ねじれた疑惑
Twisted





August 6, 2013
第9話 真実はいつか現れる The Truth Will Out

監督/Joe Lazarov 脚本/Erin Maher、Kay Reindl
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リコの証言によって、警察官が公園の湖を捜索したところ、
ネックレスが発見。カイルはカレンを署に呼んで事情を尋ねた
ところ、自分がレジーナを殺害したと自供する

グリーン・グローヴ警察
レイシーとダニーは母が任意で署に連れてこられて自供した
事を知り待合室に来ていた。俺の母が君の親友を殺したなんて
頭が真っ白だという。レイシーは例えそれが事実でも一緒に
乗り越えようと語る。そんな中連絡を受けたジョーも警察署に
やってくる。

カイルは取調室でカレンから本当のことを話して欲しいと言わ
れる。
あの日ダニーやタン校長と遭いに学校に行った際にレジーナと
すれ違った時に彼女がネックレスをしていたのを見て、すぐに
タラのネックレスだという事が分かったのだという。夫がレジ
ーナに与えたものだろうとし、あの子に問いただしに言ったら
レジーンはずっと彼のことを愛していたと葉にしたのだという。
咄嗟にそこに有った凶器を手にして殴ったのだという。
カイルはカレンにその凶器は何処に有るのかと問い、凶器は
何だったのかを問うが、ショックで覚えて居ないという。
検察に知らせるまでには48時間の猶予があるが、それまでに
色々と証拠の裏取り作業をしなければならないのだという。
確信できる証拠が出るまで逮捕出来ないのだと語る。カレン
はカイルに息子と話をさせて欲しいと頼む。

カイルは取調室から出てダニーにカレンが話勝手居ることを
告げにいくと、そこにジョーやレイシーが来ていることを知る。
ジョーとレイシーはおばさんに人が殺せると思うか?と問うが
逆殺してもいないものを自白すると思うか?という。不倫の
件ではカレンは知っていたのか。おばさんがレジーナに脅迫の
手紙を送っていたのか疑問に感じる。
レイシーは週末は妹・クララの13回目の誕生日会があることを
告げ、父・サミュエルシアトルから戻ってくるのだという。
その件が現在憂鬱で仕方が無い事を語る。

ダニーはカレンと遭うと、母に対してオレはレジーナを殺して
いないのだと語る。それならば母さんがレジーナを殺して
ネックレスをオレのロッカーに入れたということなのかと問う。
カレンは貴方はもう10代の普通の子のように学校に行って楽しんで
欲しいのだとし、幸せにならないとダメだという。

エディとカイルはカレンの件で話合う。
カイルはまだカレンには捜査妨害という事以外、ネックレスだけ
では殺しの証拠にはならないこと。凶器すら覚えて居ないなんて
不自然だという。カレンは犯人ならば何でレジーナは死ぬ直前
にダニーにメールしているのかも分からなかった。しかしエディ
は不倫の話が事実から少なくとも動機はあるという。しかしそれ
にはヴィクラムがレジーナと面識が有ったかどうかの証拠も
掴まないといけないと語る。

ダニーはジョーやレイシーの元にいくと、母は何かを知っている
感じにも思えたと語る。
レイシーはそろそろ金の入った手紙の件やコネティカットに有る
ヴィクラム名義の不動産のことを話すべきではないかという。

一方ダニーはレイシーに対してジョーにはそろそろ恋人関係に
あることを話さないかと告げる。ダニーは友達のジョーに隠し
ごとをしているようで罪悪感があるとのこと。君たちはもう友達
だろうとするが、まだ親友ではないというレイシー。しかし
ダニーはジョーの前でフリをし続けることは苦しいのだと語る。

全てを話す時が来た。
ダニーとジョーとレイシーは、テスとカイルが居る中で
2千ドルの入った手紙の件(脅迫付き)、とコネティカットの
アパートの件を話す。これが殺される二日前にレジーナの
元に届いたということ。
カイルはなんでそんな大事な事を隠していたのかと問うと、
レイシーは自分が隠すようにみんなに頼んだのだと語る。

そんな中ダニーは取りあえずカレンが留置場にいる間は
カイルの家で過ごす事になる。未成年者を一人で家に置いておく
ことは出来ないという。しかし泊めるのは一時的であり、通常
は近親者と共に住むのだという。ダニーの近親者と言えば
アリゾナに住む祖母だった。
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カレンが湖に捨てたネックレスを警察が見つけてしまい、カイル
から問われることになる。カレンはダニーを守ろうとして、自分
がレジーナを殺害したことを語るが、話に矛盾が有る為に
カイルとしても困り果てていた。起訴するまでの48時間になんと
か彼女のウソの自供を覆そうとするが・・・

