ロスト / LOST
(シーズン5)

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18 Oct. 2009
第12話(98) 島の裁き Dead is Dead

脚本/Brian K. Vaughan、Elizabeth Sarnoff
監督/Stephen Williams
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--- アザースたち・1977年 ---
サイードはベンを撃ち逃走。ケイトは撃たれたベンを連れて
他のものたちのアルバートに助けを求める。

アルパートの元にチャールズ・ウィドモアがやってくると一体
何をしているのかと問う。奴らの一員をテンプルに入れたのか
と問うと、アルパートはジェイコブの意向だという。誰を選ぶ
かは島が決めることだという。
ウィドモアは怪我して寝ているベンに遭うと、ベンはパパたち
の元には戻りたくないと告げここにいてあなたたちの仲間に
なりたいと語る。死ぬところを島が君を救ったのだという。

--- 島・ビーチ ---
ロックはキムによって殴られ気絶しているベンに声をかける。
"生ける者の地へ"というロックに対してベンは生きているのか
と驚く。ベンはこうなるとは予想していたが、幾ら頭で思って
いてもいざ目の前でロックが生きているのを見ると驚くという。
僕はあるルールを破って島に戻った事を告げ、僕はあそこで
さばかれるのだという。ロックらが"モンスター"と呼ぶ者たち
のことだという。

一方ビーチでは、イラーナブラムが武器の入った荷物を運んで
いた。シーザーはベンに声をかけると、気分はどうか?と問う。
シーザーはロックはベンが自分の事を殺害したと話していたが
どういう事なのかと問う。するとベンはロックの姿を飛行機内
で見たか?と問うと、彼は常軌を逸した人物かも知れないと語る。
シーザーはいざとなれば俺が守るとしてベンに対して銃を見せる。

--- 昔 ---
ベンは少年・イーサンとビーチにいるものに近づく。
見つからない様にしてルソーのテントの中にいくと、ルソーは
ベンを見て私たちに感染させた人ねと告げる。ベンはルソーの
娘のアレックスを連れて行くとし、僕を捜そうとすれば容赦なく
殺すと警告する。

--- 島・ビーチ ---
ベンは家の中で写真を見ているとロックがやってくる。
僕の思い出の品だというベンに対して、ここは君の使っていた
オフィスだろうという。こんな場所で部下を指揮していたとは
なと、ロックはこれまで対立していた時のことを思い浮かべる。
ロックはベンに対して、俺のことを殺したことについて話したい
事が有るという。するとベンは島に戻るために出来るだけ人を
集める必要が有った事を告げ、その為にはロックの死がどうして
も必要だったのだという。また情報も必要だった事を語る。
ベンは島の為に最善のことをしただけだと告げると、ロックは
ただ謝って欲しかったという。ロックは君は裁かれるのだとし、
島の為にしたというのであれば、モンスターもその事を分かって
くれるのではないかと告げる。

ロックとベンは島の本土に行くとしてカヌーを出そうとする。
シーザーはロックに不信感を抱いており、どうしてこの島に
詳しいのかとしてすり寄ってくる。しかしそれを見てベンは
シーザーから密かに奪い取っていた銃でシーザーを射貫く。
二人はカヌーを使って本土へと向かう。

本土には先にサンとフランクが到着していた。
"友達は敵よりも危ない存在になる"と呟くベン。ロックは
君の昔の家にいくのだろうと問うと、そこでモンスターを呼び寄
せると告げる。しかしロックはウソを言っているだろうと語る。
そもそもベンはルールなど気にしない男だとし、娘のことを殺害
しに来たのではないかと告げる。

--- 昔 ---
ウィドモアの元にいくベンは誘拐してきたアレックスを差し出す。
ウィドモアはルソーを殺害する様命じたのにそれをしなかった
ベンを責める。そしてアレックスも殺害するよう命じた筈だと
告げるが、ベンは赤ちゃん殺しがジェイコブの望みなのかと問うと
殺すならば自分で殺せばいいとしてアレックスを渡す。

--- 島・本土・ベンの家 ---
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■ベンとロック

今回はこの二人が中心で物語が動いていた。
これまでベンが全ての主導権を握っていたのに、今の状態は
寧ろロックの方がより詳しく道先案内をしている所が有る。

ベンが過去にしてきたこと。
元々はウィドモアがこの島を支配していた感じだけど、
それにとって変わったのがベンだった。

子供の存在というのが今回のドラマ、一番のポイントとなって
いて、冒頭では少年時代のベンが描かれるも、ルソーの子供
アレックスが誘拐されたり、デズモンドと一緒に過ごすペニー
からはチャーリーを殺そうとするも、デズモンドの反撃を
食らう。ただ一度はデズモンドを殺したという感じだった
けど何故起きられたのだろうか。
ベンは一度はウィドモアを島から追い出すも、その後電話
を通して、我らが共通の友が見えるとしてペニーの娘を
目の敵にしていたけど、どういう意図があるのかな。

■島にあるパワーとは?

