ミディアム 霊能者アリソン・デュボア
Medium (シーズン1)





第2話 夢と記憶 Suspicions and Certainties

脚本/Glenn Gordon Caron 監督/Vincent Misiano
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フェニックス警察は、殺人犯イワンの泊まるモーテルを取り囲
む。ついに逮捕する捜査官。イワンのベッドの隣に寝ていたの
は既に死んでミイラ化している女性の遺体だった。

アリソンは突然そんな悪夢から目覚めると思わず叫んでしまう。
隣で寝ていた娘はその声に驚き悲鳴を上げる。
アリソンは軽い鬱の様な感じに、けだるさからなかなかベッド
から起きようとしない。
アリソンはロースクールには通わず、自分の能力を活かすため
にデバロス検事からの仕事を引き受けて行こうとするが、
前回の仕事以来、全く検事局から仕事の依頼の電話はない。
夫の
ジョーは、今度ニックたちと逢うことを妻に告げ、一緒に
食事をしようと告げる。

その頃、検事局の
デバロス検事は、女性の連続殺人事件の公判
に居た。容疑者は血まみれでチェーンソーを持っている所を
掴まえ、あれだけ証言を得ていたのに、法廷では陪審員の満場
の有罪を得られず、評決には達しなかったという。陪審員を
選定する
法廷コンサルタントの女性に対して、検事は不満を
告げるが・・・

そんな中、アリソンの元に検事局から電話が鳴ると、彼女は
朝からの鬱状態が一気に吹き飛び機嫌を良くする。
しかし急な仕事の依頼の電話だった為に赤ちゃんの
マリー
ベビーシッターに預けることが出来ず、彼女は職場に娘を
連れて行く。
デバロス検事はアリソンに逢うと、もう一度アリソンの能力に
ついて説明してくれないかと頼み、陪審員たちの心は読めるの
か?と燈。これまでに6人の女性を窒息死させた挙げ句、その後
暴行を繰り返すという犯人を捕まえたが、三週間後の裁判で
確実に有罪・死刑に持ち込みたい事を告げ、月曜日の12人の
陪審員選びの際に、アリソンの能力を使った死刑容認派を
選定して欲しいという。
アリゾナ州では死刑が認められている
とし、アリソンが適切な人材を選んで欲しいという。
しかしまずは直接陪審員候補と逢うのではなく、資料を見て
選んで欲しいという。取りあえず法廷コンサルタント側から
振り分けられた資料が有ると手渡されるが・・・

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■仕事が無くアリソンが不機嫌

取りあえずこれだけ子供が居るのだから家事をすれば良いのに
とか思ってしまう。子供が遠足だから弁当を作ってと言ってい
るのにアリソンは完全に無視。

まぁ夜中に悪夢で何度も起こされているので、不機嫌になる
理由は分からないでもないけどね。
子供が一番の被害者なのかもしれない。

■夫の友人たちと食事会

夫の友人の一人、アランの妻・カマラが児童心理カウンセラー
らしい。アランが妻が児童カウンセラーとして一人の子供の
心を開かせた事を得意げに語るも、アリソンには真実が見えて
いる。子供はカマラの胸に思わず声を出したというだけという
何とも寂しいオチ。
でも一度の成功は偶然で有るかも知れないとする気持ちに
アリソンも共感する物があった。

■アリソンの今回の案件

陪審員選びの仕事。しかも確実に極刑を望んでいる人物を
探すと言うことで何気なく引き受けるも、夫のジョーは、
アリソンの直感が人の生き死にを左右する事に違和感を覚え
ているようだ。それでもアリソンは死刑容認派なので、
一人一人陪審員の素性を見ていく。

■キーマンとなる陪審員

マクシーン・ハリスという黒人の女性。
2002年に母親が脳卒中で倒れて入院中。そんな彼女の心理を
垣間見ていくことで、彼女は献身的に見えて実際には母を
苦しみから解放したいとする尊厳死を望んでいるようだ。
ただ州の法律ではそれが許されないとの事。

■アリソンが夢に見た犯人像と現実とのギャップ

イマイチよく分からない展開だった。
アリソンが夢で見たイタリアンな犯人と、現在法廷で裁きを
受けている人物が違う人物であること。
それを知ってすぐにアリソンは検事に連絡するも、検事は
有罪か無罪かの判定ではなく、あくまで量刑を決める判決
であり、アリソンが気にすることではないという。

そのイタリアンな犯人は、イタリアンレストランのメニュー
に掲載される写真の男ということで、何処かで見たとする
思念が彼女の中で混乱していたという事なのか。

でもDNA判定、そして自白も取れているという事で、検事による
と、今の犯人で間違いとの事だった。

■自分の能力に懐疑的

まだアリソン自身、自分の能力に関してそれ程の自信はない
みたいね。そしてそれをどう活用して良いのかもまだまだ
上手く見いだせていない感じ。その辺は検事と共に開発して
いくしかないね。

アリソン・デュボア (Patricia Arquette) 能力者
ジョー・デュボア(Jake Weber)(アリソンの夫、数学者)
マニュエル・デヴァロス (Miguel Sandoval) 検事アリソン上司
アリエル・デュボア (Sofia Vassilieva)(アリソンの長女)
ブリジット・デュボア (Maria Lark)(アリソンの次女)
リー・スキャンロン (デヴィッド・キュービッド) 刑事アリソン同僚
リン・ディノヴィ (ティナ・ディジョセフ)(市長の連絡係)


ブリジット・デュボア (Maria Lark) 娘
マリー・デュボア (Madison Carabello) 娘
イワン・キネッコ (John Mese) 犯人
カマラ (Elizabeth Lackey) アランの妻、カウンセラー
--- (Romy Rosemont) 法廷コンサルタント
アラン (Wallace Langham) ジョーの友人
マクシーン・ハリス (Aisha Hinds) 黒人の女性・陪審員
--- (John Wesley) 判事
--- (Bruce Gray) ジョーの父
--- (Alan Woolf) 判事
レネ (Sofia Karstens)
ソンドラ (Kendahl King)
--- (Howard S. Miller) Defense Attorney
ダイアン (Rebecca Metz)
--- (Bruno Gioiello) 捜査官
--- (John Eddins) 捜査官
--- (Derk Cheetwood) 捜査官
--- (Chris Krauser) 捜査官
--- (Anna Maganini) Newswoman
--- (Andrew Heald) 11歳の少年
--- (B.W. Gonzalez) Foreman
--- (Reed Frerichs) Defendant
--- (Bruno Oliver) Waiter
--- (Heidemarie Fuentes) Reporter 
--- (Kema Nikia) Reporter 


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