October 12, 2001
第5話 陰謀の結末 Tangled
脚本/Dawn DeNoon、Lisa Marie Petersen 監督/Jean de Segonzac
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熟年夫婦たちはみんなで食事に出かける中、ペイトンとマック
スの事を呼びに来る。するとマックスはイスに縛り付けられて
殺害されており、妻のペイトンは襲われていた事が分かる。 店を予約したのが8時で10時半に帰宅する予定だったという。
通報は10時7分だが、何故2時間も通報が遅れたのか気になる。 現場を見ると、夫に妻のレイプ現場を店、妻には夫が殴殺させ
るのを見せたのだろうとの事だった。しかし慌てて逃げたで あろう形跡が見て取れる。
入り口の鍵は壊されていなかったが、ゴミが散乱していた。 更に食事をしていたであろう形跡が有り、サンドイッチが
食べかけられていた。冷蔵庫を見ると誕生日のケーキも半分 食べられかけており、最悪の誕生日だった事を知る。
被害者のマックスは相当拷問されていて顔の様々な箇所が 骨折していた。鑑識のメリンダによると、数十回殴られている
が殴ったのは銃だろうとのこと。しかもセミオート型の銃だと いう。L字型の銃の跡が有り、グリップが特徴的だという。
形状から銃はルーガーP94、9mm口径のものだと分かる。しかし 銃を持っていながらも何故銃殺しなかったのか。
被害者を縛るテープの粘着剤からは動物の毛が付着していたとの こと。被害者は去年バイパス手術をして跡があった。
まさか地獄を見るために延命治療することになるとは思わなか っただろうとエリオットは皮肉る。
4月4日(水)・ストイヴェサント病院
被害者の妻・ペイトンから当日の話を聞く。 すると覆面の男が現れて銃を突きつけ家の中に入って来たの
だという。中肉中背のものだったが、一切喋ることは無かった のでどんな犯人なのかは分からないとのことだった。私に
粘着テープを投げて、夫と私の口を縛るよう命令されたとし、 その後夫を殴り、私をレイプするのを見せた跡に夫を殺害した
と語る。宝石箱からものが盗まれているが何が入って居たのか と問うと、現金にして1万か1万5千ドルと祖母からの宝石が
入って居たとの事だった。犯人は知り合いだということはない かと尋ねるが、終始相手は無言だったので分からないと語る。
マンチたちはマンションの管理人から話を聞くと、確かに車庫 に入ろうとする男がいたが追い払った事があると告げる。
住民には注意喚起していたとのこと。犯人に鍵を渡したのでは ないかとし、最近2件のこそ泥事件が発生している事を語る。
しかしそれを否定するドアマンの男は、一ヶ月前にイカれた男
がマックス医師の元を尋ねてきた事を告げ、人生を台無しに
されたと叫んでいたという。マックスは泌尿器科の医師だと知る。
4月4日(水)・セントポール病院 マックスが勤める病院で話を聞く。
秘書の女性・ララ・トッドに話を聞くと、外科部長はフィリップ・
カー医師だという。フィリップを呼び出してもらうまでの間
ララから話を聞く。するとマックスにクレームをつけに来た患者
は確か臨床の患者だと語る。性的不能での治療を受けていた
マーティンだという。 一方外科医師のフィリップから話を聞くと、半年前にマックス
は冠動脈のバイパス手術を受けたという。ずっとペイトンが 看病していたとのこと。泌尿器科のことについて尋ねると、
主に前立腺がんと尿道の機能障害の治療が収入源だが、彼は 性機能障害の患者を治療していたという。治験のことについて
尋ねると、性的不能患者に効果的なクリームを使った治験で ペニスの血管を痙攣させて海綿体の充血を持続させるもので、
バイアグラ以上の効果が期待されるものだということ。 治験者マーティンの事を尋ねると、確かに不満を言っていたが
殺すほどのことではないという。実験に参加していたのは 極度の性的不能者でありレイプなど起こせるハズはないとの
ことだった。
4月4日(水)・ワーナーメイソンの事務所
4月6日(金)・サットンプレイス銀行
4月9日(月)・ビンセントの部屋
4月10日(火)・警察鑑識課
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