ミディアム 霊能者アリソン・デュボア Medium (シーズン2)

第15話 愛しい人 Sweet Child O' Mine

脚本／Moira Kirland 監督／Perry Lang
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アリソンは昼食が出来たとして家族を食卓に呼ぶ。
その中には見慣れない一人の青年・ブライアンが座っていた。
ブライアンが庭で作業しているスケボーの斜面を早々に片付け
ろと注意する。そんな中昼食を食べているブライアンは急変し、
倒れてしまう。

それはアリソンが見た夢だった。
アリソンはジョーに対してブライアンの夢を見た事を話す。
そういえば季節はもうすぐ春。そろそろこの夢を見る頃だと
思っていたという。

アリソンは朝早くに起きていた。
朝6時30分なのにコーヒーを買い忘れたとして家を出て行こうと
するのをジョーは止める。15年前に第一子の子をアリソンたち
は失っていた。ジョーももう15年前のことだとし、アリソンの
せいではない事を告げ、自分たちには立派な子が授かっただろう
と語る。それでもアリソンはしばらく一人になりたいとして、
いつも行くコーヒーショップ"コーヒーパレス"へいく。

しかしいつもは開いている筈の店が閉まっていた。
バイトの二人が入り口の前でたたずんでいるのを目にし、声を
かけるアリソン。バイトの一人は、店長のクリスティン・モア
ハウスに電話してみると、店内から電話の呼び鈴が聞こえてく
る。アリソンは中で異変が起きている事を悟り、入り口のドア
を破って中に入ると、彼女は厨房で血だらけになって倒れていた。

すぐにフェニックス警察は現場検証を行う。
副市長に昇格したリンは、検事・デヴァロスと共に現場に来てい
た。スキャンロンによると、ステンレスポットで頭部を殴られた
事による死亡だという。レジの金が2、300ドル無くなっている
事を告げる。

家ではブリジッドが捨て犬のアンガスを隠しているのをアリエル
が見つけてしまう。ブリジットが飼いたいとするが・・・

アリソンの元に検事から電話が鳴り、翌日の追悼式に一緒に出席
してくれるよう頼む。犬と子供の件をジョーに頼んでいくアリ
ソン。
その日の夜、アリソンはまたしても夢を見る。
息子のブライアンをバイト先まで送っていくアリソンの姿が
有った。そのバイト先はなんとコーヒーパレスだった。

検事と共に追悼式に出席するアリソン。
モアハウス家では夫婦の仲が悪かったのだとし、一ヶ月前に
夫のケビンが家を出ていた。新副市長であるリンも追悼式に
合流する。最近コーヒーハウスのある周辺サガロハウス地域
では強盗事件が多発している事情があり、特別捜査チームを
結成して対処する事をマスコミの前でも発表する。

アリソンはマスコミの一人、ジェームズから広報役としてイン
タビューを受けるが、追悼式にアリソンが夢で見たブライアン
と同じ顔をした人物が出席していることを知る。

夫のケビンから話を聞くと、一週間前に自宅のディスポーザー
の調子が悪いとして逢ったのが妻との最後だという。アリソン
と検事は事情聴取される様子を見ていた。何故夫婦仲が悪くな
ったのか尋ねると、自分たちは子供が欲しいにもかかわらず
子供に恵まれなかったことが原因であり、妻は自分と出会う前
にドラッグをしていたのだという。アリソンはコーヒーショップ
でアルバイトしていた人物やバイト募集に応募してきた人物の
履歴書を見せてもらう。するとそこにはブライアンと同じ顔を
したジェシー・アンドリュースがアルバイトしていた事を知る。
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アリソンがかつて第一子を15年前に流産しており、その人物が
成長して15歳になった時の姿を夢に見る。落ち込むアリソンに
対してジョーは励ますが、アリソンは夢に見たブライアンと
同じ顔の人物を見かけて家まで様子を見に行くのだが・・・

犯人の真相追求の為にまさかアリソン自身が我が身を削って
オーバーラップさせていく辺り、ちょっぴりアリソンにとって
は酷な展開だった。

それよりもアリソンは15年前に流産していたということで
間違っていないのかな。あんまりその辺の事情については語ら
れなかったけど、話の流れではそんな感じだったね。

殺害されたクリスティンが若い頃・ドラッグ中毒の際に出産し
た子供がジェシーであり、その事実を何処で知ったのかが実に
気になるところだけど、その辺の顛末も曖昧のまま展開していた
様な感じがする。

母アンドリュースにしては、当時は人助けだった訳だけど、
この場面親権はどちらに軍配が上がるのだろうか。
ジェシーがクリスティンの事を何処まで知っていたのか。
そして殺害されたのが自分の生みの親である事実を何処まで
知っているのか気になるものがあるぞ。

老犬の事に関しては、ブリジットが気に入っていたと言うよりも
ジョーが気に入っていたみたいだね。
ジョーがやたらとトラックの前に餌をまこうとか、毒入りの餌
を食べさせようとかブラックなジョークを飛ばしていたのが
印象的。