ミディアム 霊能者アリソン・デュボア Medium (シーズン1)

第9話 秘密の少女 Coded

脚本／Moira Kirland 監督／Bill L. Norton
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アリエルはこの日夢を見る。
怪物によって城に閉じこめられているサラという少女。
本来サラは優しいドラゴンの居る、毎日虹の架かる土地で
暮らしていたが、怪物は逃げようとするサラを城に幽閉してい
たのである。

翌朝朝食の時にアリエルはこの事実を母・アリソンに相談する
が、時間に追われるアリソンは聞いた振りしてまるで応対
出来ずにいた。
しかしアリソンはアリエルを学校に送る際に、夢には大切だと
思える事も有るが、そんなに大した意味がないことも多い事を
告げ安心させる。
しかしアリエルは、課外授業でネイティブ・アメリカンの歴史
博物館に向かう道中にドラゴンの看板を見つけて驚愕する。
課外授業を抜け出して、看板を改めて見に行くと、そこに
一軒の家が意味ありげに建っているのを見かける。その家の
少年だという男に、サラという女児を捜していることを告げる
と、自分の妹と同じ名前である事を告げる。

学校からアリエルが居なくなったと電話を受けたアリソンは
急いで博物館に向かう。警察にも連絡が入り、付近でアリエル
捜索が始まる中、アリエルは戻ってくる。
今後は二度と勝手な行動を取らないでと約束するアリソン。

アリエルから夢と現実との関連性を聞かされるアリソン。
二年前に既にサラは死んでいる事が判明する。しかし何故遭っ
た事もない人の夢を私が見るのかと嘆くアリエル。

夜、アリソンの家にデヴァロス検事がフェニックス警察署の
スキャンロン刑事とやってくる。検事はアリソンの悲痛な声を
聞いて、サラの件を調べたという。フェニックスから160km圏内
で過去5年の8歳から12歳のサラと関連する女児の事件を調べた
ら唯一・サラ・クルーソンの事件が有ったという。
2年前のハロウィンの夜に友達の家から帰宅途中に居なくなった
サラ。犯人は小児性愛者のダリル・イエレンでメキシコ国境
付近で逮捕された事件だとの事だった。現在スプリングビルで
終身刑として収監されており、司法取引でダリルが誘拐して
殺害した被害者の遺体が捨てられた場所を自白することで
死刑は免れたというが・・・
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■誘拐される女児サラ

演じているのは、「アイ・カーリー」のサム役でお馴染みの
Jennette McCurdyだった。一度は死んでいるとして捜査が
終了してしまっているが、アリエルの夢の中に出てきて自分が
生きている事を訴える。

■アリエルが特殊能力を見せ始める

アリソンが見た夢ではなくアリエルが異変を感じ取ると言うこ
とで少々厄介な展開となった。

アリソンが冒頭でアリエルの悩みに真剣に向き合っていない
のではないかとヒヤヒヤする流れがあったけど、夢で一番
苦悩しているのはアリソンなのだから、しっかりと娘の事を
ケアしてあげて欲しいね。

■検事もアリソンを信用し始めた

ようやく突拍子もないアリソンの話に食いつくようになって
きた検事。今回9話になってようやく刑事のスキャンロンが
登場する。今後レギュラーとして出演することになるけれど、
これまでドラマとしての方向性を手探りで見つけていたのかな。

■アリソンとアリエルの連携

サラの件で事実確認をするために、終身刑のダリルに遭いに
いくアリソン。そこで初めてダリルがサラを殺害している
のではなく、誰かに引き渡していることを知る。

■ダリルの関係者

何者かにサラを手渡している映像が有るも顔は見えない。
この辺はドラマとして都合良く出来ているなという感じが
しないでもないけどまぁ仕方がない。

資料を調べている中で、アリエルが上手く当時の裁判での記事
を目にして、そこに写っている人物が"怪物"だと表現して
いく。

頬に傷がある男・ヘンリーが該当者で、ダリルの兄だという。
ナイフを持って暴れる父親からダリルを救ったというヘンリー
は、発達障害だという。しかし極悪非道なダリルも一応兄を
助けようとかそういう意思は持ち合わせて居るんだね。

■サラが銃を手にする

「アイ・カーリー」のサムならば一瞬で犯人をのしてしまう
のだろうなと思って見ていた。
アリエルの夢の中では銃を手にしたサラが犯人にそれを向けて
いたけど、誰か別人に当たってしまうのではないかと思い
ヒヤヒヤの展開。結局犯人に当たったけど、流れ出る血は
赤色じゃなかったな。