ミディアム 霊能者アリソン・デュボア Medium (シーズン3) http://tv.foxjapan.com/fox/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/762

第8話 尊厳と名誉 The Whole Truth

脚本／Diane Ademu-John
監督／Leslie Libman
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アリソンはビニールを破って息苦しそうに出てくる男の夢を見る。
ベッドの隣ではジョーが風邪を引いていて息が出来ないとして
苦しそうにしているのを見て、ジョーがそんなだからそんな
夢を見たのかと感じる。
再び眠ると、夢の中でインターネットのポルノサイトの動画
が流れる中で、自殺している人間の光景が写る。しかもその
男性は廊下を引きずられていく光景を見てしまう。

二人して寝坊の朝を迎える。
アリソンはシャワーを浴びていると助けてという事を聞く。

検事局に行くと、州議会議員のヘンリー・ライコフが夕べ
寝ている間に死んだという事を聞き、夫人が検事局に現れ、
夫の名声を守りたいと訴えに来る。
家政婦がヘンリーの死を見て通報したせいで、葬儀が出来ない
という。
議員の第一秘書をしているケイシーは、今回の騒動は誤解であ
り、死者の尊厳を守りたいのだという。
しかし駆けつけた隊員によると、首には不自然な擦痕が見られ
るという。
アリソンは現場に行くと、ヘンリーの家の廊下は昨日夢の中
で彼が引きずられていく絨毯と同じ柄のものであり、自然死
ではなく誰かが殺して現場に運んだのだろうと推察する。

話を聞くと、夫人は風邪気味で寝てしまったが、夫は真夜中
にトイレに向かっていた様だとし、目覚めると梁で首を
吊って亡くなっていたという。PCのポルノサイトを見ており
ズボンを脱いでいた形跡があったのだという。遺体を運ぶのを
手伝ったことを告げる。

アリソンは夜中に再び助けてという声が聞こえる。
その声の主・ジャミソンは何処かの穴に落ちて負傷している
ようだった。
アリソンは目覚めるとスキャンロンに相談するが、該当する
行方不明者は今のところ見当たらないという。現時点では捜索
は出来ないと言われる。

ヘンリー議員の検死報告書が挙がってくる。
そこには大量のデキソハイドロファンが検出されていたのだと
いう。そりは性欲抑制剤に使われる物で、重に性犯罪者に
使われる物だという。しかしそんな人物がポルノサイトを
見ながら自殺などするものか?として、アリソンは自殺では
無いことを訴えていく。
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議員の死亡と少年が穴に落ちてなくなった事件の夢を見る
アリソン。少年救出に向かったアリソンだが、生きていると
思われた少年は1991年失踪届が出ている12歳の少年ジミーだと
判明する。

二つの事件に何の関係があるのかと思われた事件。
性犯罪者に服用される薬という点で少しずつ議員の性欲過多な
一面を見せられるけれど、よくこんな人が議員になれたものだと
感心する。
それだけ性欲は多い方が指導者としては、どん欲に求めるもの
を追求できるのだろうか。

亡くなってから初めて知る生前の真実がテーマで、それがわかった
からといっても、弔ってくれる人にとっては実に微妙なものが
残り、弔ってくれる人もいない少年になっては、なんとも寂しい
感じのするものがある。

少年の霊も自分の存在を分かってほしくて現れたのだろうか。
時々ミディアムでは過去の事件は証明できずもどかしい状況が
描かれるけれど、少年の件では聖クリストファーお守りが
亡くなった遺体から発見されたことや自転車に付着する繊維の
おかげで証明できる。またバッグが金庫に隠されている訳
だけど、議員は前もってケイシーを縛り付けるためにバッグを
保存しておいたのだろうか。

それよりもケイシーのことを面倒みていた議員は、ケイシー自身
のことも幼い頃にいたずらしていたとかあるのかな。

4年も待てないとするけど、本当に父親のような人で慕っていたの
ならば、4年くらい待てそうな気もするしね。