13 May 2009
第17話(103) 運命の午後 The Incident (Part2)
脚本/Carlton Cuse、Damon Lindelof 監督/Jack Bender
--------------------------------------------------------
ジャックは水爆をエネルギー帯留地で爆発させることで、未来
で起こりうる飛行機事故を止めようとしていた。
ロジャーたちはそんな彼らの陰謀を知ってサイードに向けて 発砲し重傷を負わせる。事故の時間までに何とか爆発させなけ
ればならないとする中、車を走らせていたハーリーは目の前に ケイト、ソーヤー、ジュリエットがいる事を語る。
ジャックは降りて彼らに退くよう告げる。 ソーヤーはジャックに対して5分間で良いので話がしたいと
語る。それだけの貸しはあるだろうとのこと。
--- アメリカ時代 ---
ジャックは病院で初めての執刀を担当していた。しかし硬膜を 破ってしまい焦る中、父・クリスチャンはジャックに対して、
目を閉じて5つ数えろと語る。恐れていてはダメだと告げ、 目を閉じて落ち着くよう告げる。
なんとかその甲斐も有って執刀した女の子は回復し、麻痺も 残らないことが分かる。しかしジャックは父親に対して、みんな
の前で恥をかかせたことに激怒する。元々レジデントになれた のも父親のお陰だと思われているのだと告げ、人前であんな事
をされたら困ると語る。そんな中ジェイコブはジャックの前に
現れる。
--- 昔・ダーマ島 --- ソーヤーはジャックと一対一で語り合う。
自分の親が亡くなったのは8才の時で、詐欺師によって父親は
全財産を巻き上げられたのだという。母親のことを銃殺し、
そして自分も自殺した事を告げ、俺はベッドの下で一部始終
聞いていた事を語る。それが去年のことだったのだという。
1977年7月のことで、俺の親が亡くなったのは去年のことだと 告げる。本土に帰れば父親が暴挙をするのを止められたこと
を告げ、しかしそれをしなかったのは過去の事だとしたから だという。ジャックに対しても過去の事に拘りを見せることを
辞める様示唆し、核爆弾を破裂させるなんて何を考えているのか と語る。
しかしジャックは3年前にロックが言っていた事を告げる。 起きる事には全て理由があるという事。しかしソーヤーは我々が
ここにいるのは運命だという。ソーヤーはジャックに対して 何を望んで元通りにしようとしているのかと問うと、ケイト
との関係だという。しかし爆破に成功しても他人に戻るし 彼女は逃亡犯だと語る。ソーヤーは過去で上手くやっていたのに
突然戻って来ては好き勝手にしているジャックを非難する。 しかしジュリエットはジャックの言うとおり爆破させるべきだ
とソーヤーたちに語る。ソーヤーはお前が止めろと言ったのに 今度は爆破しろと言うのかとして呆れる。
--- 昔 ---
子供時代のジュリエットとレイチェルは両親から離婚する事を 聞かされる。パパとママは今も愛しているが、一緒にいる運命
ではないのだという。大人になれば分かると言われるが、 そんなの分かりたくもないとしてジュリエットは飛び出す。
--- 昔・島 ---
ラジンスキーは相変わらずスワンでの研究の続行の為にエネル ギー源の掘削作業を続けていた。キャンドルはこれ以上帯留地
を掘るのは危険だとするがまるで話を聞こうともしない。 ラジンスキーの元にフィルから無線連絡が入り、バラックに
ジャックたちが現れた事を語る。彼らは爆弾を持ってスワンを 破壊しようとしている事を告げると、奴らを迎え撃つために
みんなを集結させるよう指示する。
ケイトがジャックの元にいくと話がこじれてケンカしていて
互いに激しく流血しているのを目にする。 ジャックはケイトに対して何故アーロンのことを聞くなと言った
のか?と問うと、怒っていたからだと言う。 ジャックはアーロンを居るべき場所に返す為にも爆破させれば
クレアが島に来ることもないと告げる。しかしいずれにしても クレアは養子に出すのではないかとするが、クレアを救う為に
はこれしかないと告げ、君には信じて欲しいと語る。
--- 昔 ---
ハーリーは釈放される。ハーリーは看守に対して、麻酔銃を もった男が俺をどこかに連れて行こうとしていることを語る
が、看守は話を聞こうともしない。タクシーに乗ろうとすると ハーリーの前には先客・ジェイコブが居た。彼はすぐに降りる
ので同乗しないかと声を掛ける。
-------------------------------------------------------- |