ミストレス Mistresses (イギリス・BBC) http://www.dlife.jp/lineup/drama/mistress_s2/

17 Mar. 2009
第5話 EPISODE 5

脚本／Harriet Warner 監督／Peter Lydon
--------------------------------------------------------
シボーンの元にトムと浮気して居た写真が送られてきて、それ
を目にしてしまったハリーは家を出て行ってしまう。シボーン
はハリーに電話すると、今日は予約したカウセリングの日なの
で自分は予定通りに待っていると語る。

ジェシカはマークと朝を迎える。マークはジェシカ一筋で行く
事を告げ、今後は浮気しない事を誓ったことでジェシカはご満
悦だった。二人は仲良くコミュニケーションを取っていると
その雰囲気をぶちこわすようにしてキャリーがやってくる。
ジェシカはマークにキャリーとの関係を精算する事を求めると、
必ずタイミングを見計らって話すと約束する。

ダンは医療論文を発表する中で、ケイティやジャック、ミーガン
もその講義を見に来ていた。ケイティはジャックたちから、
ダンが研究医としてシドニー行きが決まった事を聞かされる。

トルーディとリチャード。
トルーディはリチャードの嘘とナタリーの件で見て見ぬ振りが
出来ない為に別れを決意する。名残惜しそうなリチャードだか゜
トルーディはエイミーはリチャードの住む場所が見つかるまで
は預かることを告げ、暫くは出張だと話しておくという。

ケイティはダンの元に詰め寄るとシドニー行きの件を問い詰める。
ダンはそれに応募したのはケイティと出会う前の話であり、
まだ研究医としてオーストラリアに行く事にも同意はして居ない
のだと語る。2ヶ月前ならばこの話に飛びついていたのは確かだ
が、今は複雑である事を認める。ケイティはそれを聞いて、
自分のせいでチャンスを潰させたくはないと考えるが、ダンは
ケイティとの関係だって重要である事を語る。

シボーンはカウンセラーの元に行くと、ハリーと逢ってこうなっ
た理由だけでも話したいという。そこからまた何かが始まると
思うという。そこにハリーがカウンセリングの為にやってくる。
シボーンはその事をハリーに語り、一種の鬱情状態であった
事を告げ、たまらない孤独感を感じていたのだと語る。傍に
いて欲しかったが、ドミニクの件で裏切ってしまったことも有っ
てどうしても言い出せなかった事を語る。シボーンは何とも
思っていない相手だったので、問題がないと思った事を告げ、
これが夫婦関係を取り戻す為の行為だと思ったとするが、
ハリーは嘘をついて他の男と寝ることが僕たちの為になると
本気で思ったのか?と失望し、君は病気なので医者に診てもらう
べきだと語って出て行ってしまう。
--------------------------------------------------------

■ケイティの場合

ジャックとの関係を断ち切りダンとの関係を再開。
ダンがオーストラリアにいくという事で再び気持ちは揺れるが
ジャックも煮え切らずに、未練たらたら。それでもジャックは
ケイティが幸せになる事を望んで、ダンとの事を考えるべき
だと後押ししてくれる。しかし友達として会うという訳の
分からないアホアホな展開によって、ダンに疑われ、しかも
食事を抜け出してジャックとキスしている所を見られて終了。

もう何も言えネー(by 北島康介)。

不幸になるべくして行動を取っている安易な女性としか思えな
い。

■トルーディの場合

リチャードに嘘をつかれてしまい意気消沈する中で、彼女に
好意を寄せる年下のサイモンから慰められる事で新たな恋の
芽生え。
サイモンからは君は一人で頑張りすぎであり、優しすぎる事を
言われ、自分の事を二の次に考えすぎるところを指摘される。
一度はサイモンからのアプローチを交わしてしまうモノの、
自己啓発の本を執筆するヘンリエッタからの助言で、冒険
するべき事を言われて、その気になっていく。

別に恋愛するのは良いのだけど、このドラマも「SEX and the
CITY」と同様に舌の根も乾かないうちに恋愛が始まるという
違和感が有る。今までの熱い恋愛感情は一体何だったの?みたい
な状態。

■ジェシカの場合

浮気しても良いと容認した状態での結婚だったので、それが
ダメだと気がついた時には身を引いていく姿の彼女。
妊娠が発覚したことで、その気持ちが加速したのかも知れない
けど、ちょっとジェシカの場合、ハートが男性っぽすぎる所が
有って決断も早すぎる。

しかしこのマークという旦那も言ってる傍から女性とベッタリ
しているし、ジェシカを啓発した女性小説家は、マークに
色目を使ったりと、最早何でもあり状態。

■シボーンの場合

リチャードと対照的な立場に居るのがシボーンだと思う。
嘘に嘘を重ねてしまい相手からの信用を失ってしまうという
キャラクターを演じている彼女は自業自得感しかないのだけど、
それと同時に精神的なもろさというものも感じるので、精神的
支柱を失ったときの彼女の行動にはちょっと恐い物が有る。

しかもトムが写真を送りつけていたということで、今のシボーン
ならこの男を刺しかねないという感じもするけど、相変わらず
トムが気持ち悪すぎて怖い過ぎる。