28 Feb. 2014
第10話 裁きと報復 Smoke Alarm
監督/Paul Holahan 脚本/Aaron Fullerton
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ポールはオーディンとベロの仲介役としてベロに接触。
FBIが周りで監視する中でベロと接触するが、ポールこそが
オーディンだったのである。
ポールはFBI捜査官たちに会話を聞かれないようにする為に
意図的に送信機を壊した挙げ句、ベロに対して現在のヘロイン
価格の85%の値段で良いので俺の正体は秘密にして取引しよう
と持ちかける。
ポールは監視していたチャーリーたちにオーディンとの接触
は無理だったと報告する。
しかしベロはオーディンからの物のやりとりが行われて、市場
にヘロインを流し始める。そんなベロに対してカザ・カルテル
はオーディンとの取引は辞めてカザに戻るのだとして暗殺者
を派遣するが、マイクがそれを阻止する。暗殺者を殺さずカザ
に返して自分たちの姿勢を見せようというマイク。しかし
暗殺者からは"エル
オンブレ シャベ"が来ると言われる。
鍵男、"ジャングルズ"と呼ばれるカザの謎の暗殺者のことだっ た。
マイクはビーチで朝からトレーニングを行う。
マイクはオーディンを検挙しようとする際に交戦したが、相手の 肋骨こそ折ったものあっさりと熨されてしまったのである。
ポールはその頃マイクによって折られた肋骨の痛みに耐えていた。
ジョニーは朝からシャワーを浴びる中、チャーリーがバスルーム にいるジョニーを見ていた。バスルームに来る時には予め話す
のがルールだろうとクレームをつけるジョニー。 ジョニーはチャーリーに対してポールがオーディンだとする
疑惑は晴れたのかと問うが、まだ気が済んでいないと語る。
一方ペイジはビーチで休憩しているマイクの元に水着姿でやって
くる。朝からサーフィンをしていたペイジは、先日アビーと グレイスランドの二階で鉢合わせしてしまい、アビーがマイクに
不信感を持って出ていってしまった為に、結果的に振られてしまっ た格好だった。あれ以来アビーとは連絡していないというマイク
はシュックを受けていた。上手くやれると思ったというマイク に対して、ペイジはあの事実を知っているのは私だけなので
この件は自分だけの胸の中にしまっておく事を語り、何か有れば 話を聞くと語る。
チャーリーはジョニーにまだポールの無実が証明された訳ではない と語る。
そんなジョニーは朝食当番の為にスクランブルエッグを作る。 ペイジやポールに食べるかと問うが断食中だとして誰も食べよう
とはいない。ポールはマイクにベロがカザに伝言を届けた後、 カザ側からの返信は有ったのかととうが何も無いという。
しかしジャングルズが現れることは明らかであり、ベロはそれに 応戦する為準備中だと語る。
チャーリーはジャングルズやベロの事も良いが元凶はオーディン でありその事を忘れるなと告げるが、オーディンの件は依然と
して正体が掴めていないので無駄な労力を使うよりも先ずは ジャングルズの正体を掴むべきではないかと語る。
そんな中マイクの元にジャングルズからの動きが有ったとの知らせ が入る。
マイクはベロの売人の一人が殺害され足を切られて電線に ぶら下げられているのを目にする。これはまさにヤツが来たとい
うことを示しているのだろうとのこと。
一方ポールはダイアンモーテルに電話すると、今夜予約を取った
ものだが、目立たないように部屋に入りたいとして鍵を鉢植えに 置いておいて欲しいとオーナーに頼む。チップ100ドルを渡すと
語ると、オーナーもあっさり了承する。 ポールはモーテルにいくとその鍵で室内に入り、部屋全体が見通
せるように、監視カメラを設置していく。 その映像を無線で別の場所からパソコンで監視出来る様にして おく。
マイクはケーブルテレビ局に扮したFBI捜査官と共にベロの隠れ家
へとやってくる。ベロはマイクにここが俺の隠れ家だとして、 マイクに警備上の問題点を尋ねると、高速にも近いし侵入者を
見通せるだけのものが有るので立地的には問題がないと語る。 ベロが何故か楽しそうにしているのをマイクは疑問に感じる。
するとベロは足をぶら下げられたから俺がビビっていると思う のかと逆に問いこれ以上に酷い状況を見てきたのだという。
ベロは部下に巨大なケースを持ってこさせると中には大量の
マシンガンが入って居た。
チャーリーはオーディンの件で動きが有ったとの報告を受ける。 オーディンが利用するダミー会社を見つけ、夕べロングビーチ
のモーテルで支払いが行われたのだとペイジに語る。 ただオーディンはこんな初歩的なミスをするとは思えないと
して警戒心を露わにする。
ベロはマイクに頼んで部下たちにマシンガンの扱いを教えるよう
告げる。ベロは売人の部下たちに、町に出たら恐れず引き金を 引くよう告げ、自分のブツを奪われないよう男らしく守れと
指示する。しかしベロが居なくなった後、部下の一人は、恐れる なというのは簡単なことだという。マイクはそんな彼にベロは
血が流れることを望んではいないとし、この武器を持たせるのは あくまで抑止力のためだと言い聞かせる。
マイクはポールに逢うとジャングルズの件で何か進展が有った かどうかを尋ねるがまるでないという。ポールは未だに顔すら
分かっていないとし、過去に見た時にはバンダナで顔を隠して、
鍵男の由来でもある鍵を鳴らして歩く音だけしかジャングルズ
だと特定出来るものはないのだと語る。マイクはベロが強力な 銃を導入しナタやライフルを持った部下たちを町に放っている
現実を口にし、こんな状況は見ていられないと語る。 そろそろベロを逮捕するようFBIに知らせようというが、ポール
はそれを止め、ジャングルズを見つけるまではまだダメだと いう。悪党をおとりに使って別の悪党を捕まえる・・・辛くても
それが仕事だと語る。マイクはポールにあんたがしたいのは 犯人を検挙することでなく復讐したいのではないかとするが、
ポールは両方だと語る。
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