26 Jul. 2008
第1話 家族崩壊の序章 Repression
脚本/Marilyn Osborn 監督/Henry Bronchtein
--------------------------------------------------------
ニューヨーク市警察に突然女性・メガン・ラムジーがやってく る。女性は思い詰めた顔をしている中、オリビアが気が付き声
を掛ける。私は味方なので何か有るならば話して欲しいという 問いかけに、女性は語り始める。夕べアパートまで尾行され、二度 と会いたくないから帰ってと言ったら無理矢理ドアを明けられたのだと いう。その相手はボーイフレンドなのか?と問うと、実の父親
だと語る。 しかし話を聞いていると、昨日はただケンカしただけで、実際
には小学一年の時に父親に嫌らしく触れられたのが始まりで、
12歳の時にレイプされたのだという。父親からは泣くなと言わ
れたとし、父は幼い娘を犯すポルノを見せて来たのだという。 しかし自分の生理が始まった14歳になった時に性的虐待は終わ
ったのだという。オリビアは4年前の事件では立件が難しい事 を語り、エリオットはそれ以外の件も5年で時効を迎えている
のだという。しかしメガンは自分には7歳の妹・リリーがいる 事を告げ、私が弄ばれ始めた年齢に達したのだと語る。昨日
そんな父親の視線、そして手つきを見たのだと語る。
市長とランチに行こうとするクレイゲンを捕まえたエリオット
たちはこの件を報告。相手はエヴァン・ラムジーという製薬会社 の社長で、小児病院に新病棟を寄付したりしている人物だと
語る。妻・レベッカは会社設立者・サザーランドの娘で、 いわゆる逆玉・婿養子の格好でエヴァンがこの家に来たのだと
いう。娘は三人いて、長女・メガン以外に、15歳のジョディと 7歳になるリリーがいるとのこと。児童福祉局に前歴を調査中
だと語り、母と娘のメガンは現在断絶状態にあるという。 クレイゲンは相手は街の有力者なので慎重に調査するよう語る。
エリオットたちはエヴァンの妻・レベッカと遭う。 結婚して19年で娘は3人居るが、夫が娘をレイプすれば絶対に
気が付く筈だと語る。メガンがおかしくなったのは、大学入試後 の面接・コロンビア大に入学しウォートン先生に遭ってからだと
いう。それから突然色々と騒ぎ出すようになったのでカウセリング を受けさせたのだと語る。オリビアは近親相姦の場合、娘は
母親には話さないケースが多いのだと語る。しかしレベッカは 娘は注目を浴びたいだけだろうと語る。娘たちから話を聞きたい
事を語ると、放課後に周りに気が付かれないようにして欲しい という。
2月13日(火)・人生再生センター。
カウンセラーのウォートンから話を聞く。メガンは元々過食症
とうつ病を併発していて、心理的トラウマが原因だという。
幼児期に虐待されたことが問題で、父親との件で風穴を開けた 途端に色々と過去の記憶の中で封印されていたものが次々と
あふれ出てきたのだという。メガンの妹たちが虐待されている 可能性が有るがその事実を知っても今のメガンは精神的に耐えら
れる状態なのかと問うと、メガンは快方に向かっているので 大丈夫だろうとのことだった。
過去の医療記録を調べると、メガンは7年前の11歳の時に 救急で運ばれて来たことがあるという。膣から出血したという
もので本人は祖父の農場で乗馬中に怪我したものだといって いたのだという。また尿道に炎症が有ったが、泡風呂に入れら
れた際のものではないかということだったという。裏付け 調査した結果、特に問題はないとされたとの事だった。
エリオットたちはクレイゲンに対して、唯一証言出来そうな 人物は情緒不安定である事を告げると、立件するには証拠が
必要だと語る。
オリビアはリリーから話を聞き、エリオットはジョディから
話を聞く。互いに父はとても良い人だという。しかしジョディ は夜パパが妹の部屋に行くと妹の泣き声を聞いた事がある
と告げる。また妹をフロに入れているのを確かに見たとの事。 父に話を聞くと、妹がオネショしたので風呂に入れてシーツを
取り変えたと話をしていたという。その時妹は下着を履いてい なかったとのことだった。
2月15日(木)・罪状認否
2月15日(木)・鑑識課
2月20日(火)・審問会
2月23日(木)・大陪審・12号室
-------------------------------------------------------- |