ねじれた疑惑
Twisted





July 16, 2013
第6話 夜のドライブ Three for the Road

監督/Joe Lazarov 脚本/David Babcock
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事件の2日前にレジーナの元に2千ドル入りの手紙が届いて
いた。送り主は不明だか、送ってきた住所はコネティカット
だと判明する。
レイシーはその事実をダニーに話すと、秋祭りの後、二人は
ジョーに話す。レイシーに心当たりの人物はいないのかと
問うが、レジーナにコネティカットの友人がいるなんて聞いた
ことはないという。去年にそこに住んでいた人とデートしたの
ではないかという。しかしレイシーはレジーナのメールを見直
したが、"コネティカットの男"としか書かれていないという。
私が知らないのに他の人に聞いても分かるはずはないとレイシー
は語る。脅迫状のことはやはりジョーの父に言うべきでは
ないかとするが、レイシーは反対だった。みんなに知られる
ことでレジーナの名声が壊れることに懸念を示したものだった。
しかしジョーはレイシーに対してこれはジョーの人生がかかって
いることだとして、それを優先して考えるべきことを唱える。

ダニーはジョーがレイシーに厳しく当たる姿を見て彼女も
協力しようとしてくれていることを説いて、なんとか仲直り
させようとする。

一方ダニーは帰宅するとソファーのネックレスを確認しよう
とするが無くなっていることに気が付く。先日、母のカレン
は隠してあるネックレスを見つけてマクナリー公園の湖に
投げ捨ててしまったのである。
ダニーは母が取ったということを知り問い詰めるが、処分した
事を告げる。ダニーはあのネックレスは必要だった事を告げると、
カレンは寧ろなんで持っていたのか・・そして何で私には
嘘を付いていたのかと問う。ダニーはレジーナが亡くなった
日の翌日に僕のロッカーの中にあのネックレスが入って居た
のだとし、誰かが置いていったのだという。誰が犯人にせよ
あれがタラおばさんが持っていると知っている人物による
仕業だと語る。俺をハメようとしたので、処分することも
考えたが、寧ろ犯人を見つけて戻しておけば、疑いを晴らせた
かもしれないのだと語る。カレンはもしもあなたが無実だと
するのであれば、捜査で分かるハズだと語る。それを聞いた
ダニーは「もしも」と語った母に自分のことをやっぱり信用
していなかったとして、失望する。

ジョーはリコの元にいくと、秋祭りからリコの様子がおかしく
なっていることに気が付く。ジョーはこの事を問い詰める。
リコがダニーを信用しないのは理解出来るが、あんたとの
関係に溝を作りたくないのだという。事件の件を二人で調べて
いるのかと問うと、リコはジョーが秋祭りの際に彼を見る目
が違っていたことを指摘する。ジョーにとってダニーはツガイ
のようなものなのかとすると、恋をしているように見えたと
いう。しかしジョーは私は無実を晴らしたいだけだと告げ、その
手がかりを見つけたのだという。しかしリコは逆にダニーの
疑いが晴れないことを目撃したと言ったらどうかと問う。
ジョーは現状では犯人他にいるのだという。

ジョーはレイシーに逢うと、コネティカットにいかないか
と誘う。レイシーは秋祭りの時にキスした件は間違い
だったと告げる。
そんな中ジョーもやってくると、コネティカットに行こうと
思っていることをジョーにも語る。しかしジョーは秋祭り
以降、父・カイルが私のことを厳しく監視しているのだと
告げ抜け出すことが厳しいことを語る。ジョーはダニーは
保護観察の身なので州を出たら違反になる事を告げるが、
大丈夫だと語る。

