ミディアム 霊能者アリソン・デュボア
Medium (シーズン4)

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May 12, 2008
第16話 夢に溺れて Drowned World

脚本/Moira Kirland
監督/Aaron Lipstadt
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太陽光エネルギー分野のロックフェラーだとしてジョーはメー
ガン
から出資を受けるが、メーガンが突然ジョーに色目を
出した事を受け、これ以上はパートナーとしてやっていくこと
は出来ないとし、会社を清算し発明を返してもらうとする。
それは無理だと言うと、ジョーがメーガンを撃つ幻視を見る。

デバロスは出社する。
トム・ヴァン・ダイクから呼び出された格好で、彼は
正式に
知事選の出馬を断念する
ことになった。がらんとした事務所
にはトムの選挙ポスターが落ちていた。
トムはデバロスに対して私の友人が前立腺ガンの末期だとし
遺言状の作成のために弁護士を雇いたいのだという。その為
にデバロスに紹介してもらおうとしていた。

ジョーはこの日、メーガンとパートナー契約を切ることを言う
為に朝から気合いを入れていた。言うべき事は言わないといけ
ないと言い聞かせるジョー。
一方アリソンには税理士のチャールズ・ウィンタースと名乗る
ものから電話が鳴る。ワット弁護士の紹介で電話したとの事で
雇えるかどうか尋ねられる。

スキャンロンリンと共に検事局にいくと、デバロスとトム
が仲良く談笑している姿を見て驚く。

アリソンはチャールズのオフィスへと足を運ぶ。
アリソンは自分は犯罪関係の仕事をしていたので、こういう
事務所で働く事が向いているか分からないと告げるが、チャー
ルズによると頼み事は税務の仕事とか関係無い事で、妻・ケリー
の事だという。
彼女は自分の事を取り憑かれていると思い込んで
おり、家の中で一人で居ると水の滴る音が聞こえたり、赤ちゃ
んの鳴き声が聞こえる
のだという。元々は売り家ではなかった
が、無理を言って大金を積んで購入したとの事だった。だから
何としてでも解決したいのだという。

アリソンはチャールズに連れられて自宅に居るケリーの面会する。
ケリーはこの家が大好きで、夫が出張した時に限って怪奇現象
が起こるのだという。チャールズは
アリソンが説得してくれれば
妻も安心するハズ
との事だった。

一方ジョーはメーガンに対して、2200ドルもするガウンを贈って
くるなんてどうかしていると告げる。ガウンなどは本当に親しい
相手に贈るもので、カードも友人の域を超えたものだと語る。
この前の事もあるし、妻は気にしているのだと語ると、メーガン
は誤解だと告げる。これから私たちは大金持ちになるという
意味でカシミアのガウンを贈ったのだという。私がアリソンから
の誤解を解くとするが、そんな必要は無く会社はこれきりだと
告げる。メーガンは
貴方の勝手で会社は辞められないのだとし、
会社も貴方も51%は私の者なのだ
と語る。

リンとスキャンロンはデバロスに逢う。
トムとは仲直りしたのか?と問うと、
トムは末期ガンである事を
告げ、元々の彼は私の古い友人であり、彼も市長も知事も私が
再び検事になることを望んでいること
を告げる。トムが知事選
から降りれば対立候補も居ないのだという。トムがアリソンに
是非逢いたいと言って居る事を告げ、橋渡しをして欲しいと頼
まれたのだという。

アリソンはケリーと逢うと、いつも音がするのは10時頃で1時間
くらい続くのだという。水の音だけならばまだしも、赤ん坊の
声だけは耐えられないという。バスルームを見せてもらう中で、
何か第一印象はあるかと尋ねられるが、アリソンはステキな家
だとし、今は何も見えない事を告げる。

ジョーは弁護士7人に連絡を取るが、未だに何の連絡も来ない
事に苛立っていた。アリソンは今日、300ドル稼いだし、そんな
に生活を逼迫していないので落ち着くようジョーに告げる。
アリソンは今日逢ったケリーの件を話し、霊は居着いていない事
を話したが、逆に本人が異常であることを印象づけてしまった
かも知れないと語る。

その夜アリソンは夢を見る。
赤ちゃんの泣き声がする中、母親がバスタブに沈められる夢
だった。母親はケリーの名を呼んでいた。
アリソンはすぐに検索すると20年前に、この家でジョナサン・
マッケンジー
という男児がバスタブで溺死しているという記事
を見つける。

