ミディアム 霊能者アリソン・デュボア
Medium (シーズン3)

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第21話 頭上の敵 Heads Will Roll

脚本/Diane Ademu-John
監督/Aaron Lipstadt
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ジョーは会社でブルースが同僚二人を銃で殺害した件で、後遺
症を負うことになる。キャンティからカウセリングに通うよう
指示されていたが、弁護士だと名乗るクーパー・コンロイ
ジョーに接触してくる。

一方ナタリー殺害事件に関して、ナタリーの頭が発見される。
しかし
ラモーナ・ヘンズリーという三人目の被害者の胴体と
共に見つかっていた。

ジョーの元に父親がやってくる。
亡くなっているハズの父親
とジョーは会話
する。ジョーはこの先どうやっていけばいいの
か悩んでいる事を告げる。会議室にいた5人のウチ、助かった
のはわずか2人だったこと。何故自分が生き残ったのか。
するとジョーの父は人間は常に死とは隣り合わせであり、いつ
かは死ぬものなので、死の事など放って置けとし、しっかり
生きろという。目を覚ませというジョーへの呼びかけに、
睡眠していたジョーは目覚める。

すると隣でアリソンがジョーを起こす姿が有った。
アリソンは友人の
デブラが殺される夢を見たという。誰かに
言わなければならないとするが、ジョーはハッキリとした時期
も分からないし、今話すのは得策ではない事を告げる。
アリソンは先日風呂場で、怒りに任せてジョーの携帯電話を
水の中に水没させた事を謝罪する。ジョーはメールのやりとり
をしていた人物はメリンダであり、彼女は赤ちゃんが生まれた
のだと語る。

朝、ジョーの元に弁護士のコンロイから電話が鳴る。
会社を訴えれば、ジョーは何百万ドルも手にする事が出来るのだ
という。

アリソンは検事局に行くと、検事からP.D・マッコール
が新聞に検事局への
非難記事が掲載されている事を聞く。
強引なやり方をして起訴に持ち込んできた事への非難で、今回
はすげ替え犯にやせれたこと。あの時被告側弁護士との取引に
応じていれば、少なくとも起訴は延期され、こんな事態は
起こらなかったとアリソンは悔やむ。
そんなアリソンの元にデブラから電話が鳴る。
アリソンは今朝見た夢で彼女が殺害されていたのを知り、
いつまでフェニックスの街にいるのか?と尋ねる。仕事が終わる
までだとするデブラに対して、今すぐこの土地から出るべきだ
と進言する。被害者に共通しているのは現在ホテルに女性一人
で泊まっている人物だと告げると、私の首を気にするよりも
アリソンは自分の心配をした方が良いのではないか?と言われる。

ジョーはコーヒー店でコンロイと会い話を聞く。
ジョーは会社側に落ち度はなく、寧ろブルースの事を自分のID
を使って入れてしまった自分に責任があるのではないか?と
告げる。しかしコンロイによると、会社側のセキュリティの
甘さを指摘し、政府の仕事を請け負う会社なのに、無人のゲイト
しかないのは問題だとして、必ず何百万ドルも勝ち取れる事を
告げる。

ジョーは夜にアリソンに会社を訴える件で相談する。
ジョーは会社の事が好きだし、悪夢の一日に対して金に変える
というのは罪悪感があるという。そんな中、ジョーの元に電話
があり、上司のキャンティからランチの誘いがあるのだった。

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アリソンは友人だとして近づいてきたデブラが実は検事局の
内部情報調べるために装っていた新聞記者だと知る。
検事局が霊能力者に頼った捜査をしていることが記事として世に
公表されてしまい、アリソンだけでなく検事やスキャンロンの
立場も徐々に追い込まれていく。

連続殺人事件という事も有り、アリソンの見ている夢が色々と
時系列を無視して前後する事も有って、よく分からなくなりそ
うな内容だった。

検事が今の立場を降ろされて新たに来たトムが新州検事として
みんなの前で演説する姿が有る所など、もはや絶体絶命という
感じ。

ジョーの流れは何が一番良い方法なのか難しい物が有った。
日本ならば間違いなく、会社の良いなりになると思うのだけど
アメリカの様に訴訟で大金が手に入ると分かれば、決断が揺らぐ
というのも分かる感じがする。賠償訴訟を起こされれば確実に
負けてしまい会社が吹き飛ぶとなれば、会社としての対応も
やむなしという感じがするし、なんとも複雑。
ジョーにしてみれば、会社ではなく個人である自分の事を
一番に考えてくれって感じなんだろうけどね。

デブラはやはり一癖も二癖もある人物だった。
もの凄い殺意を感じるキャラクターだったけど、アリソンも
ちょっと軽率に内情を語りすぎるところがあったな。
それだけアリソンも追い込まれていたわけで、家族以外にも
話し相手が必要な状況が口を軽くしてしまった感じだね。
最初はデブラの中に異常性を感じていたのにね。

そういえばジョーが夢で父親の姿を見ていたね。
いよいよジョーの中にもアリソンのような夢を見る能力を
授かったのか!?

アリソン・デュボア (Patricia Arquette) 能力者
ジョー・デュボア(Jake Weber)(アリソンの夫、数学者)
マニュエル・デヴァロス (Miguel Sandoval) 検事アリソン上司
アリエル・デュボア (Sofia Vassilieva)(アリソンの長女)
ブリジット・デュボア (Maria Lark)(アリソンの次女)
リー・スキャンロン (David Cubitt) 刑事アリソン同僚
リン・ディノヴィ (ティナ・ディジョセフ) 副市長
マリー・デュボア (Madison Carabello) 娘

デブラ (Neve Campbell) アリソンの友人?薬売り
クーパー・コンロイ (Arye Gross) 弁護士
--- (Bruce Gray) ジョーの父親
マーカス・キャンティ (Gerry Becker) ジョーの上司
トム・ヴァン・ダイク (John Prosky) 副検事
ハウィ・マンデル (Howie Mandel) "ザ・ディール"、司会者
--- (Lydia Blanco) Housekeeper
--- (Dre Slaman) Waitress
--- (Katie Cleary) Deal or no Deal
--- (Ursula Mayes) Model
--- (Aubrie Lemon) Model
--- (Anya Monzikova) Model
ウォルター・パクストン (Jason Priestley) 冤罪?犯罪者?

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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