ねじれた疑惑
Twisted





July 16, 2013
第7話 ダニーの秘密 We Need to Talk About Danny

監督/Chris Grismer 脚本/Brian Studler
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リコはカイルに対して秋祭りの夜にカレンがマクナリー公園の
湖に悲しい顔をしながらネックレスらしきものを投げ捨てた
ことを語る。一方レジーナの元に脅迫状が届き、それを調査し
にコネティカットにいくと、そこにはヴィクラム・デサイが
アパートの一室を借りていた事を知る

サッカーのコーチ・チャンドラーはこの日、週末のフェアビュー
高校との試合がある事を告げ、ファレルがFW、デサイがDFとし
て出場することを説明する。ファレルとダニーは一緒に筋トレ
しようと告げ明日も7時半に集合しようと語る。
スコットとアーチーはダニーがレギュラーとなったことに
気分を悪くしていた。
アーチーとレイシーが話しかけているところにダニーが現れ
レイシーに声をかける。キャプテンの彼女には愛想良くしよう
と思ったというダニーは益々アーチーのことを挑発していく。
アーチーはそんなダニーに対して"変人"、"サイコ"と呼び捨てる
が、レイシーはそういう言葉を使うのは辞める様アーチーに
語る。ダニーは怒ってくれたことに感謝を示す。

ジョーが寝ている所にダニーがやってくる。
昔は良く親の目を盗んでここに来たこと。外出禁止は後何日で
解けるのかと問うが分からないと語る。コネティカットにまで
出かけたのに何も収穫が無いなんて・・とダニーは呟く。
ジョーとレイシーだけはヴィクラムが手紙に関与している証拠
を知っていたが言えなかった。ダニーはそれでも収穫と言えば
君とレイシーが仲直り出来たことだと語る。
そんな二人は見つめ合うとキスし始める。
しかし以上の一連の事はジョーが見た夢だった。

カレンとダニーは朝、キッチンで逢う。
カレンは最近ダニーと会話が無くなったことに懸念を示す。
ネックレスの件でまだ怒っているのかという母に対して、
ダニーはもう気にしていない事を告げ前に進む事を語る。
それを聞いてカレンもダニーの無実を信じている事を語る。
これからチームメイトと筋トレにいく事を告げると、母はこれ
からビックナー不動産の面接を受けることになったと語る。

テスとカイルは朝からダニーがテスの陶芸教室に通う件で
言い争う姿が有った。そんな会話の中ジョーが起きてくる。
父親は娘に門限のことを厳しく言い渡すが、ジョーは今日は
模擬試験の対策で学校には10時までいることになるのだと説明
する。それが終わったらすぐに戻るんだぞと言うとカイルは
署にいく。テスはジョーに対して父さんに反抗しないで欲しい
と頼む中、ジョーが未だにレイシーやダニーと何処に行って
いたのか言わないことが要因である事を語る。
ジョーはテスに突然ジョーの父・ヴィクラムの生前のことを
尋ねる。どんな人だったのか。複雑な人だったが、楽しくて
社交的な人だったという。亡くなる前、事故が起きる数ヶ月前
に変わった出来事は起きなかったのかと尋ねるが、ここ数年は
会話していなかったという。

レイシーは学校にいくと、レジーナとコネチカットの関係に
ついてサリータやフィービーから話を聞いて回る。
レジーナのメールを見ていてそれが出ていたのだと説明するが、
フィービーはレジーナには沢山の男の影が有ったことを語る。
別荘の男、サングラスの男、アイスダンサーの男etc...。
レジーナの話はしないと約束したでしょというサリータ。
そんな三人の前にフィービーの兄・タイラーがやってくると、
今日は俺の誕生日だという。フィービーは今朝ママからパンケーキ
を焼いてもらったので良いでしょと告げるが、今夜グリーン
グローヴ墓地死者と恒例のパーティーを開くので三人にも
来て欲しいと招待する。レイシーに対してあの友達の金髪の女の子
も一緒に連れてきて欲しいと頼むタイラーだが、彼女とはもう
友達ではないと語る。しかしタイラーは君が会話しているのを
見たと語る。

