Orville Mendoza)
サラ・ボナム (Isabel Blank) 娘、リンダに懐く

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