23 Aug. 2008
第6話 正義を貫け Redemption
脚本/Jeff Eckerle 監督/Ted Kotcheff
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法廷でエリオットは捜査官として証言を行う。 8才の少女・レスリーがレイプされた事件に於いて、被告側
弁護士はエリオットが全ての人を調べたと語っているが、担任 の教師やバス運転手、そして早退した日に工事に来た水道工事
の男などを取り調べしていないという。しかしエリオットは レスリーの証言からそれら人物は取り調べの必要がないと
判断した事を語る。レスリーが犯人だとして名指したのは、祖父 のフレデリック・ベローであること。
しかし結果として法廷では8才児の証言ということで信憑性が
なく無罪となる。
オリビアはエリオットに結果がどうだったか尋ねるが、無罪だ った事を告げる。家族の中で淋病にかかっているのは祖父だけで
有りヤツがうつしたとか思えない事を語る。今の司法制度自体が
間違いだとして苛立つエリオットはコーヒーカップを投げつける。
4月16日(月)・ノーホーアパート。
レイプ殺人事件が発生する。被害者はジェニファー・ウォルトン
(25才)。発見したのは彼女の友人と大家だった。ドアには押し入
った形跡はないが大きく穴が空いていた。被害者はベッドの上で 喉を切られて殺害されおり、手を縛られてレイプされていた。
メリンダによると、体液は識別不能で後でシーツから体液が 見つからないか調べると語る。テーブルには白いバラが置かれて
いた。エリオットは嫌な事ばかりが起きているとして、益々 煮詰まっていく。
ジェニファーとは犬の散歩仲間だというデュマス夫人は、 彼女にはボーイフレンドが居た事を語る。デビッドという名前
で彼女は旅行すると言って、以前に犬の世話を頼まれたことが あるという。身長は高く髪の毛はグレーだったという。花束を
何度も贈っていた事を告げ、ベゴニア、デイジー、バラの花が 含まれていたという。昨夜も言い争いをしていた事が聞こえた
事を告げ、男は"俺は破滅する"と叫んでいたという。 彼女の友人によるとジェニファーはウィートンズデパートで
働いており、昨日は9時に待合をして一緒に飲もうと約束して いたが、友人が来たので遅れると電話してきたのだという。
電話口で男性の声が聞こえたとのこと。それを聞いたエリオット は男性のしゃべりに訛りやアクセントなどの癖はなかったのか
と問い、事件の不満を協力者にぶつけるような悪態をついて いく。それを見たオリビアはエリオットを部屋から連れ出すと
改めて事件の足跡を追っていく。 被害者の部屋には口紅の付いたグラスともう一個台所に洗って
置かれていたこと。そしてナイフも有った。 ソファーに血痕が付着していることから、ここで被害者の喉を
切り、寝室まで引きずっていったこと。犯人と争った形跡が ないことから、犯人は被害者を殴り気絶させた後に手を縛った
のだろうこと。メリンダは犯人が左利きなのは血の飛び散り方 からも明らかだと語る。キッチンナイフが凶器で殺害後には
バスルームに行き、シャワーを浴びて体を洗っていること。 エリオットはあくまで推察だとして何の解決にもならないことを
語る。
ファンは犯人像をプロファイルする。 口説くのが上手く、知性があり魅力的な男性であること。
クレイゲンはマンチとフィンに対して検死の結果を聞いてくる 様告げ、どんな几帳面な人物でも証拠は残すはずだと語る。
メリンダから検死の結果を聞きに行くと、ジェニファーは顔中 を殴られ骨折していること。コンドームの殺精子剤の跡が有り
精液は検出されないこと。胸の皮膚が円形に切り取られている こと。恐らく亡くなるまでの間苦しんだハズだという。
4月16日(月)・ウィートンズデパート
職場の女性からジェニファーの恋人のことについて尋ねると、 デビッドという名前から婦人靴売り場のデビッド・ステッドマン
だろう事を告げる。彼は既婚者だが女性の尻ばかりを追いかけ ている人物で化粧品係のタミーが彼を訴えたことがあるという。
それでブルックリン店に彼は異動担っている事を告げる。 休憩の度にジェニファーをナンパしていたという。
デビッドから話を聞くと、彼は手を骨折していた。 ドアを叩いて出来た傷だという。ジェニファーを殴ったのでは
ないかと問い詰め、彼女の家のドアに穴が空いていたことを かたると、それを行った事を認める。セクハラで訴えると言われ
て激怒した事を告げ、ディナーに誘っただけだという。7時頃 に彼女の家に行ったが8時頃にはマーシー総合病院にいたと語る。
エリオットはデビッドへの取り調べ方が脅迫めいていた為に オリビアはそんなやり方では訴えられると告げる。
4月16日(月)・マーシー総合病院。
デビッドは確かに7時47分に手続きしていて、24時52分に帰った
との記録が有った。看護師は自分のことを口説いたので、順番を 後に回したのだと語る。
そんな中マーシー総合病院に喉を切られた被害者が運ばれてくる。 それと同時にオリビアの携帯にも事件が発生したとの連絡が入る。
被害者はシリア・ミッチャム(25才)。小学校の教師助手だった。 手口はジェニファーの件とまるで同じだった。
オフィスに戻り犯行について話合うと、犯行が手慣れているので 余罪があるハズだとファンは語る。被害者は金髪で小柄の女性、
加害者はロマンチストでワインやキャンドル、そして白いバラを
用意していること。白いバラは貞操と純粋の象徴であり、理想の
女性に出会うまで犯人は犯行を繰り返す気だろうとのこと。
被害者とは面識があるハズだという。ファンは新たに、白人で
高学歴、中間管理職の人物像だと語る。 そんな中、性犯罪特捜班には殺人課の刑事・ホークがやってくる。
彼はソーホーの絞殺魔であるロジャー・ベリーのことを口に すると、彼が6ヶ月前に出所している事を告げ、彼にはかみ癖
が有ったので、胸の切り取られた傷は証拠を隠す為の行動だと 語る。
4月17日(火)・ロジャー・ベリー邸
4月17日(火)・チャーリーズグリル
4月18日(水)・ホーキンズ宅。
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