ジョーとダニーとリコは会話していた。
しかし実際に会話しているのはジョーとダニーばかり。
ジョーに対してレイシーとは会話したかを尋ね、リコにも会話
するが、もう自分はレジーナの死の件に関しては手を引いたと
語る。ジョーはレイシーはずっとアーチーと居るので会話
していないが後で離すと告げる。
ダニーが去った後、リコはジョーに対して、君は彼に夢中の
様だという。ジョーもそれを否定せず、寧ろ現実に目を覚まさ
せて欲しいと頼む。するとリコはダニーの嫌な側面を一つずつ
上げていく。彼は自分の叔母を殺した男、そしてレジーナ事件
の容疑者であること。しかしジョーはそれらは全て憶測でしか
ない事を語る。リコはそれを聞いて、彼の謎に執着しなければ
良いとし、普通の人だと思えば良いのだと語る。
「執着を断ち切る唯一の方法が、彼が必死で隠している事を
打ち明けるまでとことん執着することなんて矛盾していることを
指摘する」が・・・
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ダニーとレイシーとジョーは三人でダニーの嫌疑を晴らす為
にレジーナの殺害事件について調べていたが、レイシーとジョー
は協力するにもダニーが殆ど心を閉ざしていて、過去の事件に
関して何も話そうとはしない現実に苛立ちを覚える。
そんなダニーと付き合っているウチに、ダニーが居なかった頃
に形成されていた人間関係は、ダニーの存在によって新たな
形へと変化していくことになる。

ダニーが5年前のタラの件を隠していることと、その内容の中に
ジョーを守る為と称しているところがどういう意味を成すのか
が気になること。この事実を知ることが、どういう危険性を
持っているのか。
レジーナが狙われたように、この事実を知ったものが襲われる
と思っている為なのか。それとも5年前にジョーの知らないとこ
ろで彼女が狙われていた何かが存在しているのかが気になるところ。

ダニーがレイシーに話しかけるシーンが有った。
彼には悪気はないと思っているのだろうし、また元の関係
に戻す為に目の前の困難からは逃げないと誓っているのかも
知れないけど、アーチーとレイシーが一緒にいるところにダニー
が現れた時には、流石に事態を混乱させるだけで、寧ろダニー
の悪意というものを感じるところも有った。

レイシーにしてもジョーにしても明らかにダニーに対する愛情
を感じて居る流れがあるのに対して、ダニーはレイシーのこと
を愛しているのか。それともジョーとの関係を望んでいくのか。
今の所レイシーとダニーは両思いで、ジョーは片思いの状況だ
けど、三人の関係ということの難しさを感じるね。

サリータはレイシーが二股をかけていることを知っていた。
この人、もう少し意地悪そうなことをしそうで、いつも厳しい
ことを言っているけど、レイシーに対しては、悪意はないのかな。

寧ろドラマとしてはリコの存在が気になるね。
この人が明らかにジョーをダニーに奪われまいとして、行動を
起こしている部分が有るので、アーチーが犯人だと思わせて、案外
ファレルの流れもリコが仕掛けたのかも知れないな。

不動産業者に就職が決まったことで、コネティカットのマンション
の契約の件(ヴィクラムが契約していた)も案外カレンが掴んで行く
のかなと思うところが有るし、ついにネックレスが発見してしま
ったけど、ヴィクラムがレジーナに渡したという疑いが有る中、
それが判明するまではダニーに対する風当たりの強さは気になる
ところだ。


■使用された曲

・Federico FerrandinaのRolling Tempo

・Everything's Lookin Up by Sugar & The Hi Lows
・When It All Goes South by Death and a Cure


レイシー・ポーター (Kylie Bunbury) 高校生、"女王"
ジョー・マスターソン (Maddie Hasson) 高校生、地味
リコ (Ashton Moio) ジョーの友人
ダニー・デサイ (Avan Jogia) レイシーとダニーの元親友、叔母殺し
カレン・デサイ (Denise Richards) ダニーの母
カイル・マスターソン (Sam Robards) ジョーの父、警察官
テス・マスターソン (Kimberly Quinn) ジョーの母
アーチー・イェーツ (Grey Damon) レイシーの彼氏、サッカー部キャプテン
スコット (Todd Julian) 生徒、ダニーに挑発的

タイラー・ルイス (Chris Zylka) フィービーの兄
エディ・ギャレット (Aaron Hill) 警察官
フィービー・ダリ (Brittany Curran) 生徒、マジメ
スコット・オグデン (Todd Julian) アーチーの仲間
サリータ (Jamila Velazquez) レイシーの友人
コール・ファレル (John DeLuca) サッカー部、ダニーと息が合う
ハリー・チャンドラー (Drew Powell) コーチ



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