ザ・ミドル 中流家族のフツーの幸せ
The Middle (2009年シーズン1)

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Mar. 3, 2010
第16話 燃える親バカ The Bee

脚本/Eileen Heisler、DeAnn Heline
監督/Ken Whittingham
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かつてアメリカ人は車が大好きだった。
でも近頃はそうでは無いらしい。
フランキーの努める車の販売店では、車の売れ行きが悪い為に
社長から提案が有る。今の客は寝たくもない古女房のように
車を扱っているとし、手入れもせず燃費ばかりを喰う車ばかり
だからだという。オーナー車の支援者が必要であり、
顧客管理
係を設置
するとの事。それを
フランキーに担当してもらう
告げる。ここ10年間に車を売ったオーナー向けに、バースデー
カードを作って贈れと告げ、
来週までに5千台分のカードを
作る
よう要求する。
フランキーは思わぬ仕事が入り、土曜日に週末のボランティア
授業に父・マイクに変わりに出席するよう告げる。
一方スーはフランキーたちの前にやってくると、
土曜日のディ
ナーは私がリクエストして良いか?
という。フランキーはあまり
の忙しさで明日のことしか考えられない事を告げ、金曜日に
改めてその件を話して欲しいと告げる。スーは必ず前日に言うと
念を押していく。

マイクはボランティア授業に出席する。
朗読の授業だが、ブリックの同級生は本の文字を読むことが出来
ない子ばかりだった。20分かけてまだ一ページも読み進んでい
ないとしたマイクはとりあえずブリックに一ページを読んで
くれと頼む。教師のトマスは、ブリックはまるで本を暗記して
いるかのようだと告げると、マイクはウチの息子は本好きで
2歳の頃から読んでいるという。ズボンを上げ忘れたり、弁当を
忘れてきたりするのに、単語のスペリング大会でも優勝する
とは凄い子供だと言われる。マイクはそんな事は初耳だとして
大会のことを聞くと、何と
学校のスペリング大会で5年生を
押しのけて優勝した
というのである。それを聞いたマイクは
ブリックの思わぬ才能に心を躍らせる。

帰宅するとスーは母に対して
土曜日はパジャマパーティーをした
いと訴える。ママに予定がなければ・・・とスーは告げると、
フランキーは忙しいのでパーティーだけは辞めて欲しいと告げる。
別の過ごし方をするという。
一方マイクは妻に対してブリックは凄い子だとして、大会で一位
になった事を報告。
オーソン大会の代表に選ばれたとし、
週末の大会で勝てば
シカゴ大会に行く事になり、そこでも勝てば
首都ワシントン全国大会に出場することになると告げる。
ブリックは土曜日は頭を休ませる事にしていると告げるが、
マイクは息子にガンバって見ろと告げる。マイクがこんな熱心な
姿を見せることに、フランキーは初めてだった。それ以来
ブリックのスペルの練習を親子で行う。

オーソン大会で優勝した両親を大喜びで帰宅。
するとスーは一人で自分の
14歳の誕生日パーティーの用意を
していた。フランキーは誕生日ならば素直にそう言えば良かった
でしょと告げると、スーは普通の親なら子供の誕生日くらいは
覚えているハズだとへそを曲げる。忙しかったという母に対して
車のオーナー向けにバースデイカードを作っているのに・・と
呆れる。
スーに来週末シカゴの大会に行くので、スーが道中の計画を立て
て良い事を告げ、車で移動する間中、スーの誕生日を祝うと
約束する。

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ヘック家ではブリックの思わぬ才能を知って、スペリング大会
で精を出す中で、スーの誕生日を忘れてしまうという大失態。
ブリックのスピーチ大会の為にシカゴに行くという目的の中で、
スーを特別扱いして、パーティーの変わりにしようと考案する。

スーが妙に冒頭からご機嫌だなと思っていたら、なんと彼女の
誕生日。スーの誕生日だというところは色んな所にヒントとして
隠されていたのに、母親はそれでも忘れてしまう。

一家で車の旅行に行く中で、主導権はスーが握るも、スーの計画
は悉く外れ。でもスーがみんなで仲良しヘックの曲を歌おうと
言って色んな曲の替え歌を歌うところが笑えた。
一番非協力的なアクセル兄さんも歌を歌っている姿に驚きかも。
先週のエピソードでは、両親を相当小馬鹿にして悪態をついて
いたのに、こういう家族イベントには結構協力的なのか。

みんながブーブー文句を言う中で、ブリックだけはカメラで
名所?をパチリと撮って回る。
結果的にブリックだけはこの旅が面白かったとして、相当
喜んでいた感じで、スーも救われた所だろうか。

モテルがあまりに酷かったし、食事した所でも、スーは思い出
を持ち帰れないとするも、アクセルだけは病気は持って帰れそう
だと皮肉を込めて語っていた。

アメリカでは良くある事なのか分からないけど、名所にはポスト
カードが置いて有るのかな。

マーシーには世界一大きな樫の木の切り株があるとするが、
あまりにチープな名所で笑える。

夜中に涙するスーが可愛そうだったけど、父親は朝早く20km先
のドーナツ店で喜ぶかと思ってドーナツを購入するも、
スーが好きなのはワッフルで、ブリックが好きなモノがドーナツ
だという。冒頭ではスーの好きな食べ物はチキンパルメザンだ
と言っていたけど、あれは母親に対して気を使って言っていたの
だろうか?

最後はブリックの大会が家族が一体感を得る。
残念ながらブリックの口癖によってそれが間違いだと判定され
惜しくも優勝出来なかったけど、確かに楽しそうな旅だった。
でもあのモーテルの汚さはハンパないな。アメリカではああいう
汚い個人モーテルが多いよね。

フランキー・ヘック (Patricia Heaton) 母、車販売
スー・ヘック (Eden Sher) 長女、取り柄のない子
マイク・ヘック (Neil Flynn) 夫、採石場現場責任
アクセル・ヘック (Charlie McDermott) 長男・15歳、アメフト
ブリック・ヘック (Atticus Shaffer) 次男・奇抜な子
ボブ (Chris Kattan) 車販売

ドン・エラート (Brian Doyle-Murray) 車販売・社長
ピーター・ミラー (Peter Breitmayer) "ピート"、車販売員
--- (Bob Clendenin) Car Lot P.A. (voice)
ブラッド・ボッティグ (Brock Ciarlelli) スーの彼氏
イーディ (Jeanette Miller) 叔母さん
ジニー (Frances Bay) 叔母さん

Mrs.トマス (Kiva Jump) 教師
--- (Duane R. Shepard Sr.) 判定員
--- (Keith Gerchak) Announcer
ペニー (Jill E. Alexander)
サンジット (Ryan Agahee) 4番の子
--- (Noelani Bailey) Girl Contestant
--- (Harrison Boxley) Boy Contestant
--- (Gregory Kasyan) Kid
--- (Aidan Miner) Kid
--- (Scott Sperber) Car Salesman

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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