色んな人のウソというのが明らかにされていくエピソードだった。
そのウソの中には他人の為という名目が含まれていたり、
自分自身の為のウソや家族を守る為のウソなど様々なウソが
含まれている。

ダニーのウソ

ネックレスの件に於いて、自分が持っていたのは、その事実を
知られた時の反応を気にしてのことだった。特にジョーと
レイシーとの関係が良好になっていく程にそのウソの重みと
いうのが増してくる。
正直に話しても受け入れてもらえるのかどうか。そして信じて
もらえるのかどうかは一つのポイントとして描かれている。
結果として、ダニーは秘密やウソが多いということで、ジョー
もレイシーも離れていってしまった。ただジョーもレイシーも
自分に降りかかっている事態をダニーのウソに便乗して発憤
しようとしていた感じにも思える。

カレンのウソ

ダニーのことを信用してあげられなかったことに対する罪滅ぼし
なのか。それともヴィクラムとレジーナの件で何か真実を
知っている部分が有って嘘を付いているのではないかという疑惑
が浮上する。
しかし実際にはカレンのついたウソの中には、幼少期にダニーの
前で思わず、息子ではなく娘が欲しかったとする発言をしたこと
による後悔の念があるようで、その時以降、ダニーは母から愛されて
いないと実感するようになったようだ。会話を聞いている限り
養子みたいな感じだし、まぁダニーはそのまんま中東系の顔立ち
をされているので、父親がアジア系なのかどうか気になって
いたけど、そのまんまアメリカ人だったので、やはり養子だった
みたいだ。

タン校長からの性関係の要求が有ったり、罪を被ろうとしている
姿に愛を証明する形だった。

サミュエルのウソ

レイシーの父が初登場。年に2回しか帰国しないというとんでもない
父のようだ。妻と遭うとケンカばかりしているということで
レイシーにとっては悩みの種だったみたいだけど、その原因が
ついに明らかになる。ジョーがたまたま目にしたのは、体操の
コーチとキスしている姿。なんとサミュエルはゲイだった。
レイシーに妹のクララがいるとのことだけど、肝心の誕生日の
主役であるクララの姿が全く見られなかったね。

レイシーのウソ

ジョーは親友には嘘がつけないと考えて、サミュエルのゲイの
件を包み隠さず話をした。しかしレイシーはダニーとの関係を
ジョーには話すことが出来ずにいる。

今後

捜査の過程で金の流れを探っていくとマーナという会社から
マンションの家賃の支払いと共に、レジーナに送られた前日に
2000ドル引き出されている事を知る。
経営しているのは誰なのか。
展開が完全に「クライアントリスト」とか「溺れる女たち
ミストレス」
化してしまっている訳ですが、「プリティ・リトル・
ライヤーズ」
もそんな感じだったね。

そしてリコの元に送られてきたレイシーとダニーの動画。
果たしてどういう使われ方をするのか。


■使用された曲

・Federico FerrandinaのRolling Tempo

・Heartbeat by Xavier & Ophelia


レイシー・ポーター (Kylie Bunbury) 高校生、"女王"
ジョー・マスターソン (Maddie Hasson) 高校生、地味
リコ (Ashton Moio) ジョーの友人
ダニー・デサイ (Avan Jogia) レイシーとダニーの元親友、叔母殺し
カレン・デサイ (Denise Richards) ダニーの母
カイル・マスターソン (Sam Robards) ジョーの父、警察官
テス・マスターソン (Kimberly Quinn) ジョーの母
アーチー・イェーツ (Grey Damon) レイシーの彼氏、サッカー部キャプテン
スコット (Todd Julian) 生徒、ダニーに挑発的

タイラー・ルイス (Chris Zylka) フィービーの兄
エディ・ギャレット (Aaron Hill) 警察官
フィービー・ダリ (Brittany Curran) 生徒、マジメ
スコット・オグデン (Todd Julian) アーチーの仲間
サリータ (Jamila Velazquez) レイシーの友人

ジュディ・ポーター (Robin Givens) レイシーの母
ヴィクラム・デサイ (T.J. Ramini) 父
サミュエル・ポーター (Allan Louis) レイシーの父
マーク・タン (Rob Yang) 校長
ミッチ (Scott Connors) クララ(レイシーの妹)の体操クラブの講師
11才の頃のダニー (Anthony Keyvan)



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