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いよいよシーズン4の最終話。
たまたまBS FOXで無料で放送されていたので録画して置いた
のを見た。一年間の無料放送時には15話までしか放送されな
かったので悔しい思いをしたけど、ようやく最終話が見られた。
その変わり録画して置いたのが、客間に置いて有るDVD化出来
ないHDD録画の機種だったので、なかなか見る機会に恵まれず、
テレビの改変期を機会になんとか見ることが出来た。

最終話ということで、とりあえず今後の方向性を示した流れ
だったという事だろうか。これまでのシーズンの中で突如
現れたトム・ヴァン・ダイクとの決着と、デュボア家を揺るがす
財政問題に関して、とりあえず目星をつけていくという流れが
有った。

個々のエピソードを眺めていくと・・・

冒頭でジョーがメーガンを銃殺している映像が有ったのでヤバイ
ことが起きるのかヒヤヒヤしながら見ていたのだけど、単なる
気持ちを投影しただけだったのかな。
アリソンが見た夢ならば相当動揺するはずなので、この夢を
見たのはジョー本人ってことなのか?

会社を解散したことで、酷い仕打ちを受けるかと思ったけど、
逆に25万ドルを受け取れると聞いて一体何が起きているのか
一瞬分からなかった。メーガンはかなり女狐な人で、人の良い
ジョーを欺していた格好だったけど、そんなに悪い形のオチに
はならなかったね。ジョーに全てを話せば欺されたと感じた人
によっては傷つけられるリスクも有るのに、話してしまう所は
ジョーという人格を見越してのことだったのだろうね。
メーガンには200万ドル相当で手に入った様で、その内の25万ドル
が手に入った様だ。世の中開発者・研究者ではなく、ブローカー
の方が儲けてしまうという所が皮肉でもあるけど、ジョーの開発
自体即席で正直胡散臭いモノが有ったので、そんなに腹立たしく
は感じなかった。

アリソンの件。
事件が起きたのは偶然ではなく必然の流れが有り、父親に復讐
するが為に息子を巻き込んだというものがあった。
ドラマ「サキ」と似たようなパターンの犯行動機だったけど、
父親が変人だとしたのも父親に責任が有ったとはいえ、確かに
頭が変な状況に有る事は見て取れるものがあった。
そもそも異母兄妹が結婚しているのだから、凄いシチュエーション
だけどね。
自殺してしまったケリーとその母・マデリンって同じ俳優さん
が演じているのかと思って見ていたら違う人だったのが驚き
かもしれない。

それにしてもトムは末期ガンですか。
これまで散々悪事を働き嫌がらせをしてきたのに、流石に末期
と聞いたら何もいえねー(by 北島康介さん)って感じ。
メリンダ・ゴードンの様な霊と生きる人たちとの橋渡しをするの
かな。

ブリジットとマリーが帰宅する両親がなかなかガレージから
出てこないよと言っていたのをアリエルはどう説明するのか
困ってしまうじゃないかって感じだったね。

アリソン・デュボア (Patricia Arquette) 能力者
ジョー・デュボア(Jake Weber)(アリソンの夫、数学者)
マニュエル・デヴァロス (Miguel Sandoval) 検事アリソン上司
アリエル・デュボア (Sofia Vassilieva)(アリソンの長女)
ブリジット・デュボア (Maria Lark)(アリソンの次女)
リー・スキャンロン (David Cubitt) 刑事アリソン同僚
リン・ディノヴィ (Tina DiJoseph) 副市長
マリー・デュボア (Madison Carabello) 娘
リリー・デヴァロス (Roxanne Hart) マニュエルの妻
トム・ヴァン・ダイク (John Prosky) 副検事
ハンナ (Holliston Coleman) アリエルの親友

メーガン・ドイル (Kelly Preston) ジョーの特許の出資者
テリー・カヴァノー (Ned Schmidtke) ストラスフィア社CEO
チャールズ・ウィンタース (Noah Bean) 税理士
ケリー・ウィンタース (Mireille Enos) チャールズの妻
マデリン・マッケンジー (Erin Cottrell) ケリーの母
8歳の頃のケリー・マッケンジー (Joey King) サムの娘
サム・ウィンタース (Geoff Pierson) チャールズの父親
--- (Erin Buckley) Assistant
ベヴァリー (John Hawkinson) 弁護士
--- (Joelle ten Damme) Assistant
--- (Jodi Riggins) Barista
--- (Chris Spinelli) Coffeehouse Patron

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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