ねじれた疑惑
Twisted





June 25, 2013
第3話 殻を破るとき PSA de Resistance

監督/Joe Lazarov 脚本/Andy Reaser
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叔母殺しの罪で服役していたダニーは出所し、5年ぶりに街に
戻る。そして高校に通うが、彼のことをみんなソシオだとして
敬遠していた。
そんな中高校生のレジーナがパーティーの朝、6時半頃撲殺
遺体として発見される。カイルは事件捜査を行う。容疑の目
をダニーに向けていた。しかしダニーの母・カレンは彼女が
亡くなった日にダニーはレイシーと居たことをカイルに話して
いた。
そんな中、テスはデサイ家のディナーにお呼ばれした際に、
タラの写真が帰る時に無くなっていたことをカイルに語る。
何か不都合な写真が写っていたのか・・・カレンにネックレス
のことを話したら不自然な態度を取っていたとカイルも気が付
いていた

レイシーサリータアーチースコットは、フィービー
監督する「飲酒防止啓発デー」に公開する演劇の練習をしていた。
最高の出来を目指したいとするフィービーだが、他のメンバー
は単位を取りたいが為に仕方なく参加し、ふざけていた。フィー
ビーは熱演すれば絶対に10代の飲酒が馬鹿なことだと伝わると
主張する。

ダニーはジョーとリコに合流する
セラピーに行ってきたというダニーはセラピストから必死で
溶け込もうと思えば溶け込めると言われたのだという。ジョー
やリコは溶け込む前に先ずはレジーナ殺しの容疑を晴らさない
と行けないのではないかという。しかしジョーはレジーナの事
は何も知らないという。ダニーはレジーナの友達から何とかして
彼女のことに関して話がきけないかと問う。しかしジョーも
リコも高校では勉強に集中しようと決めていることを語る。
ダニーは俺はレイシーと話すが、彼女は俺たちとの関係を恋しが
っているという。ジョーに対してレイシーがまた友達として
戻ってくれば嬉しいだろうと告げる。

アーチーとレイシーは演劇などやらずに小論文を書けば良かった
かと告げる。しかしアーチーは負の面はあるがレイシーとその分
一緒に居られる時間が作れるとして歓迎する。
レイシーの様子がおかしいことに気が付いたアーチーはカイル署長
の取り調べの件について不安に思っているであろうことを察し、
署長は優しい人だとして、俺の供述は5分で終わったので、レイシー
もすぐに終わるだろうと語る。

朝食時、テスとカイルは会話する。
テスはアトリエの持ち主のヘクターがもうアトリエを貸せない
と言ってきていることをつげ、あの場所にあった荷物をどうにか
しないといけないという。カイルはガレージに入れれば良いと
するが、片付けをするのでカイルにも手伝って欲しいという。
二人がイチャつくのを見てジョーは微笑ましいわねと告げる。
父に対して、ジョーは事件の捜査のことを尋ねようとするが、
父はジョーの意図をすぐに見抜いてそれを止める。私は真犯人
が見つかったのか気になっただけだという。父とテスはジョーに
対してルールを設けようと告げ、朝食の際に殺人や事件のこと、
そしてジョーの話題は禁止だと語る。
そんな彼女は今日は父の見送りは必要ないとして学校まで歩いて
いくと語る。たまには変化がないといけないと思ったことを語る。
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ダニーは何とか学校に溶け込もうと努力するが、そんな彼の
前に再び女子生徒の一人・レジーナが殺害される。
ダニーに対する嫌疑の目を向けられる中、ジョーたちはダニー
の容疑を晴らすために、協力して行く。その過程でこれまで
自分が高校では目立たない存在として過ごそうとしていた人生
に終止符を打ち、何か他人の記憶に残るような生徒になりたい
と意識が改革されていく。

事件自体はダニーがウソをついている流れを刑事のカイルが
掴んで行ったり、アーチーやスコットがレジーナの死亡時の
アリバイに関して嘘を付いている事情がなんなのかが浮上して
きた。

意外とダニーは本当に犯人だということを描いていくのが斬新で
楽しいのではないかと思わせるものがある。周りを欺いていき、
本当に社会に溶け込むのが難しい人格だったという衝撃的展開
があるとか・・・。でも流石にそれを行うと感情移入するのが難しく
なってしまうだろうか。

何にしてもネックレスを巡った流れがどういう方向性をもって
いるのか。そしてその過程に於いてもどういうやりとりが有った
のかというのがドラマとしての興味かな。

ダニーやジョーとは対峙する関係に有るアーチー、スコット、
そしてサリータ。
中立的ポジションにいるのは、リコとレイシーだけど、
この手のドラマだとこの中立的ポジションにいる二人がどのような
動きをするのかが今後を左右していくのかも。

ダニーとしては仲良し3人組だった頃の、ダニー・ジョー・レイシー
の関係を取り戻したいのだろうし、三人の間にもその当時の
良い記憶があるからこそ、ダニーの言葉に後ろ髪を引かれる
思いがあるのだろうね。
ただその関係の中に居ないリコやアーチーとしては、嫉妬する
しかない訳で、その辺は上述する今後の展開を左右していくの
かも。


・Mine to Take by Valida


レイシー・ポーター (Kylie Bunbury) 高校生、"女王"
ジョー・マスターソン (Maddie Hasson) 高校生、地味
テス・マスターソン (Kimberly Quinn) ジョーの母
リコ (Ashton Moio) ジョーの友人
ダニー・デサイ (Avan Jogia) レイシーとダニーの元親友、叔母殺し
カレン・デサイ (Denise Richards) ダニーの母
カイル・マスターソン (Sam Robards) ジョーの父、警察官
アーチー (Grey Damon) レイシーの彼氏、サッカー部キャプテン
スコット (Todd Julian) 生徒、ダニーに挑発的

フィービー・ダリ (Brittany Curran) 生徒、マジメ
サンディ・パルマー (Daya Vaidya) 警察官
スコット (Todd Julian) アーチーの仲間
サリータ (Jamila Velazquez) レイシーの友人
ダグ (Ely Henry) オタク系、メガネ
ジャナ (Tracy S. Lee) スコットに一晩弄ばれる
若い頃のジョー (Cassie Brennan)
11才の頃のダニー (Mathew Baltzer)
11才の頃のレイシー (Sabriah Fraser)
Miss モーズリー (Lenora May) 科学の教師


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