よく分からないのは島に隠されている様々な事情がまだ
まだ分からないことが多い。モンスターの煙がなんなのかも
よく分からないし、島の力、ジェイコブの意思だとする流れ
も彼らは宗教として島の力やジェイコブに対する信仰心を
求めているのだろうか。以前に妖しげな宗教的建造物が
見られたシーンが有ったと思うんだけどね。

取りあえずテンプルを囲んでいる壁の内側には何が有るのか
を知りたいところ。テンプルにはそれこそ沢山の奇跡という
ものが生み出される無限の力の場所なのか?

ベンが入っていった洞窟の下には何らかの古代文字が書かれ
ていた。そんな光景を見ると「スターゲート」とか「トゥームレイダース」
ぽい感じだったね。

またイラーナたちは彫像の影にあるものが何かを気にしていた。
一体何が有るのだろうか。

そして1977年の世界に戻るにはどうしたら良いのか。

■今までよく分からなかった人たち

これまでドラマを見ていると、チャールズ・ウィドモア、リチャード・アルパート
デズモント・ヒューム、ベン・ライナス、イーサンなどの人間関係がよく分から
なかったけど、大体の関係が分かりましたね。ルソーの子どもが盗まれたシーン
も描かれていたし、少しずつシーズン4までに起きていた謎の事象を
種明かしする努力を感じる。シーズン1を見た頃の詳細を覚えていないのが
悔やまれるけど。

島に設けてあるルールを見ると、なんか変な宗教が絡んでいそう。


・Main Title
・The Hollywood Studio SymphonyのEnd Title

・Intermezzo: Carmen


ジャック・シェパード (Matthew Fox) 外科医
ケイト・オースティン (Evangeline Lilly) カナダ人
ジェームズ・フォード (Josh Holloway) "ソーヤー" 詐欺師
サイード・ジャラー (Naveen Andrews) 元軍人
ジン・クウォン (Daniel Dae Kim) 韓国人
サン・クウォン (Yunjin Kim) 英語が話せる韓国人
ヒューゴ・レイエス (Jorge Garcia) "ハーリー" 宝くじが当たる
チャーリー・ペース (Dominic Monaghan) 英国バンドマン s5は休み
ジョン・ロック (Terry O'Quinn) 父親にダマされる
クレア・リトルトン (Emilie de Ravin) 子供を出産
デズモンド・ヒューム (Henry Ian Cusick) 能力がある
ベンジャミン・ライナス (Michael Emerson) 謎の組織「他の者たち」

バーナード・ナドラー (Sam Anderson) ローズの夫
ローズ・ナドラー (L. Scott Caldwell) バーナードの妻
ジュリエット・バーク (Elizabeth Mitchell) 敵?味方? "アザーズ"
マイルズ・ストラウム (Ken Leung) ゴーストバスター
シャーロット・ルイス (Rebecca Mader) 人類学者
ダニエル・ファラデイ (Jeremy Davies) 科学者
チャールズ・ウィッドモア (Alan Dale) 船を派遣した
ペネロペ・ウィドモア (Sonya Walger) "ペニー"
アーロン・リトルトン (William Blanchette) ケイトの子

リチャード・アルパート (Nestor Carbonell) 他のもの
フランク・ラピダス (Jeff Fahey) 機長
ダニエル・ルソー (Melissa Farman) アレックスを生むが奪われる
ブラム (Brad William Henke) ビーチ組
若い頃のチャールズ・ウィドモア (David S. Lee)
アレックス・ルソー (Tania Raymonde) 娘
イラーナ・バーダンスキー (Zuleikha Robinson) ビーチ組
シーザー (Said Taghmaoui) ビーチ組
チャーリー・ヒューム (Marvin DeFreitas) 息子
若い頃のイーサン (Devon Gearhart)
ジェド (Matt Hoffman)
若い頃のアレックス (Lehualani Silva)
マーティン・キーミー (Kevin Durand) 他のもの
アシム (Sanjay Madhav)
若い頃のベン (Sterling Beaumon) 12歳の頃。


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)


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