ミディアム 霊能者アリソン・デュボア Medium (シーズン4) http://tv.foxjapan.com/fox/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/762

第6話 死の味 Aftertaste

脚本／Craig Sweeny
監督／ Miguel Sandoval
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豪邸で久しぶりに再会した二人は食事を食べる。
無精髭を生やした男は美味しそうに肉をむさぼり食べる。
タトゥーを入れたのか?と問うと、仲間と飲みに行った際に
飲み過ぎて起きたらタトゥーを入れられていたという。
男にこの肉は何の肉なのか?と問うが、知らない方が良いとい
う。しかしそれでも知りたい事を告げると、君の右足の肉だと
語る。見れば分かると言われて足を見ると切り取られている
事が分かる。

アリソンが見た奇妙な夢だった。アリソンはとりあえずスキャ
ンロンに電話し、20歳代の男性でビリヤードの8番ボールの
様なタトゥーが右腕に入っていた男の夢を見た事を話す。
そんな電話の最中にキャッチホンが入る。ユービエントクレジ
ット社からの支払いの催促の電話で、支払い期限から90日以上
過ぎている事を言われる。これ以上払わなければカードは利用
不可能になると言われると、毎日電話が鳴っているので知って
いると告げ、なるべく早く払うとして電話を切る。
スキャンロンはアリソンに対して夢の件は覚えておくという。

アリソンはデバロス弁護士の元にいく。
陪審員選びのアドバイスをする中で、デバロスはこの件とは
別に相談が有るという。州議会議員をしている男性で10年以上
の付き合いになるジェド・ギャリティと先日食事をしたが、
その際、検事のヴァン・ダイクの評判がとても良くないことを
聞かされ、それでも次の選挙には誰も対立候補が居ないので
このままだと自然に再任するという。ギャリティから私に
選挙に出るよう薦められたのだと告げる。ただ選挙運動を
始めるには遅すぎるとし、議員からの支援も絶対条件だと
いう。そこで議員がアリソンに会いたがっている事を告げ、
今夜ディナーに付き合ってくれないか?と頼む。

一方アリエルは水道管を直しているジョーの元にやってくる
と、ブリジットが長電話しているのでなんとかして欲しい
と頼む。ジョーはブリジットの元に行き誰と電話しているのか?
と問うと、レシミさんだと告げ、カード会社の人だという。
ジョーはユービエントクレジット社の人物だと分かり、電話
に変わるとあなたたちは9歳の子にも電話させるのかと激怒し
二度と電話をするなと切ってしまう。

そんな中、アリソンの元にスキャンロンから電話が鳴る。
スキャンロンの元に行くと、ボイス公園で犬が遺体を発見
したと告げ、バラバラ遺体だが、遺体の体にはアリソンが
語っていたタトゥーが有る事を目にする。アリソンは夢で
見たタトゥーと同じで、自分は被害者だけでなく犯人の男の顔
も夢でハッキリと見ているという。スキャンロンはすぐに
似顔絵を作ろうと語る。

アリソンは議員と食事にいく為に準備しているとジョーに対して
デバロスの選挙の件は不安だと語る。頭が変だと思われない
かどうか。ジョーもまた選挙をすればまた記者達に追われる
ことになると告げる。しかしアリソンはデバロスの職を奪って
しまった責任の一端は私にも有るし、彼は立候補することを
既に決意しているのだと語る。応援したいのだと。

そんな中、アリソンはデバロスと共に議員に会うと、なんと
目の前にいるジェド議員は、夢で見た犯人の男そのまんまの
人物だった。
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アリソンは自分の足の肉を食べる男の夢を見る。
腕にはタトゥーがしてあり、恐らく犯人であろう相手の顔も
しっかりと見るが、殺したという実際の現場を見た訳ではな
かった。そんな中でデバロスから再び検事になる為に選挙に
出馬する事を言われる。議員からのお墨付きも必要だという
事で、アリソンを議員に遭わせると、なんとその男性は夢に
見た男・ジェドだと判明する。

久しぶりにブリジットが活躍した話。
ブリジットもついに夢を見るという年齢に来てしまった様で、
電話の相手の事を心配するという辺りが、なんとも言えない。
文字が読める年齢になった事で、表札から電話で話したレシミ
さんだと思ったのかも知れないが、流石に見ず知らずの男性
の事まで心配するのだから凄いし、ジョーもよく該当者を
探し当てたな。
下手に夢で見た事を話すと、ジョーが犯人にさせられてしまう
のではないかと思ったけど、最近のコールセンターは人件費の
安いインドや中国に有るのでアリバイとしては成立するんだ
ろうね。ただ夢の事を話してもよかったのかなと思う所も
有った。

さてアリソンのパートは一癖も二癖も有った。
戦地で起きた事は有る意味地獄の世界での事なので仕方が無い
のではないかと思わせるものの、その後の殺人については決し
て許せる物がないということ。しかしどっちにしても後味が
悪く、このまんま検事は議員と関係を続けても大丈夫なのだろ
うか。

何と言ってもシーズン4に入って完全に解決するというエピソー
ドでは無くなっている辺りの問題が出て来た。
夢で見ることと現実に起きている事の証明へと結びつけていく
流れの中で、証明の難しさみたいなものを感じるところは、
もどかしい感じ。

ドクターが一人で責任を負っていくこと。
過去の件に於いては、みんながマイケルの遺族に匿名でお金
を送っている事実が発覚する所など、複雑な思いをさせられる
事は必至の内容だった。