ロスト / LOST
(シーズン6)

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March 9, 2010
第7話(110) ライナス博士 Dr. Linus

脚本/Edward Kitsis、Adam Horowitz
監督/Mario Van Peebles
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ジャックはハーリーと共に灯台にいくと自分たちの名前が書か
れている事を知り不思議に思いハーリーに何で俺をここに連れて
来たのか尋ねると、ジェイコブからの指示によって君と僕が
出来るだけテンプルから遠ざけるように言われたのだという。
ジェイコブは"ある人"が来るといっていたとし、それはとても
悪い人だという。

テンプルは黒い煙によって襲われる中、ベンはテンプルから抜
け出すと森の中で、フランクやイラーナ、サンとマイルズたち
と合流する。サイードたちはどうしたのかと問われると、道厳
を殺害したことを語る。テンプルは安全なのではないかと問う
と全滅した事を告げ、ビーチに行こうと語る。

--- 未来? ---
ベンは歴史の教師として、ナポレオンのことについて講義して
いた。彼にとっての一番のショックは権力を失うこと。皇帝
の称号はお情けで残されたが力を持てなければ意味がないと
語る。
そんなベンは授業が終わるとレイノルズ校長によって呼び出され
る。ベンに対して居残り生徒の監視を頼むというもの。
歴史部の活動があるとするが、人員が足りないとしてベンには
今週毎日監視をして欲しいのだと語る。
ベンはレスリー・アルツトと愚痴り逢う。アルツトは実験用の
エプロンが無いとして校長が経費の削減によって購入してくれ
ないことを愚痴る。科学に対する敬意が足りないとすると、
ベンは校長は経営者であり教師じゃないのだと語る。公立校の
存在意義を忘れているとし、まずは生徒のことを考えるもの
だという。それを聞いていた臨時教員のロックは、ベンに対して
それならば君が校長になったらどうかと問う。今の責任者が
不適任ならば交代する時期なのだろうという。しかしベンは
誰が私など指示してくれるのかと問う私は指示するという
ロック。

--- 島 ---
マイルズとベンは先ほどの黒い煙について話をしていた。
仲間を殺したもの。イラーナはあの煙がジェイコブを殺したのか
と問うと、イラーナはマイルズに対して死んだ人の声が
聞こえる能力があることを言及し、ジェイコブの死について
何か分かるものがないかと問う。マイルズは近くに遺体がないと
出来ないと告げると、イラーナは遺灰がある事を告げる。どうや
って亡くなったのか教えてくれという。するとベンが殺害した
のだと語る。死体のソバで血の付いたナイフを持つベンの姿
があるので間違いないとするか、イラーナはベンに銃を向け、
ジェイコブは私の父同然の人だったのだと語る。
ビーチで小屋を造って食事を確保しようというと、ベンは何を
すれば良いのかと問う。あんな霊能力は信用出来ないだろうと
言うが・・・

--- 未来? ---
ベンはロジャーに対して、オーガニックの食事を作る。
近代史で博士号を取った男が居残りクラスで無気力生徒の子守
をさせられているとベンは父に語る。恩知らずな生徒を見ると
僕は彼ら以下の負け犬だと思えるという。
するとロジャーはベンに良い暮らしをさせたいと思った事を告げ、
その為に俺はあのダーマに入って島に連れて行ったのだという。
あっちにいたものたちはみんな頭の良い奴だったとし、今に居れば
良かったのだという。
そんな中アレックスがベンの元にやってくる。
今日は歴史クラブの集まりだったのではないかと問われると
ベンは今週は居残りクラスを受け持つことになったのだと語る。
金曜日に学力テストがあるというアレックスに対して、明日の
7時に図書館で勉強をしようと語る。
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シーズン6の構成がイマイチよく分かっていなかったのだけど、
アメリカ本国で描かれている状況は、815便が墜落しなかった
ということを想定した「フラッシュ・サイドウェイ」として
描かれているのだという。