ジョーは両親に対してリコと勉強をするのでダイナーにいく
と言って家を出ようとする。しかしカイルは先日、ダイナーは
貸し切りパーティーがあると言っていただろうと告げると、
私の勘違いだったとし、学校でリコと逢うつもりだった事を
語る。勉強をするならば自宅でしろというカイル。テスは
ジョーの好きにさせても良いじゃないかとするが、カイルは
許さなかった。
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レイシーはレジーナの元に届けられた封筒の中に脅迫状の様な
ものと同時に口封じをすると思われる現金が入っていることを
知る。ダニーとジョー、そしてレジーナとその送り主が誰
なのかを探りに行く。

ダニーとしては自分が起こした事件によってジョーとレイシー
の関係が崩れたことに罪悪感を持って居るようで、なんとか
二人の関係を修復したいと感じている様だ。元々三人だった頃の
楽しい思い出が根底にあり、ダニーとしては逮捕された5年前
から時計の針が進んで折らず、今でもこの三人は繋がって居る
という感じを持っているのだろう。
その間に起きたジョーとレイシーとの間の時間・関係などを
考慮すると容易なことは言えないとは思えるのだけどね。

時の流れと友情関係、三角関係という意味では、ダニーとジョー
の母親同士の関係というのも興味深く浮かび上がってきた感じ
がする。
ダニーの父でカレンの夫のヴィクラムのことが今回は随分と
引き合いに出された。

彼が死んだ日にカレンはヴィクラムとハデに大揉めしたこと。
飲んで居る状況でヨットに乗り失踪していること。高校時代
には先にヴィクラムと付き合っていたのはテスの方だけど、
別れた後にカレンと付き合い、その後もテスとヴィクラムは
浮気していた事実が提示された。高校2年生の聖パトリックでの
パーティーの時だと語っていた。何処まで互いに憎しみ有って
いるのか分からないけど、もう20年前のことだと語る姿。
やられた方は20年経っても忘れないというのはあるかと思う。

思い出話で花を咲かせるシーンも多かった。
ラジオから流れてくる曲を巡り、4年生の時にハマっていた曲が
流れた瞬間に、モホークビルでのソリ滑りの話が引き合いに出さ
れた。

・ジョーは常に自分が被害者だと思っている。
・レイシーは常に自分のことしか考えていない。

ジョーとレイシーの仲が決定的に分かれたのは、アンバーの13才の
誕生日会に於いて、クラス全員が呼ばれたのにジョーだけが呼ばれ
ず、その理由をアンバーから尋ねた際には、レイシーがジョーを
呼ばないように持ちかけたことがあるとのことだった。

そんな二人の性格故に、例えダニーが事件を起こしていなくとも
二人の友情は自然消滅していたのではないかということで納得
し合っていた。二人の関係を引き留めていたのがダニーだったのか。

コネティカット州のシルバースカイマンション413号室から送られて
きた手紙。
ガードマンによるとそこに住んでいる人はいないという。上手い
ことパソコンの住民リストの履歴を見ると、そこに住んでいた
のはヴィクラム・デサイだったことが分かる。彼はここに住んで
いて、死を偽装して逃げたのだろうか。

最近夫が家族の前から逃げるというドラマが多いな。
クライアント・リストしかり溺れる女たち ミストレス
とか。

リコが目にした秋祭りでのカレンの行動。
カレンが湖の中にネックレスを投げ入れたこと。
これから警察も湖を捜して証拠を集めるのかな。


■使用された曲

・Here It Goes Again by OK Go
・Before the Sun Goes Down by The Co-Writes


レイシー・ポーター (Kylie Bunbury) 高校生、"女王"
ジョー・マスターソン (Maddie Hasson) 高校生、地味
リコ (Ashton Moio) ジョーの友人
ダニー・デサイ (Avan Jogia) レイシーとダニーの元親友、叔母殺し
カレン・デサイ (Denise Richards) ダニーの母
カイル・マスターソン (Sam Robards) ジョーの父、警察官
テス・マスターソン (Kimberly Quinn) ジョーの母
アーチー・イェーツ (Grey Damon) レイシーの彼氏、サッカー部キャプテン
スコット (Todd Julian) 生徒、ダニーに挑発的

--- (James Moses Black) Security Guard



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