■島組

ジェイコブが居なくなったことを受けて、知らない所で島の主を
巡って争いが起きているようだ。
ジェイコブが何故候補者を彼らにしたのかイマイチよく分から
ないけど灯台に書いて有る文字からして、ジェイコブ自身が
選出したというところなのだろう。

ジェイコブ信奉者のイラーナにとってはベンが彼を殺害した
ことを快しとせず殺害しようとしていた。過去にも同様の
形で殺されている人が居るみたいだし、怖いところだな。

未だにこの島がなんなのか分かっていないし、勝手に支配者
争いが起きているという状態で、何が何だかまとまりがない。
取りあえずテンプルの住民が居なくなったことで、スマート
になった気はするのだけど、それこそバトロルワイアル状態
が続いていくことになるのかな。

偽ロックはベンに対して隣の島にあるハイドウ基地に来るよう
言っていた。ライフルを用意しているので逃走すれば
逆に優位に立てるということを示唆して脱走を試みていた。

アルパートが再び登場。死にたがっているのに自分では死ね
ないという縛りがあるようだ。このドラマに於いて、多くの
妖しい人物は自分では出来ないが他人にそれを行わせる
という行動が多い。ジャックとアルパートは爆弾を前にして
会話していた。理由が有って俺を選んだのであれば、
俺は死なないはずだとして爆弾に火を付けるが途中で導火線
の火が消えてしまった。

■フラッシュ・サイドウェイ

過去にジェイコブと関わっている人物がこれまで抽出されて
きたけど、未来の世界はロックと関わっている人物というの
がここ最近では多く見られる。
権力というものに固執すべきものなのか。
歴史学の教師をしているベンは権力とは何かというものを
ナポレオン史を通して暗に主張として描いていたけど、
ベンのこれまでのジェイコブの下部として数々の悪行っぽい
ことをしていた流れを見ている方としてはなんとなく、
教師をしている現状は事故が起きる前のエピソード
という感じに見える。まだ権力とか家族の形に拘りを見せて
居ない頃の純粋なベンの姿が有るような気がするんだよね。

ベンはジェイコブに尽くしたけど結局意味のない人生を
送ったと考えたのか、力に固執せず影でコントロールする
という策士的立場でいるつもりなのかな。


・Main Title
・The Hollywood Studio SymphonyのEnd Title


ジャック・シェパード (Matthew Fox) 外科医
ケイト・オースティン (Evangeline Lilly) カナダ人
ジェームズ・フォード (Josh Holloway) "ソーヤー" 詐欺師
サイード・ジャラー (Naveen Andrews) 元軍人
ジン・クウォン (Daniel Dae Kim) 韓国人
サン・クウォン (Yunjin Kim) 英語が話せる韓国人
ヒューゴ・レイエス (Jorge Garcia) "ハーリー" 宝くじが当たる
チャーリー・ペース (Dominic Monaghan) 英国バンドマン s5は休み
ジョン・ロック (Terry O'Quinn) 父親にダマされる
クレア・リトルトン (Emilie de Ravin) 子供を出産
デズモンド・ヒューム (Henry Ian Cusick) 能力がある
ベンジャミン・ライナス (Michael Emerson) 謎の組織「他の者たち」

ジュリエット・バーク (Elizabeth Mitchell) 敵?味方? "アザーズ"
マイルズ・ストラウム (Ken Leung) ゴーストバスター
シャーロット・ルイス (Rebecca Mader) 人類学者
ダニエル・ファラデイ (Jeremy Davies) 科学者
チャールズ・ウィッドモア (Alan Dale) 船を派遣した
リチャード・アルパート (Nestor Carbonell) "他のもの"
イラーナ・バーダンスキー (Zuleikha Robinson) フランクの仲間

レイノルズ (William Atherton) 校長
ロジャー・ライナス (Jon Gries) ベンの父
アレックス・ルソー (Tania Raymonde) ベンの生徒
レスリー・アルツト (Daniel Roebuck) 科学の教師
--- (Steve Boatright) Officer


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